オヤジ自覚日誌

最近オヤジを自覚する36歳サラリーマンの徒然なるままの日誌。
汗は臭くなったが、若者にはまだまだ負けんぞ!!!

しんどいアウェー戦

2006年09月08日 09時26分07秒 | Weblog
今日・明日と出張。
今は名古屋に向かう新幹線の中。
午前中は名古屋でゼネコンと打ち合わせ。
昼に移動して午後からは亀山で打ち合わせ。
夜はキックオフの懇親会で飲み。
一泊して翌日は滋賀に移動してゴルフコンペ。
ちょいとしんどいアウェー戦が続く。
そんで日曜日は親戚の新築祝いに出掛けなきゃならん。
休む暇の無い週末。
ホント体調に気をつけねば。


今日の日経朝刊一面の特集「守れるか品質(下)」について。
昨今の電子機器の高機能化でメーカー側の予期せぬ不具合が発生するケースが増えた。
記憶に新しいのは携帯メールで「かぜがなおりかけた」と入力するとフリーズしちゃう不具合。
他には、海外で使える新機種を発売もアメリカの一部地域の電波を受信すると突然動かなくなる不具合。
自動車もリコールが急増。
これは設計のプロセスを殆どパソコン等で行える事で実際の検証が減った事に起因するらしい。
その他、様々なケースが取り上げられていたが、要は高機能化が急速に進み、考え得る全てのケースを検証するのは事実上不可能だという事。
ハイテク化に伴うメーカーの新たな課題なんだな。
まぁ一流メーカーは品質保持・向上の為に様々な施策を打っているようだ。

それに引き替えうちの工場は情けないにも程がある。
極めてローテクな製品を作ってるのにもかかわらず品管意識は低く、しかも品質向上意識が全く無い。
新製品やモデルチェンジを行う開発段階は気合いを入れてる様だが、一旦製品化した後はどんな不具合が起きても仕様の見直しをしようとしない。
どうして不具合が起きたかっていう検証すらしない。
仕様を変えるのが大変(手間)だから、最終的には不具合は営業が解決しろって言うスタンス。
思い起こせば、この会社に転職して初期に覚えたのは、工場起因の不具合でも工場は協力してくれないから、いかにお客さんを納得させるかって言う交渉力。
その当時はトラブルを営業的にうまく処理できる営業マンが優秀で、工場にうるさく文句言う営業マンは低評価ってな風潮がまかり通っていたもんな~。
さすがに今は会社の体質も多少は良くなった。
んでも工場の体質ってのは20~30年培ったものであり、しかも工場という閉鎖的な環境では変化を忌み嫌う為、非常に根深い。
トラブル解決の場には営業がついていかなきゃ何を言い出すか分からない世間知らずな連中だしね。

今、僕も含め工場起因クレームが多発。
ここで体質改善をしなきゃうちの会社の明日は無い。
今までも起きてる不具合を(クレーム報告は出してるのに)出来ない理由を並べ立てて放置していた結果が今のクレーム噴出に繋がってると思う。
工場の連中は「何で今になってこんなにクレームが多いんだ」と右往左往してるが、バカみたい。
しかもクレームの当事者意識がないのも怒りを通り越して呆れるばかり。
今、我々は市場で試されてるんだという意識を持たなきゃ、本当にうちの会社の明日は無い。

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