HITO-OMOI(ひとおもい)

ひとを、ひととき、ひとへに想ふ短歌がメインのブログです。作歌歴約二十年、かつては相聞(恋歌)、現在は専ら雜詠です。

5079首目・・・幾人か

2024-07-20 00:00:00 | 日記

2023前半戦83試合43勝38敗2引 首位3差

2024同時点83試合43勝39敗1引 首位1差

何と!CSに出られるかもしれないというシーズン当初にはおよそ想定外の事態!。


この時点で昨年は今永・バウアー二人で12勝。今年はジャクソンとケイ、そして石田裕太郎の新加入三人で12勝。と穴埋め。

そして、打では、やはり蒼彗天(オースチン)。


てなわけで、今シーズンは勝敗関係なく純粋に試合を楽しめると安心していたのに、、。

勝ち負けが気がかりでどうもくつろがない。(笑)

まぁ、優勝の心配はしていない。巨人だと予想してる。


でも、最低2試合余計に楽しめるから、ここまで粘ってるなら3位でいいからCSに行ってほしいものだ。

筒香がHRをスタンドに放り込んでCS進出を決めることを夢みているのだが、、。




それにしても、新戦力の選手たち(外野手三人と石田裕太郎)のプレーは清々しくていいものだ。


「幾人(いくたり)か新しき星現れて一等星を目指し戦ふ(新作)」

不尽

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5078首目・・・二時打ちし

2024-07-18 00:00:00 | 短歌

「二時打ちし柱時計にうつつにぞ三時打てるが夢にて会ひぬ(新作)」



昭和の柱時計は、いや壁掛時計ですら、1時間毎に(時刻の数だけ)時を打っていた記憶がある。(就寝するときには、時報のスイッチを切る、、。)

不尽

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5077首目・・・京都オーバーツーリズム考

2024-07-16 00:00:00 | 短歌

「とりあへず番組流せ本を出せ関知いたさぬ観光公害(新作)」



京都(市)に縁を持つ者として、(現在の)府知事と市長双方の゙中高の同窓生として、一首。


京都(市)がキラーコンテンツ故といえば聞こえはいいが、上の句のような安直さが現象の一因に思えて仕方がない。


遠くからぼんやり考えるだけだが、シニカルに過ぎるだろうか。(まぁ、海外からのツーリストはもっと構造的な原因もあるのだろうが、、。)


如何に優秀な先輩、後輩の彼等とて、「本質的」な改善は困難だろう。むしろ、期待するほうが酷というものだろう。


まぁ、出来は、理屈っぽい下手な主張してる駄目歌。


今日は、祇園祭の前祭の宵山だ。

不尽

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5076首目・・甲子園100周年

2024-07-14 00:00:00 | 日記

甲子園球場誕生100周年に因むNHKの特番を視聴。

中でも名場面投票結果は興味深かった。まぁ、今どきこんな投票するのは、30代以上か、野球小僧だけとは思うが。



「1961年第43回夏の報徳学園対倉敷工」とか「1958年第40回夏の坂東・村椿」などが漏れてるのは時代の変遷だなぁ。

このうち、第54位に関することは、

にこのブログで以前書いたことがある。

渋いと感じたのは、第50位。実は、リアルタイム視聴の記憶がある最古が、この試合だ。白黒テレビかけ流していただけなのだが、本盗の場面は確かに記憶している。(最も当時は野球のルールも分かってはいなかったが。)そんなに有名な試合であったか、と。

一方、「1989年第61回春決勝の上宮のサヨナラエラー」とか「1998年第80回夏の宇部商の延長15回サヨナラボーク」とかは、どうなんだろう。(公開されてないけど81〜100位には入ってると思う、、。)

も少し言えば、9回の悪夢的な「1988年第60回春の中京」や「1976年第48回春の鉾田一」も私は忘れられない試合だ。

やはりノックダウン方式の甲子園では、敗者に目が行ってしまうものなのかも知れぬ。



「人前で泣くこと憚られし頃尠(すくな)き例外として甲子園(新作)」

不尽

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5075首目・・・水飛沫

2024-07-12 00:00:00 | 短歌

「水飛沫君は切れぎれ今日もまた目を閉ずなかれまだ此処に居る(新作)」



切れぎれになるふたり。ただ、ひとりはまだ目を見開いたままだ。

不尽

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5074首目・・・放置には

2024-07-10 00:00:00 | 短歌

「放置にはあらざり寧(むし)ろ見殺しの事ども例へば我の五七五(新作)」



箴言めいた歌は大抵が駄歌。
七七の下の句ができない「シューベルト7番」(笑)が常にある。

不尽

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5073首目・・・横恋慕

2024-07-08 00:00:00 | 短歌

「横恋慕さるるもしかたなきやうなる坂の頂或るひと置きて(新作)」


(口語)
「横恋慕されてもしかたないような坂の頂或るひとを置き」


函館を旅行する前に詠んだ。どっちがいいかなぁ。


四句と五句を入れ替えると自分の居場所が逆転するようにも読める。(こういうのが、作歌の面白いところ。)これまた、どっちがいいかなぁ。(笑)


「横恋慕さるるもしかたなきやうなる或るひと置きて坂の頂」


(俳句)
「夏坂の上(ㇸ)で横恋慕さるるかな」


おお、詠嘆か!(笑)ちと歌意と違う、、。(汗)


「夏坂の上(ㇸ)で横恋慕されてみよ」

いいかもな、(笑)

不尽

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5071.5072首目・・男性化粧品2首

2024-07-06 00:00:00 | 短歌

(渡辺貞夫『マイ・ディア・ライフ』裏ジャケ)


「昨日より半歩トリップせんとして俺のBRAVAS鏡に向かひき(新作)」


整髪料(スタイリング)の歌。色気づく頃。

世代は「バイタリス」、「マンダム」、「MG5」いずれでもない。

しかして、「BRAVAS 」だ。あの安定感のあるフォルムが好きだった。

四句は、ボクであってはならぬ。俺だ。  

長らく使い続けたのは、FM 番組の『渡辺貞夫マイ・ディア・ライフ』の影響もあるかなぁ。

そう、〜ブラバス、サーウンドゥ・トリップッ、『渡辺貞夫・マイディアライフ』〜だ。

「ブラバス」の後は、「アウスレーゼ」を使っていた。(輪島・貴乃花のCMよりずっと後のことだから)さほど理由はない。

今は、「ルシード」を使って長くなった。これまた、理由はない。

ただ、時代は、無香料になった。

 


「汝がためと懸想する人出でてこそ手にするメンズコロンの小瓶(新作)」


フレグランスの歌。も少し年かさが増える頃。

フレグランスはアトラクティブなもの。歌意は、説明不要だが、女性(不特定異性を意識して)は異なるのかなぁ。

「ギャツビー」をかなり長く使ってるけど、選んだ理由はなんだったかなぁ、思い出せない。

まっ、使う必要性が減少してるよな、、。苦笑。

不尽

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5070首目・・・同窓会

2024-07-04 00:00:00 | 短歌

「同窓会欠席続けアップさるる彼等は赤の他人に成り果つ(新作)」



「(中高一貫男子校で、おまけに劣等生やったし)同窓会なんかに出て何がおもろいねん」、と内心毒づきながら、HP を確認している捻くれ者の歌。

不尽

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スポーツ短歌18 2024年上期

2024-07-02 00:00:00 | 短歌

なぜだか、野球ばかり10首の今期。



五年後に戻らまほしと蔦の這ふ球場(ボールパーク)に送らんShōta
(4961)

キャンプイン優勝するはずなきがゆゑ却(かへ)りてシーズン愉しめる哉
(4982)

ウェンデルケンウィックケイにアンソニー今だ空きたる96番
(4987)

壁つくりタメを産み出し面で打つ悩めど十(とお)に七はしくじる
(5013)

凡打あり美技あり三桁(みけた)の番号を背負ふ彼等の止まざる競争
(5014)

打つほどに遍く心に届きしが打つほど離れし近くの心〜大谷翔平元通訳事件〜
(5017)

ポスティング7年8年FA権「I✭YOKOHAMA」形容さまざま
(5018)

手を翳せ揺らせハマスタ応援歌アーチを架けむ我等が2 2 5
(5021)

打たずとも構わぬ非礼を詫びるのみ帰朝報告柵越え225
(番外)

二番から六番いかさま誇れども導火線とぞ一番打者(リードオフマン)
(5050)





(筒香復帰第2戦、060508)

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5069首目・・・三針が

2024-06-30 00:00:00 | 短歌

「三針が重なる瞬間(とき)を過たず若きをのこが駆け出したるも(新作)」


切迫?徒労?。、みたいな歌。

不尽

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5068首目・・・父母の

2024-06-28 00:00:00 | 短歌

「父母の享年過ぎて目覚むれば呼吸(いき)は大きく深くあるべし(新作)」



感謝、、何かわからぬものに対する。

不尽

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5065-67首目・・・鶴ヶ城登城

2024-06-26 00:00:00 | 日記

近々、函館戦争の跡を辿るために渡道するので、前哨戦?で、またまた会津若松へ。


「降伏をなしし日付は我が生れし月日と知らず天守に登る(新作)」


旧暦(慶応四年九月二十二日)ではあるが、迂闊にもやっと気付いた次第。


「飯盛で若き生命が散れどなほ籠る一月戦ひ了(をは)んぬ(新作)」


(天守から臨む飯盛山)



「白露はやがて消ゆれど泣血氈(きゅうけつせん)会津が血涙染むをな忘れそ(新作)」


(錦絵『会津藩降伏図』) 




(白露庭(降伏式の場所、家老内藤介右衛門邸))



やはり『會津壹番館』に足が向く。何度訪れても心が安らぐ純喫茶。

(060524)

不尽

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5064首目・・・思い出が

2024-06-24 00:00:00 | 短歌

「思い出が美しすぎる理由(わけ)などは知りたくないから ここに居て、君。(新作)」


FMでバリー・マニローが流れ、とても魅力的な彼の歌声に思わず詠む。『ふたりのオールド・ソング』(『The Old Songs』)という曲。

三句と四句の間には、一字空け。

まぁ、売れそうもない歌謡曲の歌詞みたいやな、、。

不尽

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5063首目・・・ささやかなる

2024-06-22 00:00:00 | 短歌

「ささやかなる決意をじわり強ひられつ噛みたり今朝の冷飯一膳(新作)」



『な、大袈裟な、、保温せえへんかっただけやろ』の一首。


俳句にすると
「冷飯が決断強ひる夏の朝」
こんなんやろか、、?

針小棒大感が薄れるか?、、大和男子っぽい?。(笑)

不尽

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