会場内では、昨年グランプリを獲得した長良川『郡上鮎』が城西館特製の囲炉裏で焼かれて振舞われている
この熱々がとても美味い
脂の乗った自慢の鮎の天婦羅は、超贅沢な味です
美味さがたまりません
鮎の姿フライは残念ながら口にできませんでした・・・残念・・・
8テーブルの鮎を吟味・・・・
最終審査員は、今回で2度目ですが、各地域代表の鮎を見極めるのですから緊張します
鮎を釣り、地域の代表として出品する苦労を、身をもって知っているから・・・
評価の仕方は、私の場合二点を食べ比べます
その身の味で優劣を決めます
身の味では、荒川の鮎が全部食べてしまいたい程、美味いと感じました
総ての点数は、後から付けます・・・
次にわた(内臓)の味
この味がすべて違いました
わたの味では、気田川の味が抜群に美味かった
身の味は、昨今の養殖鮎も技術が進み、美味しくなりました
但し、餌切りを充分してあるものです
しかし、内臓の味はその川のコケ(珪藻)で決まります
決勝に残った鮎のわたの味は、すべて異なりました
①少し酸いみのある味
②甘味(カニ味噌風)のある味
③少し苦味のある味
④風味を感じない味
私の好みは②③④①の順です
②は1匹だけでした
少し酸いみのあるのは、〆方か保存方法が、あまり良くなかったのか・・
川自体の水質が悪いのか・・
今回私の採点は書けませんが、上位にしたのは静岡県の気田川ケタガワ(天竜川の支流)
次は、新潟県の荒川アラカワ
その次に今回グランプリになった岐阜県の和良川ワラガワです
次は、高知県の鏡川カガミガワ
次は、広島県の水内川ミノチガワ・・・後は・・・?
上位になった河川には行ったことがありません
呼び名が異なったらご指導下さい
鮎は、獲れた時期、〆方、保存方法で味が変わります
上記の順番は、私の味覚の順番
美味いものに順番を付けるのは難しいですね・・・・