ほんのり天然色

気の向くままに綴るぼんやり日記

第60回全国珠算研究集会

2014-04-12 00:14:36 | そろばんのハナシ
ここ一週間、タクヤさん(犬)の調子が落ちてて心配です

さてさて
30日の式典に続き、31日は大井町の「きゅりあん」で研究集会でしたぁ




講演は
 相田みつを美術館の館長であり、息子である相田一人さん

演題は
 一生勉強 一生青春 ~父 相田みつを を語る~

いのちの詩人と呼ばれ
誰もが知ってる「にんげんだもの」の人

読む(感じる?)人によって優しい口調だったり怒りだったり
あの独特の文字から織りなされる言葉の力ってスゴイ!って思ってたけど
もともとは日展に何度も入賞している素晴らしい筆使いの字を書く「書家」だったって知って
超オドロキ!
それがまたスクリーンで映し出されてもっとビックリ
・・・本当に上手い・・・

作業場での相田みつをの写真が流れたんだけど
ボツになった紙の山で溢れて、自身が埋まっちゃうくらい
全て注いで常に真っ向勝負なんだなぁってズシンときた

だから
伝えたいことを文字で表しているうちに確立された字体なんだなぁ
そんなことを思いながら見つめて聞いてた

作品の数々を写しだしながら、そのきっかけになるエピソードや時代背景をお話ししてくれるんだけど
自分にとって新発見ばかり
相乗効果なんだか何なんだか
気がつけば優しい話し口調に涙ベロベロ
そして笑いもちょっとあったりして
心に直接響く講演でした

この後はパネルディスカッション
こちらもまた興味深いお話ばかり

自分自身、子供の気持ちを持ち合わせ過ぎるせいか
児童心理学にちょっと興味が^^
その中で出てきた「ふれあいの五原則」
子供は情緒的なふれあいを求めているという話

温かいふれあいがいかに子供の心を形成するか

温かい心のふれあいを与えられていると心が安定している
それが欠けた場合、条件付きの場合、温かいふれあいを求めて叱られるように自分で仕向けるようになる
そしてそれが温かいふれあいが得られるまで続く
温かくても冷たくてもふれあいが得られないのが何よりも苦痛である

そんな内容だった

子供だって大人だって怒られるのを想定して話す場合がある
でもその前には何回も頭の中でリハーサルして
まだ何も伝えないうちにそのリハでグッタリしちゃったりしてさ

子供の中にはセンセとお話しする時間が楽しみだったりするし
掛け合いが心地いいのか?毎度怒られに来てるよんた生徒もいる
練習はちゃんとしてるけどね
カタチは違うにせよ
小さいながらも学校や家とは別に
自分だけの時間や居場所を見出だしたり
それによって自分でいられたりすんだろうよなー
だもんで
無口だったり消極的だった子がしゃべっちょに変身したりすると
センセはもぅ嬉しくて大変なのだ

私たちセンセにとっては
一人ひとりみんなみんな かけがえのないめんちょこ デスからね^^

その後はアンリ先生の「教場における危機管理」の発表
生徒の入退時間の管理メールや駐車場の監視カメラ等、保護者さんの立ち位置で考えて設置したもの
災害に対しての自家発電装置の設置などなど
積極的に取り組んでらっしゃいました(スゴイのひとことでした)

そうそう
会場の別階で催されてた物販に向かう途中
ここでも前日助けていただいた広島県の先生が手を差し伸べてくださって。
とってもお世話になりました^^
ちゃんと御礼を言えないうちに終わってしまったのが残念(涙)
こんなトコですみません、ありがとうございました


相田みつを の作品から自分のを一つ選ぶとしたら
今なら何を選ぶんだろう

あなたなら?どれを選ぶ?

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