チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

5年が経過しようとしているフクシマ第一原発事故

2016-01-07 20:04:16 | 原発事故
チェルノブイリでは事故後3年の1989年を境に以降急激に甲状腺疾患の
患者数が増えている統計があります。さらに4年目以降は対象年齢によ
っては前年比の数倍に膨れ上がっています。

これは甲状腺疾患だけのデーターですから他の癌や心臓病を含めると
想像できない状況になることは間違いなさそうです。ただ、その状況を
現場の医師がどうとらえるかです。患者を放射線による人体への影響を
研究する材料と捉えるのか、それとも放射線のい影響で過酷な身体的損
傷を受け医療の助けを必要としている一人の人間としてとらえるのか?
ここは大きな分かれ道です。

行政は除染を続けていくようですがこれは不可能な話です。出来ません。
事故前の状態には誰がどうやっても戻せません。汚染地帯は時間が止ま
り人の営みが奪われているのです。

いまだに汚染されてしまった地域の人々が「除染は可能だ」と認識して
いるとしたら、そして事故以前に戻せると思っていたらそれは大きな間
違いです。


フクシマ第一原発事故の完全除染は不可能です。 


3基の原発を合わせると人類が未だかつて経験した事のない膨大な量
の核燃料が溶け落ちどこにあるのか誰も解っていません。また、すさ
まじい量の放射性物質が大気中に飛び散り空気・水・大地を汚染し人
間の生活環境を汚染してしまったのです。そしてそれは現在進行形で
今現在も漏れ出ているのです。

いいですか? 除染は出来ません。 洗浄や表土の撤去で線量が下が
たとしても一時的なものでしかないのです。 風が吹けば、雨が降れ
ばまた新たな放射性物質が移動してきて汚染は止まりません。

早くこの事に気付いてほしいものです。

除染は不可能と解ったならば、次に気が付かなければならない事は環
境への影響とその中で暮らしている人々の人体への影響です。

冒頭話したようにチェルノブイリ原発事故が判断材料になります。
26年賀経過してもなお原発の街プリビャチは人が入れない

       「死の街」です。

原発は電気と同時に「死の街」を造る装置なんです。

そうそう、言って置きますがそんなおバカな装置が日本列島地震地帯に
50基もあるんですよ。即刻原発を辞め再稼働を完全にストップしなくて
はならないと思いますが、それが出来ない日本は残念ながら終わってま
す。 










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