母の知人が、ダンボール箱いっぱいのバラの花を送ってきてくださった。
お庭のバラは花が咲くと、ドンドン切らないと、次の花が咲かないので、
満開の時点で切り落とすとの事。
母は私がバラ好きであるといったらしく、
「それなら、バラのお風呂、バラのポプリなど、バラで遊んでください」と送って来てくださった。
ダンボール箱のバラの花で、オアシスに挿してアレンジメントフラワーに挑戦したり、
庭のバードバスに浮かべたり、
花びらはポプリを作り、
お風呂に浮かべて、ハリウッド女優になりきり、
「バラ遊び」と名付けて、
バラの香に酔い、
この非現実的なバラの世界に身を委ねて、
何の心配もなく、みんな元気で、みんな幸せで、
そう思いながら、バラの花を生けていると、その幸せに、ちょっと泣けた。
息子が彼女を紹介してくれた時、
「絶対、母さんも気に入ってくれると思うわ。だって、僕が気に入ってんもん」って自信ありげでした。
この春、晴れて入籍。
「あんたの奥さん、ええ子やね~」って言ったら、
「あのまんまのエエ子やわ。」って満足気です。
夫と妻。
親と子。
人と人。
二人が、おたがいに、機嫌のイイ時間を持ち続けて、
幸せの輪がますます広がりますように。
フクロウの赤ちゃんを見せてもらいにいったけど、
赤ちゃんは、可愛いけれど、まだまだフクロウの自覚なく、威厳なく、
フクロウの素人の私には鳥類の赤ちゃんとの違いがわかりませんでした。
それより大人のフクロウに釘づけ!!!
今流行りの、カラーコンタクトですか???
眼は見るというより、見張る、見開く・・・目いっぱい目を開けて、目力(めぢから)はマックス、眼力(がんりき)も最高レベルと思いました。
私の感じたフクロウ君の世界は、
気高く、威厳あり、その空気感は、少しヒンヤリ涼しげで、媚びない距離感。
フクロウを愛する人の気持ちがわかる・・気がしました。
ひょんなことから・・・・なんだか、このフレーズをよく使います。
人と人との出会いは、すべて、ひょんなことから・・・の縁だと思います。
ひょんなことから、「ふくろうオジサン」と親しくなりました。
そして、5月連休に、ふくろうの赤ちゃんのお披露目会の招待をいただきました。
世の中には、いろんな人がいて、その人たちはそれぞれに、何かにこだわり、何かを慈しみ、大切にしているのだと改めて思いました。
ふくろうおじさんは、南河内の山奥の集落にある一軒家を趣味の家として購入し、
あばら家だったのを数年がかりで、修理して、そこで、フクロウを飼い、畑を作り、花を咲かせて、人生を楽しんでおられます。
普段は大阪市内で家族と生活し、週末だけのフクロウと一緒にスローライフ。
おじさんが感動した話。
ふくろうが肉食であると言うと、ほとんどの人が眉をそばめるそうです。
ところが、かわいい女学生に、嫌がるかな~と思いながら、フクロウのエサの話をすると、
「わぁ~ 私もお肉大好き!フクロウと一緒や」と言ったそうです。
おじさんは、感動したとの話。
私は、その少女の感性にも感動したけど、オジサンのフクロウに対する親心に感動しました。
「南河内の奥の集落で、古民家を別荘にして、フクロウを育てている人から、フクロウの赤ちゃんのお披露目のお誘いを受けたよ」
そのひとことで、夫も母も、「どれどれ?行ってみたいわ」って・・・
私の好奇心に対して、私以上の好奇心を示す夫と母。
GWの晴れた一日、まずはランチ探しから始まります。
行先の方向は、東へ!
お勧めの「天ぷら蕎麦」をいただきました。
古民家でフクロウと対面の母。
夫は、集落の近所のおばあちゃんと話しをしていました。
母は、フクロウの写生をしていました。
数年前、大和郡山で金魚すくいをして、本場の金魚を持ち帰ってから、
我が家と金魚の付き合いが始まりましたが、
今回、フクロウ君と向き合い、フクロウ君との新たな縁を感じました。