BEAUTE 2

ASUKAの気まぐれな毎日と
ハハサマのがん闘病人工肛門についてなど

ハハサマのおでかけ

2007-07-30 12:28:36 | ハハサマのがんと闘病★人工肛門
今日(昨日)、無事に告別式をすることができました

ご参列くださいました皆様方には、取り急ぎこちらで
御礼申し上げます。

お顔を見てくださった方、いかがでしたか?
とても綺麗な顔で可愛いお帽子をかぶって…。
さぁ~どこへでかけるか♪
何年ぶりかにお顔をみてくれた方もたくさんいてはったと
思います。

実質の闘病生活は去年の3月から1年4ヶ月。

ひょっとしたら、病気でほんとにほんとに苦しかったのかも
しれません。

最後しんどい時には…
『今宇宙に飛んで入ってるねん。』
『今は地底にもぐってるねん。』
なんて…私達が落ち込まないように気遣ってくれてたのかも?

私達が取り乱さないように、
ゆっくりゆっくり受け入れられる時間を与えてくれた

なんて家族思いなんだろう

呼吸が止まってから、3姉妹で体を拭くのを手伝い、
お化粧もしてあげて、お着替え。
2晩家に泊まって、しっかりお話もできました。

家を出発する前にお湯灌(最後のお風呂)をしました。
こちらも私達3人で体を洗ってあげました。
顔の産毛そりを葬儀屋さんの方がやってくれたんですが
見ていると、エステを受けているよう…。
気持ち良さそうに見える♪

お湯灌のあとに用意していたお洋服を着せてもらいました。
白い帽子をかぶって、お花柄のチュニックと
紺色のズボン。
腰から下には日本代表のユニフォームをかけて…。

納棺の時に好きなものをたくさん入れました。
舟木一夫の写真集
巻選手の写真&ポスター
サッカーマガジン&ダイジェスト
たらこキューピーや
かわいいキャラクターグッズ
ポシェットとかばん♪

お出かけしても退屈しないように色んなものを
持って行ってもらいました。

あ!ハンカチ入れるの忘れた…。
向こうで買ってもらうことにしよう★
それか四十九日までに…。

ハハサマがくれた覚悟の時間と最後のお手伝いの時間。

このお陰で、ものすごくさびしいけれど、
私達は納得するまでハハサマとの時間を過ごせたような
気分です。

天国へのドアがしまる瞬間まで
「ありがとう」と「さようなら」を
私、お父さん、大妹、小妹、小妹の旦那君、大妹の彼君で
大声でしっかり伝えました。

お母さん、いってらっしゃい。
いつか会えるまで、待っててね。

いってらっしゃい