
(笠間稲荷神社大鳥居)
「胡桃の木密なる中に御座(おわ)しなば神木となす笠間の稲荷(新作)」
(笠間稲荷神社、笠間市) 日本三大稲荷、胡桃下稲荷とも。
「赤穂へと移封されしは祖父長直付き従ひしは祖父良欽(よしかね)ぞ(新作)」
(大石邸跡の大石良雄(内蔵助)像)
国替え前は笠間藩主であった浅野家。
「赦されて結びし庵稲田郷聖典著し広がるこころ(新作)」
(西念寺(稲田禅坊)、笠間市)
教行信証御製作地
親鸞上人は、後鳥羽上皇の御代に承元の法難により越後国国府(上越市)に流罪となっていた。今年が立教開宗800年目にあたるとされる浄土真宗。西念寺における『教行信証』の制作年からカウントしたものだ。
「大波かあるいは小(さざ)波畏(かしこ)くも磯の鳥居に降り立たるるとき(新作)」
(大洗磯前神社、大洗町)
「日召の維新はならずも深浅の裂け目生(あ)れしは長き昭和よ(新作)」
(護国寺、大洗町)
井上日召(明治19年~昭和42年)は、「血盟団事件」の指導者。
(050308-09)
つづく
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