浮雲亭とんぼの全国B級グルメ紀行

B級グルメをこよなく愛する旅芸人のニッポン全国食べ歩き日記。

【喜多方市】 ★ 暴力的な麺の弾力&珠玉のスープに感涙 「食堂なまえ」

2007-10-27 10:30:16 | 福島県


知らない土地で美味いラーメンを探したい時、私はネットで調べる。
正直に言うと一番参考になるのは、あの悪名高き“2ちゃんねる”だ。
やれ犯罪の温床だとか、危ない人間が集う場所のような報道をされるが
関わり方さえわきまえれば、これほど貴重な情報源はない。

そんな訳で「喜多方ラーメンを語るスレッド」で評価の高かった「食堂なまえ」へ向かった。
注文したのは「極太手打ちラーメン (520円)」
黄金色のキラキラスープはどこまでも美しく、 うどん並みの極太手打ち麺が優雅に泳ぐ。
まずはスープを一口。
“ウマ~”
グルメレポーターの常套句 「さっぱりしているのにコクがある」 は、こういう味にこそ使って欲しい。
続いて、麺を頬張る。
“な、なんだ この暴力的弾力”
さぬきうどんでは何度か体験したが、ラーメンでは初めての食感。
「ズッ、ズッ、ズルズル、・・ツルッ」てな感じで麺を吸い込む時の音がまたいいの。
お昼に食べた「まこと食堂」は木端微塵に吹き飛んだ。
店内も 切り盛りしている老夫婦もレトロ感たっぷりでいかにも“食堂”しているし、
あんまり美味かったので、個人的に何か賞をあげたいくらいです。
文句なく今年一番のホームラン。
少し場所が判りにくいけど、探してでも食べて欲しい一杯だ。

* 喜多方には「生江食堂」というラーメン屋もあるようですが、別の店です。お間違いなく。

【喜多方市】 ★ ラーメンの町の超有名店 「まこと食堂」

2007-10-26 04:03:09 | 福島県


ラーメンの町、喜多方にやってきた。
どこに行こうか考えたが、そう何杯も食べるわけではないので、いつもどおり「まこと食堂」へ。
あまりにも有名な店なので、平日の11時過ぎでも結構な賑わい。
今回も中華そば(550円)を注文する。
スープに程よく脂が乗り、平打ち縮れ麺に良く絡む。
実にバランスのとれた1杯。
ウマイものはウマイのだ!

★ 遅ればせながら旅日記も更新中 


【寒河江市】 ★ 山形といえば蕎麦でしょ!  「慈恩寺そば」

2007-10-25 17:55:53 | 山形県


山形の麺といえば、スープに氷を浮かべた“冷やしラーメン”なんてのもあるけど、やっぱり蕎麦です。
特に「尾花沢、村山、寒河江」 この辺りには美味い蕎麦屋が点在しており「慈恩寺そば」もその1軒。
実は、この店に来るのは2回目で、昨年、店の名物“板そば”を食べて
その量の多さと味に感銘を受けた私は、今年も足を運んだわけです。
折角ブログに載せるので、奮発して“天ざる(1250円)を注文。
田舎そばの“黒”と天ぷらの“白”の対比が美しい。
見た目だけでなく、味も最高。
田舎そばは歯ごたえがあり、サクッと上がったアツアツの天ぷらと交互に頬張れば至福の時間が訪れます。
ううっ、画像 見てたらまた喰いたくなってきた。

山形の景勝地といえば山寺(立石寺) 現地レポUPしました。

 

【鶴岡市】 ★ 民宿はいいよな! 「温泉民宿 しらはま屋」

2007-10-24 00:52:46 | 山形県


鶴岡での仕事が終わった後、湯野浜の温泉民宿 しらはま屋に宿をとる。
夕食はイカ刺し、エビフライ、焼き魚、刺身盛り合わせ、いも煮、カニ1匹など評判通り品数が多い。
残念だったのは、焼き物、揚げ物が冷めていた点。
家族経営の宿だし それも いた仕方無いことではあるが。
それでも山形名物、いも煮(鍋)は具だくさんで抜群に美味かった。
ビールの大瓶1本付けて1泊2食9050円也。

朝食後、部屋でチェックアウトの準備をしていたら、おかみさんが柿を剥いて持って来てくれた。
ご主人も気さくな方で、ホテルと違ってのんびりしたひと時を過ごせた。
“まったりできる”これぞ民宿の特権。


【鶴岡市】 ★ 見知らぬ土地で喰う再会のラーメン 「英 “はなぶさ”」

2007-10-23 23:12:00 | 山形県


新潟県まで徒歩5分、山形県鶴岡市の鼠ヶ関地区にやって来た。
なぜここに来たのか 詳細は 後日 もう一つのブログに書こうと思うが
簡単に言うと、中学の時の同級生がここで歯医者をやっている事が判明し 今年30年ぶりに再開。
“じゃあ飲もうか”って話になり、翌日、流れでラーメンを喰う事に・・・。

そもそも“鼠ヶ関”という地名自体 知らなかった位で
特別行きたい所もないので、言われるままついていく。

暖簾をくぐったのは「英(はなぶさ)」という店。
実は、奴とは前の晩 ここで飲んでいる。
どうやら 夜は居酒屋だが、昼はラーメン屋に変貌するらしい。

注文したのはシンプルな しょうゆラーメン(500円)
全く期待していなかったが、これが美味かった。
スープは東北らしくさっぱり系、僅かに縮れた麺のシコシコ感と固めの茹で加減が絶妙。
意外な所で 予想以上の物が出てくると何だか嬉しい。
帰ってからネットで調べたが、やはりというか 店の情報はほとんど引っかからない。
まあ、判った範囲でのっけときます。

★「英」(はなぶさ)
  住所 羽越本線鼠ヶ関駅の近く
  電話 0235(44)3455
  営業 11:30~22:00(火曜定休)