小浜真英氏(瓦職人)作のシーサー その9 屋敷のつくり
赤瓦の伝統的な屋敷はこのような間取りが
一番座(応接間)
大きな島材(島で育つイヌマキが貴重材として使われるとか・・・)を使った柱や貫(ぬき)(木造建築で柱等の垂直材間に通す水平材)
天井や床には、竹の簀子(すのこ)で暑さをしのぐ工夫がされていました。
床の畳の下に竹の簀子(すのこ)が敷かれていました
雨で土が流れるのを防ぐ工夫が、瓦で・・・
小浜真英氏(瓦職人)作のシーサー その9 屋敷のつくり
赤瓦の伝統的な屋敷はこのような間取りが
一番座(応接間)
大きな島材(島で育つイヌマキが貴重材として使われるとか・・・)を使った柱や貫(ぬき)(木造建築で柱等の垂直材間に通す水平材)
天井や床には、竹の簀子(すのこ)で暑さをしのぐ工夫がされていました。
床の畳の下に竹の簀子(すのこ)が敷かれていました
雨で土が流れるのを防ぐ工夫が、瓦で・・・
小浜真英氏(瓦職人)作のシーサー その8 赤瓦
お父さん(小浜真英氏)と一緒に瓦職人として働いていて、今も竹富島でお土産用の焼き物などをしていると言う木村泰司氏に案内していただきました 。
修復用に保存している赤瓦を取り出して、組み方を説明をしていただきました。
出典:沖縄大百科 赤瓦
【あかがーら】 赤瓦は沖縄に定着しているように思われがちだが、昔は灰色系の瓦が主流で、赤色系の瓦が現れるのは18世紀だという。このころ社寺や役所などの建設が盛んになり、瓦需要がにわかに高まった。そこで経済的な理由で、各地で瓦生産が可能な赤瓦が生産されるようになったという。
赤瓦は男瓦(ウーガーラ)と女瓦(ミーガーラ)から構成されている。男瓦は半円筒型の一端に玉縁(たまぶち)という部分がついている。玉縁とは接続部のことで、これと女瓦で一組となる。女瓦は平板を少し反らせた形で、女瓦を葺き並べた継目の上に、男瓦をかぶせて葺く。瓦のジョイント部分は漆喰で塗り固めるため耐震耐風に優れた瓦となる。
なお瓦葺きが一般に認められたのは明治以降のことで、漆喰のシーサーを屋根に置く風習もこの頃から始まったようだ
赤瓦は男瓦(ウーガーラ)と女瓦(ミーガーラ)から構成されている。男瓦は半円筒型の一端に玉縁(たまぶち)という部分がついている。
女瓦は平板を少し反らせた形で、女瓦を葺き並べた継目の上に、男瓦をかぶせて葺く。瓦のジョイント部分は漆喰で塗り固めるため耐震耐風に優れた瓦となる。
修復用に保存している赤瓦を取り出していると、瓦と瓦の隙間から「サソリ」が・・・
日本にもサソリがいることを知りました。
赤瓦と漆喰で屋根を仕上げた職人が、家主にお礼として
余った瓦片と漆喰でシーサーを作り屋根に飾りました。
それが原点です!