ゆうきたま 写真展
'化物を受け入れた私へ'
2021年4月16日〜24日(18日休)
→当画廊では初の個展となる新進気鋭作家 ゆうきたま。
自身を受け入れ自身で捉えた「記録写真」の言わば0号。
その表現は所謂アレ、ブレ、ボケの軽く流してしまえそうなモノだ。
しかしその骨子は「変えない自分」の果てしない追及である。
モノクロ写真の魔力と相俟って、そのほとばしる生気をお愉しみ下さい。
どうかお見逃し無く。
・作家プロフィール
1995年大阪出身
関西大学文学部卒
2015年から写真活動を始める。
主にモノクロのセルフポートレートを撮る。
またモデルやポートレートもする。
2019年2月に初個展「深想心理」(ことばを食べるカフェみずうみ)開催。
同年10月25日~27日「UNKNOWN ASIA 2019」に出展。
2020年9月にセルフポートレート個展「流琉~ruru~ vol.1」を開催。
その他にも企画展やグループ展に出展する。
・作家コメント
"25年生きてきて、ようやく「私」という化物を受け入れることができました。今も相変わらず生きにくいですが、それでも前よりは顔を出して歩けます"
2020年コロナ禍でいろんなことが変わった。私の周囲もコロナが全ての原因とまで行かないがいろんなことが変わった。いろんな縁が切れて新たな縁に繋がった。切れて繋がるまでの私が自分の布団の上に引き篭もって撮った私の顔、ようやく受け入れた化物の顔だ。それまで私は自分の顔を撮ることが嫌だった。小さい頃からずっとあった苦しさ「普通の人間」になりたいが原因だった。「普通の人間」にならなくてもいいということを知り、「普通の人間」になろうとすることを諦めることで受け入れられた。ファインダーを覗かずに撮ったそれはどんなのだろうか?