こんにちは。中島です。
私がいち営業マンとして東京で働いていた24歳の時の話です。
ある日、社長から
「中島~ちょっと付き合えよ~」
と行き先を聞かされず社長の車に乗せられました。
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辿り着いたのはベルルッティ青山本店。
ベルルッティは言わずもがなイタリアの高級靴ブランドです。
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初めてベルルッティの靴を見たときの衝撃は今でも鮮明に覚えています。
まるで芸術的な高級家具を思わせるツヤとフォルム。
世の中にこんなに美しい靴が存在するのかと衝撃を受けました。
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当時、社長がどんな意図があって私をベルルッティ青山本店に連れて行ったのか
今では謎のままですが、私の価値観が変わった瞬間だったのは間違いありません。
あれから24年が経った今、コツコツと自分のご褒美で買いそろえてきたベルルッティの靴も
11足まで増えました。
第1号の靴も定期的に大事にメンテナンスをしておりますので未だに現役です。
ちなみに第1号はソールの交換を幾度としているため次のソール交換は不可能だとか。
なので今のソールが薄くなると残念ながら現役終了となります。
今では社内でも「中島の仕事靴はベルルッティ」とステータスシンボルが付いています。
24年前に出会った衝撃を追いかけ、何かの欲求を抑え、時には見栄も張り
ベルルッティという靴にお金をかけ続けてきた私。
今ではお金では買えない何かを手にした気がします。
人生で1つはステータスシンボルを目指すのも良いかもですね。
ではまた。