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大雨災害

2020-07-15 17:04:58 | ブログ
私が愛する川、球磨川
その球磨川が、氾濫した
過去の釣行の際、渡の発船場の下の橋に、枯れた草が無数に掛かっていた事があった
10mの竿を伸ばしても全く当たらない位、高さがあった
想像ができない水の量
いつもの宿は、一勝地温泉かわせみの別館
20回開催した尺鮎会の宿泊会場として、特別に使わせてもらっていた
一勝地から下るとハマグリ岩
もっと下には二又の瀬
船で中州に着けてもらうと楽なのだが、流れがきつく渡れない
平気で流されながら渡り切る猛者もいたが、危険この上ない
その下には、川口商店という釣宿・囮屋があった
亡くなった親父さんは、鮎師にとても厳しいアドバイスをしていた
誰でも知っている名人の仕掛けを見て、ブチブチと手で切ったとか
こんな細仕掛では、掛かっても取り込めん
周りに迷惑
すごい親父だと思ったが、鮎釣りをしたのを見たことが無い
朝から、焼酎を飲んでいるので川には入れない
その奥さんは、優しい料理名人
朝食の味噌汁が忘れられない
という、釣友もいる
仕出し弁当も営んでいるが、囮屋もしていた
少し離れた所の奥に、コンクリート枠の生簀があった
囮を取るには、水槽の中にある網付きの枠を移動しアユを片側に寄せ
すばしこい鮎も、簡単に網ですくえた
鮎も傷まない方法だ!
以前の洪水で家が浸かったので、地をあげて新築
これで大丈夫?と聞くと
もしかの時は、上の線路に逃げると言っていた
今回の洪水では、その線路も浸かった
その川口商店の奥さんは、家ごと流されて行方が分からない
上手の酒屋も一緒に、家ごと流されたと聞いた
早く見つかってほしい
何かできること・・と思うが・・・
そこまで、たどり着けない状態
テレビで放映される度に、もしかしてと見つめるが・・・
球磨川本流は人吉市の上で川辺川と合わさる
また、支流が沢山ある
人吉市の街並みが、浸かった
下手の渡の発船場の下辺りから、川幅が狭くなる
川口商店は球磨川沿いの急斜面の上に建っていた
普段の川面からとんでもなく高い位置
今回の増水で一気に津波のように、水が崖を登って来たのだろう
逃げる間もなく
避難していたら
色々思うが、我が家が一番安心と思う気持ち
いつでも上の線路に上がれば、ここまで来ることは無いという、思い
あぁー、なんという事
早く見つかることを、心より祈ります