子供の頃からずっと、男に生まれたかった私。
幼稚園の頃は、ジャングルジムのてっぺんに上って
園庭のマリア様像に「男の子にしてください!」と
祈りを捧げておりました。
(ワケアリで2歳からカトリック幼稚園に収監された)
寝る前には
「目が覚めたら男の子になってますように!
明日もいいことがありますように!」とのお願いも欠かかさず幾歳月
どんなに祈っても“男”になることはなかったけれど
しかし…マリア様は、“男並み”に働き続ける人生を
叶えてくれたのでは? と気づいた今日この頃。
中学生の頃、とても憧れていたのは「一人旅」
松尾芭蕉や開高健に惹かれていた私は
北海道を一人、好きな本を持ってリュック背負って旅してさ、
誰かと出会って、語り明かして、また旅立つ… みたいな
(決して「女一人旅=傷心旅行」のイメージではない)
男として、男らしいロマンあふれる旅
つまり…「SARAI」びと になりたかったんだな~
自分の部屋の壁に
北海道の原野を1両列車が走って行く写真を貼っていた
数年で廃線になるローカル列車の、寂しさと孤高の潔よさが漂う
不思議な風景に、いつかは私も!と思春期の「SARAI」びとは
心に決めてたはずなのに
その後、フィフティーズになり、竹の子族の真似やらを経て
MODSの追っかけ&ダンサーの夢を持ちつつ ヤンママに…
それが、2、3日前JCBからみの広告で
「人影薄き
最果ての列車の旅」 宗谷本線、259キロ
という感涙ものの記事をみつけ、遠い日の夢が甦ってきました。
記事の内容は、ライターが旅の感想を綴っているのですが…
「1両だけの普通列車は名寄駅をでると、各駅停車で進んで行く。
日進、北星、智北…と天塩川に沿って右へ左へと森林を縫いながら走り抜けて行く。
北緯45度を越え、左手にサロベツ原野が広がってくる頃には、
陽が傾き、薄暮の美しい風情に包まれる。
都会でも毎日見ているはずの夕暮れ風景だが、
こうして列車の窓から時の移ろいを追いながら見ていると、
改めて自然の偉大さに大きな感動を覚える。 」
ぞくぞくします! やっぱ いいなぁ~
この記事ひとつで気持ちに新しい風が吹いてきた
昨日から「SARAI」のホームページばかり見てしまう
いつか行ってみたい 遠い原野へ
そういえば、東京・熊本間を走る寝台列車が
来年の春に廃止になるらしい
最後に乗ってみたいと思ったけど、片道3万7千円だって!
無理~~~
5年生の夏休みに、母と姉と弟と寝台列車で北海道まで行った
博多から東京駅まで、上野駅から青函連絡船、室蘭まで
列車の中で迎える夜明けは格別だったな~
安いパック旅行じゃなくて、ゆとりがあればどんな旅もできる
「SARAI」びとになるのは、老後の楽しみにとっておいて
さぁー働かにゃ
と、いうことで♪
幼稚園の頃は、ジャングルジムのてっぺんに上って
園庭のマリア様像に「男の子にしてください!」と
祈りを捧げておりました。
(ワケアリで2歳からカトリック幼稚園に収監された)
寝る前には
「目が覚めたら男の子になってますように!
明日もいいことがありますように!」とのお願いも欠かかさず幾歳月

どんなに祈っても“男”になることはなかったけれど
しかし…マリア様は、“男並み”に働き続ける人生を
叶えてくれたのでは? と気づいた今日この頃。

中学生の頃、とても憧れていたのは「一人旅」
松尾芭蕉や開高健に惹かれていた私は
北海道を一人、好きな本を持ってリュック背負って旅してさ、
誰かと出会って、語り明かして、また旅立つ… みたいな

(決して「女一人旅=傷心旅行」のイメージではない)
男として、男らしいロマンあふれる旅
つまり…「SARAI」びと になりたかったんだな~
自分の部屋の壁に
北海道の原野を1両列車が走って行く写真を貼っていた
数年で廃線になるローカル列車の、寂しさと孤高の潔よさが漂う
不思議な風景に、いつかは私も!と思春期の「SARAI」びとは
心に決めてたはずなのに
その後、フィフティーズになり、竹の子族の真似やらを経て
MODSの追っかけ&ダンサーの夢を持ちつつ ヤンママに…

それが、2、3日前JCBからみの広告で
「人影薄き
最果ての列車の旅」 宗谷本線、259キロ
という感涙ものの記事をみつけ、遠い日の夢が甦ってきました。
記事の内容は、ライターが旅の感想を綴っているのですが…
「1両だけの普通列車は名寄駅をでると、各駅停車で進んで行く。
日進、北星、智北…と天塩川に沿って右へ左へと森林を縫いながら走り抜けて行く。
北緯45度を越え、左手にサロベツ原野が広がってくる頃には、
陽が傾き、薄暮の美しい風情に包まれる。
都会でも毎日見ているはずの夕暮れ風景だが、
こうして列車の窓から時の移ろいを追いながら見ていると、
改めて自然の偉大さに大きな感動を覚える。 」
ぞくぞくします! やっぱ いいなぁ~

この記事ひとつで気持ちに新しい風が吹いてきた
昨日から「SARAI」のホームページばかり見てしまう
いつか行ってみたい 遠い原野へ
そういえば、東京・熊本間を走る寝台列車が
来年の春に廃止になるらしい
最後に乗ってみたいと思ったけど、片道3万7千円だって!
無理~~~
5年生の夏休みに、母と姉と弟と寝台列車で北海道まで行った
博多から東京駅まで、上野駅から青函連絡船、室蘭まで
列車の中で迎える夜明けは格別だったな~

安いパック旅行じゃなくて、ゆとりがあればどんな旅もできる
「SARAI」びとになるのは、老後の楽しみにとっておいて
さぁー働かにゃ
と、いうことで♪