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HITO-OMOI(ひとおもい)

ひとを、ひととき、ひとへに想ふ短歌がメインのブログです。作歌歴約二十年、かつては相聞(恋歌)、現在は専ら雜詠です。

5336首目・・・振り向きつ

2025-08-30 00:00:00 | 短歌

「振り向きつ後退りせしは懸崖(けんがい)に追ひ込まるるや誰と知らずも(新作)」



焦燥感、、単に2時間ドラマの見すぎか、、(汗)

不尽

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5335首目・・・ 拘りを

2025-08-28 00:00:00 | 短歌
「拘(こだわ)りを消去(ディレート)せんとて来た海は鍵(キー)を見失ふばかり目映(まばゆ)し(新作)」


海に近い駅を通り過ぎた時に詠んだ。
下の句が句跨りで、もともと大した出来ではない歌なのだが、
「鍵(キー)を見失ふほどの目映(まばゆ)さ」
と『体言止め』にするのとどちらがいいかなぁ。

不尽



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5334首目・・・犬が呼ぶ

2025-08-26 00:00:00 | 短歌

「犬が呼ぶ犬が応へる犬たちが呼び合ひながらひとりに気づく(新作)」




四句がなんだか妙だが、このままにしておく。

不尽

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5333首目・・・雨の日に

2025-08-24 00:00:00 | 短歌

「いざ行かん雨の日地下街ウォーキング二往復半目標達成(新作)」



酷暑の折、思はぬ無料エクササイズ。

不尽

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5332首目・・・仄かなり

2025-08-22 00:00:00 | 短歌

「仄(ほの)かなり稍々(やや)くきやかに心づけば滲み消えゆくその名は希望(新作)」



希望の経年変化(劣化?)、、
まぁ、こういう定義めく歌は駄作が多い。

不尽

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5331首目・・・思ひ出の

2025-08-20 00:00:00 | 短歌
「思ひ出の裏側に生ふる数本の柔らかなれど棘の鋭(と)きかな(新作)」



怖ゝ触れる、いや触れてしまう思い出ゆえに、忘れ難い。

不尽
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5330首目・・・漕艇部

2025-08-18 00:00:00 | 短歌

「漕艇部背なに染め抜く若き等は等しき色の腕(かいな)生やせり(新作)」



生活圏にはボート部を持つ高校が2つある。

不尽

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5329首目・・・陰謀論

2025-08-16 00:00:00 | 短歌

「陰謀論流れ出づるも凡人(なみびと)が見抜けらるるは猿芝居とよ(新作)」



昨今、ド素人も「ええかっこしぃ」で、安直に使いがちな言葉。低級な代物は、古来?「下衆の勘繰り」というのだがね、、。


さて、「論」ではなく一事象ではあるが、かの有名な平家のソレも、「鹿ヶ谷事件」と呼ばれる場合が珍しくはないらしい。

不尽

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5327.5328首目・・・戦後80年2首

2025-08-14 00:00:00 | 日記

「戦友と上梓せし亡父(ちち)の戦記をば開かず四十余年経ちたり(新作)」


私自身は(もはや死語の)『戦争を知らない子供たち』に属するのだが、亡父は、外地に従軍していた。

場所は、マレー半島北部。シンゴラは、タイ南部のシンガポールとの国境辺りのようだ。広義では、「マレー作戦」と呼ばれた任務のためらしい。

幸い玉砕するような戦地・戦局ではなかったようで、終戦後帰還した。

そんな父は、戦後37年が経ってから、幹事となり、戦友向けに冊子(回想録)を2回にわたり印刷・発行した。2冊ともB6判だが、150ページ余でそこそこの厚みだ。

手に取れる場所には保管しているのだが、未だに開いて読むことができずに今日に至っている。

20代の頃には、「どうせ昔を懐かしがってるだけやろ。元帝国軍人が、、」と嫌悪していた。

今はさすがにそんな不埒な?考えは抱いて居ないが、これがなかなかどうして開けないのだ。

子の責務だとか、歴史の伝承とか通り一遍のことが頭をよぎる。でも、何故か怖じ気づいてしまうのだ。この気もちは一体何なのか。

死ぬまでに、読むことがあるのだろうか、との思いが巡る戦後80年だ。


(余談だが流行歌『戦争を知らない子供たち』の作詞者(北山修)は中高の同窓生だ。あまりに年齢が離れすぎている大先輩であるが、、。)



「マレーにて幾人(いくたり)殺めしと言放ちきただただ何も返さざり亡父(ちち)は(新作)」


20 歳は過ぎていた。母が病気で急逝してから、間もない頃だったはずだ。

何かの口論の際の弾みで父に言い放った一言。内心で「あぁ、言うてしもたな。」と咄嗟に気づいた。

父は一言も発しなかった。だが、父の顔を見てはいなかった。いや、見ることができなかった、というべきだろう。

果たして、父は、腸がにえくり返ったろうか、悔しかったろうか。悲しかったろうか。寂しかったろうか。

遺されたひとりきりの息子にこう言い放たれて、、。

これ以降、戦争のことを父と話すことは一切無くなった。


父は母に先立たれて2年後に回想録を出して、その3年後に亡くなった。

あの出来事を思い出すと、後悔というより、心臓が収縮するのがわかる。そんな戦後80年だ。

不尽

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5326首目・・・定食屋

2025-08-12 00:00:00 | 短歌

「定食屋三角巾のいと白き若き女将に大盛頼めり(新作)」



ただごと歌。

不尽

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5325首目・・・口ぐせの

2025-08-10 00:00:00 | 短歌

「口ぐせのまんまのメール変わらざり会はず久しきヤツの「つーかさ。」(新作)」



あるある?

不尽

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5323.5324首目・・・狂歌二首

2025-08-08 00:00:00 | 短歌

「地球儀を弾きつ彼等と地続きでなきを確かむディールディールディール(新作)」


「仏壇の母に証書の本物をチラリにあらでしかと見せにき(新作)」



賞味期限?3ヶ月程度!のクズ歌、、。

二首目・・四句は品下る表現だが、該当事象はもっとお下劣。母は二十歳で亡くした。

不尽

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5322首目・・・指さしし

2025-08-06 00:00:00 | 短歌

「汝(なれ)指しぬ六行きりの時刻表失ふまでの残りの時間(新作)」



国内には鉄道の駅が九千六百あるらしい。

不尽

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5321首目・・・口語短歌のことなど、、

2025-08-04 00:00:00 | 日記

図書館の雑誌コーナーで「角川短歌」を偶々手にしてしまい!、歌人村木道彦の死去を知った。(2024年9月号)

村木道彦は、1942年11月生〜2024年3月没、享年81歳。


今頃知ったのか!感だが、それなりの理由はある。

というのも、2010年に一旦作歌を辞めた際に、短歌雑誌を読むことも辞めてしまった。

およそ6年後の2016年に作歌を再開したのだが、短歌雑誌は読まずに今日に至っている。併せて、NHK短歌も見なくなった。新聞への投稿も再開せずじまいだ。

従ってここ15年ばかりは、短歌界で何が起こっているかほぼ解らない状況で、無知無反省無目的のまま、無恥無闇に?歌を詠み見続けているのだけなのだ。


さて、当該号の特集記事では歌人柴田典昭による50首ベストの選歌があり、歌集『天唇(1974 年)』からは22首選ばれている。

「現代」口語短歌のパイオニアとも言われる村木だが『天唇』の収録歌の多くは文語であって、一首丸ごと(ほぼも含む)口語である歌は存外少ない。


その22首の中から、気に入りの歌を抜いてみる。


きみはきみばかりを愛しぼくはぼくばかりの思いに逢う星の夜


我前(まえ)に立つ すなわち赤いブラウスのそれでいてあなたはずかしがりや


するだろう ぼくをすてたるものがたりマシュマロくちにほおばりながら

 三首目は村木作の歌として最も有名な五本の指に入るだろう。


それではと、手持の『現代歌人文庫 村木道彦歌集(国文社刊)』で『天唇(全篇)』を久しぶりに読み直す。

全て(ほぼも含む)口語の歌で心が動いた歌を抜く。


かんきりで切るきりぐちのぎざぎざは「恋人印」のもものかんづめ


スペアミント・ガムを噛みつつわかものがセックスというときのはやくち


ましろにはあらぬ繃帯 ひのくれを小指のかたちのままにころがる

 三首目の喚起力は素晴らしい。つくづくそう思う。


歌を読み始めたのは、1993年終わり頃なので、『サラダ記念日』(俵万智、1987年)にタイムリーに触発されたわけではない。

今は文語で詠んでいるが、初めは口語だった。10年くらい経った頃かなぁ、文語に切り替えたのは、、。

文語で詠んでいる理由は、(一応)正統ということに加え、定型(57577)に嵌ったときの快感の感度?が口語より高いから、だ。



「重ならぬ鼓動が悔しい夜だから最小公倍数を求める(新作)」

、、と言いながら句跨り、(恥)

不尽


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5320首目・・・レシート

2025-08-02 00:00:00 | 短歌

「レシートの裏に最期の走り書き文月尽日Good Luck ,dear.(新作)」



一応、こんな走り書きも「文」と見做そう。

不尽

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