金魚姫ノート

金魚のひとりごと。金魚のあぶく。金魚の涙。金魚の吐息。

新聞ちぎり絵

2020-11-10 | 母のこと

 

先日、スーパーのイベント広場で5件ほどの手作り市が開催されていました。

消しゴムハンコがあったので、母と私の「ふ」と「す」の印を購入しました。

すると、店主が「年賀状に何か描かれるのですか?」と聞かれたので、

思わず「母が新聞ちぎり絵のはがきを作っています。一文字の消しゴム印が欲しかったのです」と言いました。

店主「新聞ちぎり絵は興味あります。お母さまに教えていただきたいです」

私「いえいえ、母はもうすぐ100歳でして、教えるより自分の楽しみレベルです」

店主「人生を長く歩んでこられた人のお話を伺うのも大好きだから、ぜひ100歳のお母さまにお会いしたいです」

私「1月号広報に100歳で写真が出ますので、また見てください」

名前まで聞いていただき、消しゴムハンコを購入して、母の存在をアピールしてしまいました。

母は100歳。それだけで、じゅうぶん興味深いことですが、

そのうえ、キャラクター、人生観、生き様、すべてが魅力的です。

母の魅力を発信できたら、うれしいです。

 

 

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新聞ちぎり絵

2020-11-09 | 母のこと

冨貴子さんは新聞のカラーページから、この部分を何に使うかイメージが湧いてくるといいます。

トンボの羽や、カブトムシの足や、細い、小さい、細かい部分の風情を表現するのが楽しいらしく、

指先についた「のり」と「紙片」と格闘しながらも、作業がうまくいかないときは、

これもまたリハビリのうちだと言いながら、絵を描くように作り上げていきます。

 

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新聞ちぎり絵

2020-11-08 | 母のこと

母は100歳にして、新聞ちぎり絵にたどり着いた。

冨貴子さんは趣味の人。過去には、俳画でカマキリ、河童、雀が得意。

絵手紙では画面をはみ出てのひょうたんで大きさを表現。

真剣なお絵かきの時代は過ぎて、手軽に遊びで絵を描けたらと思っていた矢先、

母は新聞ちぎり絵の本に遭遇した。

 

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読書会

2020-11-07 | ひとりごと

金剛公民館講座室の窓からの景色

 

公民館講座で読書会があった。

課題図書は川上弘美の「神様」

読書会を初めて体験した。

驚いたのは20人近くの集まった人達が、全員批判的な意見を言わない。

興味の対象外の作品であっても、必死で自分との接点を探し、理解しようとする姿勢に

勝手に感動している私。

熊が隣に引っ越してきて、その熊と散歩に出かける話。

ありええへんやん。(あるわけないでしょう)

川上弘美が夫と心を通わせなかった頃の話・・・とか、

作者の背景や状況を学ぶうちに、

熊は理想の男性、作者が求める男性像、。もしかしたら実在の男性。不倫願望。

作者は力強い男性と心通わせ、その満たされた精神状態を文章にしたが、

男性を熊として描くことで、夫や周りの人の目を煙に巻き、

唐突なタイトル「神様」は作者の神様に対しての懺悔の気持ちの表現だったのだと理解した。

読書会は、素通りしていく本を、違った観点で見たり、作者を理解しようとする努力が

様々な学びに繋がると実感した。

 

 

 

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2020-11-06 | ひとりごと

 

金剛公民館裏の公園。

フウの木に紅葉、

銀杏の樹に光。

 

 

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