HITO-OMOI(ひとおもい)

ひとを、ひととき、ひとへに想ふ短歌がメインのブログです。作歌歴約二十年、かつては相聞(恋歌)、現在は専ら雜詠です。

4760-4762首目・・・水戸市内逍遙

2023-04-13 00:00:00 | 日記

(水戸駅、水戸黄門助さん格さん像)


「烈公の溢るる気迫にふさわしき咲き乱るる梅春の魁(さきがけ)(新作)」
烈公とは、水戸第九代主徳川斉昭こと。


(偕楽園、表門)

(東西梅林)

(好文亭楼閣よりの千波湖)


「学びし場されど蟄居の身となりて至善はもはや瞑目にのみ(新作)」



(弘道館正庁)


(要石歌碑)

行く末も 踏みなたがへそ あきつ島 大和の道ぞ 要なりける 斉昭自詠。


(至善堂御座の間)

徳川慶喜は、大政奉還後、駿府に送還されるまでの間、至善堂に蟄居していた。



「濠跡を貫く鉄路定府(じょうふ)をば強いられし水戸軽きを思ふ(新作)」


二の丸と本丸を隔てる大堀切に敷かれた水郡線。


水戸市はあまりにも徳川一色なので、私にとっては詩情がたいして動く街ではなかった。散歩もまさに逍遙だった。

(050308-09)


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