それはなにげなく、リフトで生徒さんにした質問でした。 「スキーを始めたキッカケはなんですか？」 スキーを始めたのは、ほんの数年前なの。実は母を亡くしてひどく落ち込んでいてね。 見かねた兄夫婦がいつまでも落ち込んでいては、いけないよ。 スキーにでも行って気分転換しようと誘ってくれたの。 あまり気が乗らなかったけど、山形県の蔵王スキー場に行ったの。 兄夫婦は前からスキーが趣味でね。 蔵王スキー場で初めてスキーをしたんだけど、樹氷原を滑っていた時に転んでしまったの。 その時に見た空がね、どこまでも青く、雲が低かったの。 ああ、なんて私はちっぽけなんだろう。 いつまで、くよくよしてるんだろう。 と思って、なんかふっきれたの。 それからスキーにすっかりはまっちゃって。 と明るく話された時に、当時の情景が目に浮かんで、なんか深い話だなあってジーンときちゃいました。 （僕自身、蔵王の樹氷原はテレビでしか見たことありませんけど） レッスンが終わった時にその生徒さんから 「先生、ありがとう。今日楽しかった。」 という言葉をいただきました。 この言葉を聞くといつも、スキー教師をしててよかったと思うんですよ。 自分自身も仕事で落ち込んだ時、オソラに来て仲間とスキーをしているとなんか癒されて、 また仕事がんばろうと立ち直れるんですよ。 スキーとスキー仲間のチカラってすごいですね。 みなさんもいいスキー・ボード仲間をたくさん作ってくださいね。
ｂｙ ＹＡＮ！
みなさん 人様との色々な契機があり スノースポーツに触れ 楽しむ機会を得てこられたのでしょう。
私の場合は アルバムの中 兄弟の中でひとりスキーの写真が無いことにあり 職場の先輩が声をかけて下さって一念発起したことから始まりました。
運動が苦手で恐れなのに 先輩に志賀高原の写真を見せられ「パラレルができるようになったら連れて行ってやる。」と言われ 必死になって滑ることを覚えました。
あれからうん十年 上手くはなっていませんが 沢山のご縁をいただき 多くの方とともに色々なスキー場を訪れ 楽しませていただき 今では 沢山のみなさんに子どもたちを見守っていただけるようになりました。
蔵王の樹氷原も素晴らしかったですが おそらも超一級です。
来年も 沢山の子どもたちとスクールスタッフのみなさん また おそらフリークのみなさんの笑顔と会えることを楽しみにしたいと思います。
ご縁に感謝します。
それから 報告の追加です。
昨日の２４ｔｈミズホカップでりなちゃんが１位になり 二日続いての栄誉となりました。
ちおりは レベルの高い選手の激戦のなか１１位と順位は低いものの テストでのアドバイスで滑りが少し改善され 相対的タイム差が これまでの２戦より詰まってきました。
それぞれに持ち味があり 良さがあるので 比較するつもりはありませんが それぞれの次の課題が表されたと思っています。
スクールスタッフの皆様 来年も 引き続き ご指導のほど よろしくお願いいたします。
まずは、りなちゃん優勝おめでとう
りなちゃんの上達ぶりには関心させられます。
ちおりちゃんへ
今は、目先の結果をあまり気にせずにいろんな
事にチャレンジしてください。
レースに出たり、コブや深雪を滑ったりして
斜面状況や雪質への対応力を付けてください。
そして何よりスキーを楽しんでください。
それが上達への一番の近道です。
ちおりちゃんがおそらの先生になる日まで
自分も現役でいられるよう頑張ります