チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

海外生活のススメ。 「人」として生きる場を求めて・・・・・・。

2011-10-12 10:19:04 | 海外生活

チャーリーは海外で生活しています。 お陰で、毎日安心して眠れる夜を迎えています。 
有りがたい事です。福島を中心に東日本ではそんな至極当たり前の生活も危うくなって
いるようですネ。

海外に住むということを初めて意識したのは、高校を卒業して3年くらい経った20か
21歳の頃。 自分の目標が定まらず、日々をなんとなく流されて生活していました。 
大学には籍を置いていましたが、元来勉強嫌いの者がそんなところで目標が見つかる訳が
有りません。 時間と学費の無駄を感じ、留年続きで親の期待にも答えられず結局逃げる
ように中退です。 22歳の春アルバイトをして貯めたお金で、知り合いの伝手を通じて
スイスの片田舎の古いホテルで働く機会を得ました。 当時のヨーロッパは冷戦時代の真
っ只中、ちょうどモスクワオリンピッのボイコットがあった時と記憶しています。 

当時を振り返ると本当に様々な方達にお世話になっていて、50を過ぎて何も恩返し出来な
いで居る事が正直心苦しいです。 (相変わらずダメ人間ですね。) その後、日本と海外
行ったり来たり。 そんな青春時代をすごしておりました。

それから月日が経ち、家庭を持ち子供が出来。 一度は日本でマイホームを持ちましたが
ローンと仕事の板ばさみその頃は周りもそうしているからと、何の疑問も持たず当たり前
のようにお金ばっかりを追いかけていました。と同時に、いつも何かスッキリしない、消化
不良のような日々を送っていました。 家族を持ち、家を建て世間的にはまずまず順調に見
えても、或いは自分に「これで良いんだ。」と言い聞かせても、どこか心の隅で納得がいか
なかったのでしょう。 新築の家を売り、バカバカしい住宅ローンを止めてそれまでの仕事
もやめて、スッキリし再スタートを切ったんです。


それから、家族や兄弟の助けを借りて、自分の経験とか知人からの助言を参考に海外脱出計
画を形にしていきました。 以前もお話したように、チャーリーのふるさとは、東海地震の
想定域の近くでしたし、浜岡原発も怖かったし。子供達の教育も・・・。そんなこんなで移
住を強行してしまいました。

でも、自分で言うのもおかしな話ですが、「メクラ蛇に怖じず」ってやつであれこれ情報を
揃えて石橋を叩いて渡るようになんかいきません、お金も無かったし(今も無いに等しいで
すが)。 有ったのは、日本から出たい!との思いだけです。


現在の地に移って11年目になりますが、今でもVISAの取得など実際には様々な問題が有り
ます。 基本的には雇用主(会社)がケアするのですが、雇用契約が有るのでそれが切れた
ら事実上居住は続けられなくなります。でも、放射能の中で生活を強いられている日本に戻
る事はご免です。 


それでも、日本の息苦しい社会で苦労するより未だマシだと思っています。 子供達も現地
の学校にびのび行っています。それだけでも幸せです。 収入なんて日本から見ると、学生
のバイト程度のものでしか有りません。 でも、主体性を持って生きていけます。 

周りを見て、顔色見たり「空気を読め!」なんて、強要されずに済んでいます。 
この歳で恋もしちゃってます。  時間がゆっくりと進んでいます。  

周囲の人たちと何かを比べどうこうすることも有りません。 どういう事かというと、ここに
は様々な国の人が住んでいます。ざっと周りを見渡しても、8ヶ国位の人種が居ます。 それ
ぞれの人たちが、それぞれの物差しを持っています。 価値観が多様なんです。 ですから、
人と自分を比べて、どちらがいい、どちらが悪いなんて言う評価は意味が無いんです。 ここ
では・・・。 

ハッキリ言ってしまうと、日本ではクズみたいなチャーリーでも、ここでは何とかやっていけ
ます。 チャーリーを必要とする職場が有りチャーリーがチャーリーでいることが出来ます。

主体性をもって生きていけます。  日本では少し変っていたり、違う価値観を持っていると酷
いときは排除されてしまいますよね。 怖い社会です。 

ここでは、人と違う事が当たり前なんです。 皆、肌の色も違えば、言葉も文化も違います。  

あっ、そうそう未だに時々停電するんです。 でも危険な原発はないので、それでOKです。 電気
が止まれば、外に出て星を眺めれば良いんです。昼間なら、本でももって木陰でのんびり読書すれ
ばいいのです。 

何でもかんでも完璧でなければならない日本。 人間にまで完璧を求める日本。 でも、機械は壊
れるし、人間は失敗をするのが当たり前ですよね。  少なくとも、自分は機械のような完璧な人
間にはなれないし、チャーリーの子供達も日本の社会の中で、ロボットにされるのだけはご免です。 

ですから、チャーリーは海外での生活を選択し、またそれを続けたいと願っています。 
人間ですから、少なくともナマの人として主体性を持って生きたい!  

と常に自分に問いかけながら・・・ 

貧乏だけど人間味を持って暮らしていると思っています!  

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