「四十(しじゅう)年振りに会う友郷里にて社長の奴を呼び捨てにせり(新作)」
近年になり奇跡的?にラインでつながっていたので、やたらめったら再会の感激というほどではない。(が、物理的距離はとてつもなく離れている。)
「どちらかがこの世にいなくなるまで、あと一回くらいは会いたいものだ。」とお互い納得して別れる。
不尽
「四十(しじゅう)年振りに会う友郷里にて社長の奴を呼び捨てにせり(新作)」
近年になり奇跡的?にラインでつながっていたので、やたらめったら再会の感激というほどではない。(が、物理的距離はとてつもなく離れている。)
「どちらかがこの世にいなくなるまで、あと一回くらいは会いたいものだ。」とお互い納得して別れる。
不尽
「老獪と若気のいたり何れ採る賢人もはや御座(おわ)しまさねば(新作)」
老醜は埒外だが、、。
「よりましに投じませうと促さるる反らしたる胸薄き選良(新作)」
選良はもはや死語、、。
こんなことを詠みたくて歌を作ってるのではないので、番外。(笑)
不尽
「二時打ちし柱時計にうつつにぞ三時打てるが夢にて会ひぬ(新作)」
昭和の柱時計は、いや壁掛時計ですら、1時間毎に(時刻の数だけ)時を打っていた記憶がある。(就寝するときには、時報のスイッチを切る、、。)
不尽
「とりあへず番組流せ本を出せ関知いたさぬ観光公害(新作)」
京都(市)に縁を持つ者として、(現在の)府知事と市長双方の゙中高の同窓生として、一首。
京都(市)がキラーコンテンツ故といえば聞こえはいいが、上の句のような安直さが現象の一因に思えて仕方がない。
遠くからぼんやり考えるだけだが、シニカルに過ぎるだろうか。(まぁ、海外からのツーリストはもっと構造的な原因もあるのだろうが、、。)
如何に優秀な先輩、後輩の彼等とて、「本質的」な改善は困難だろう。むしろ、期待するほうが酷というものだろう。
まぁ、出来は、理屈っぽい下手な主張してる駄目歌。
今日は、祇園祭の前祭の宵山だ。
不尽
「横恋慕さるるもしかたなきやうなる坂の頂或るひと置きて(新作)」
(口語)
「横恋慕されてもしかたないような坂の頂或るひとを置き」
函館を旅行する前に詠んだ。どっちがいいかなぁ。
四句と五句を入れ替えると自分の居場所が逆転するようにも読める。(こういうのが、作歌の面白いところ。)これまた、どっちがいいかなぁ。(笑)
「横恋慕さるるもしかたなきやうなる或るひと置きて坂の頂」
(俳句)
「夏坂の上(ㇸ)で横恋慕さるるかな」
おお、詠嘆か!(笑)ちと歌意と違う、、。(汗)
「夏坂の上(ㇸ)で横恋慕されてみよ」
いいかもな、(笑)
不尽
(渡辺貞夫『マイ・ディア・ライフ』裏ジャケ)
「昨日より半歩トリップせんとして俺のBRAVAS鏡に向かひき(新作)」
整髪料(スタイリング)の歌。色気づく頃。
世代は「バイタリス」、「マンダム」、「MG5」いずれでもない。
しかして、「BRAVAS 」だ。あの安定感のあるフォルムが好きだった。
四句は、ボクであってはならぬ。俺だ。
長らく使い続けたのは、FM 番組の『渡辺貞夫マイ・ディア・ライフ』の影響もあるかなぁ。
そう、〜ブラバス、サーウンドゥ・トリップッ、『渡辺貞夫・マイディアライフ』〜だ。
「ブラバス」の後は、「アウスレーゼ」を使っていた。(輪島・貴乃花のCMよりずっと後のことだから)さほど理由はない。
今は、「ルシード」を使って長くなった。これまた、理由はない。
ただ、時代は、無香料になった。
「汝がためと懸想する人出でてこそ手にするメンズコロンの小瓶(新作)」
フレグランスの歌。も少し年かさが増える頃。
フレグランスはアトラクティブなもの。歌意は、説明不要だが、女性(不特定異性を意識して)は異なるのかなぁ。
「ギャツビー」をかなり長く使ってるけど、選んだ理由はなんだったかなぁ、思い出せない。
まっ、使う必要性が減少してるよな、、。苦笑。
不尽
「同窓会欠席続けアップさるる彼等は赤の他人に成り果つ(新作)」
「(中高一貫男子校で、おまけに劣等生やったし)同窓会なんかに出て何がおもろいねん」、と内心毒づきながら、HP を確認している捻くれ者の歌。
不尽
なぜだか、野球ばかり10首の今期。
五年後に戻らまほしと蔦の這ふ球場(ボールパーク)に送らんShōta
(4961)
キャンプイン優勝するはずなきがゆゑ却(かへ)りてシーズン愉しめる哉
(4982)
ウェンデルケンウィックケイにアンソニー今だ空きたる96番
(4987)
壁つくりタメを産み出し面で打つ悩めど十(とお)に七はしくじる
(5013)
凡打あり美技あり三桁(みけた)の番号を背負ふ彼等の止まざる競争
(5014)
打つほどに遍く心に届きしが打つほど離れし近くの心〜大谷翔平元通訳事件〜
(5017)
ポスティング7年8年FA権「I✭YOKOHAMA」形容さまざま
(5018)
手を翳せ揺らせハマスタ応援歌アーチを架けむ我等が2 2 5
(5021)
打たずとも構わぬ非礼を詫びるのみ帰朝報告柵越え225
(番外)
二番から六番いかさま誇れども導火線とぞ一番打者(リードオフマン)
(5050)
(筒香復帰第2戦、060508)
「思い出が美しすぎる理由(わけ)などは知りたくないから ここに居て、君。(新作)」
FMでバリー・マニローが流れ、とても魅力的な彼の歌声に思わず詠む。『ふたりのオールド・ソング』(『The Old Songs』)という曲。
三句と四句の間には、一字空け。
まぁ、売れそうもない歌謡曲の歌詞みたいやな、、。
不尽
「ささやかなる決意をじわり強ひられつ噛みたり今朝の冷飯一膳(新作)」
『な、大袈裟な、、保温せえへんかっただけやろ』の一首。
俳句にすると
「冷飯が決断強ひる夏の朝」
こんなんやろか、、?
針小棒大感が薄れるか?、、大和男子っぽい?。(笑)
不尽