先日のクールアースデーで歌ったDistance、今のところ最新のオリジナルソングです。
ほぼ完成したのは、昨年のゴールデンウィーク。まだ、コロナの影響で、子供たちの学校が休校だった頃です。
突然休校になったのが、この年の3月。息子は小学6年生でした。
卒業式までのカウントダウンが始まり、クラスで日めくりカレンダーを作っていたのに、息子が頑張って書いていたページは、めくられることはありませんでした。
先の見えない中でしたが、どうにか卒業式はできました。当然ながら卒業生は全員マスク。今となっては見慣れた光景ですが、一年前はとても違和感がありました。
これまでだったら、ぴったりくっついて並んでいた卒業生の椅子は、ソーシャルディスタンス確保のため、離れていました。
子供は、日常的にくっついたり、抱きついたり、どついたり?ぎゅうぎゅうで過ごすことが当たり前だったのに、突然
離れろ‼️
という日々になってしまったことに、衝撃を受けました。
また、「濃厚接触」という言葉にも驚きました。初めて聞いた時は、なんかエッチなものか⁉️と思い、顔を赤らめました。これも今となっては当たり前の言葉になりましたが。
突然変わってしまった日常、それについていけなくて混乱する毎日でした。
そこでふと思い浮かんだのが
近づきたい近づきたい
という歌詞です。
いつか、こんな日常が笑い話になった頃、あの頃は大変だったねと、友人と隣同士で笑って話せたら、そんな気持ちを込めて作りました。
以前のように、ぎゅうぎゅうでも怒られない時代に戻れるのでしょうか。まだ先は見えませんが、この時代を乗り切っていかなければなりません。
早く、誰かとぎゅうぎゅうで過ごせる日が戻りますように。