おっさんずラブの2ndシーズン発表から数日間、私は自分が思っていたよりもずっと、動揺していたようです。
娘(8歳)が私に向かって言った言葉。
娘「ママさん、あのね、命の母っていう薬があるんだって。」
私「あー、あるね。それがどしたの?」
娘「イライラに効くんだって。ママさん最近イライラしてるからさ。」
私「‼️」
娘「カワチとかにさ、売ってるらしいよ。買ったほうがいいよ。」
私「‼️」
私はどうやら、心がざわついていて、相当イライラしていたようです。自分ではそれなりに対処していたつもりだったのですが、娘にはそうは映っていなかったようで…。
反省しました。
たかがドラマです。ドラマの続編が違うキャストで放送されるだけのことです。それだけのことなのに、私はなんでそんなに荒れたのか。
まあ、それだけ好きだったんですよ、おっさんずラブが。好きすぎて、オリジナルソングまで作りました。コードはG(おっさん→爺→G)と決めて。
2ndシーズンについては、キャストの皆さんもかなり迷いや動揺があったみたいです。でも、やはりここは大人の事情。個人の考えよりも、組織の考えが優先されます。
映画のクライマックス、死を覚悟した春田が、「牧じゃなきゃ嫌だ」と号泣してました。なんか、いつになく激しい泣き方だったので、ちょっと引っかかっていました。それに対して、牧は泣いていましたが冷静になだめていた感じに見えました。
このシーンの撮影の頃には、とっくに決まっていたのでしょう。このメンバーではこれが最後って。だから、あのシーンは春田というよりは田中圭そのものだったのかなと思います。そして、牧というよりは林遣都そのもの。
映画の終わりは、ハッピーエンドなのに、さようなら感がすごくありました。だから、初めて映画を見たとき、ラストシーンが腑に落ちませんでした。
今思えば、本当のさようならだから、当たり前ですね。
もし2ndシーズンを同じキャストでやった場合、また牧くんが苦しむところを見るのも辛いし。それならば、幸せであることを想像していた方がいいかも。
娘との会話で、私ももう吹っ切れたというか、考えを変えることができました。
ママが荒れててごめんね。
命の母、買わなかったけど、もうイライラしないよ。