週刊ドラゴンズ2021 Vol.3〜今年こそブレイクを！〜

先週はすべてホーム・バンテリンドーム（今年から名前が変わったんですよね）での試合で、一気に貯金を！といきたかった我がドラゴンズですが、結果はDeNAに1勝2敗と負け越し、ヤクルトに1勝1分。

相変わらず打てない！

先週も5試合で奪った得点は12。

木曜日のDeNA戦を生観戦したんですが、ちょうどその日から主砲のビシエドがコンディション不良で登録を抹消。

ドラゴンズで唯一のホームランを打っていた主砲の離脱で、ついに〝ホームラン0本打線“になってしまいました。

おまけにその試合では2-2の同点で迎えた9回、キャプテン・高橋周平のエラーで失点し、痛い敗戦。

打てないんだから、せめてしっかり守ってほしい！

そんなチームの危機的状況を救ったのが、昨日のヤクルト戦に先発し、7回1失点で今季初勝利を挙げた小笠原慎之介。

彼もかつては甲子園で優勝し、ドラフト1位で入団して6年目を迎えました。

これまでは期待されながら怪我にも悩まされ、満足できる結果を残せずにいましたが、今年は違う！

ストレートの球威が戻ってきましたね。

去年までは140km台前半だった真っ直ぐが、今年は150km近い数字が出ているし、右バッターのインコースをズバッと責められるようになりました。

これにより緩いカーブやチェンジアップなどの変化球も生きるようになったし、今年はストライクを取るのに苦労することもなくなりましたね。

もともとポテンシャルは高いピッチャーだし、今年こそ！ブレイクしてほしい存在です。

打線の援護が少ないドラゴンズなので、勝ち星を積み重ねるのはとっても難しいんですが、彼には1年間ローテーションを守って、自身初の規定投球回数に達してほしい！と思います。

Shin