おしらべ日記

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歳をとるのも悪くないと思える人生作り

京都【平等院・醍醐寺】

2012年11月15日 | 
今更の平等院。



なんと初めて!



あ~早く、早く、雲を操り御かしらの周りをふあふあ浮遊するゆかいな仲間達に会いたいな!

青空と紅葉した山々、冷たい風が興奮してほてる頬っぺに心地よく、わくわくしながら入口に行くと




がびーーーん





なんて、こと…

鳳凰堂が改修工事で外観はグレーのシートに覆われて、しかも拝観出来ず(涙)

なので拝観料は半額、だけど全然嬉しくないわ(T_T)

「あああ、なんて、こと。。。」
まじ落ち込んだ、その横でミ夫は笑う。そんなに好きなのになんで事前に確認しないのかと。
その通りです、私がアホなんです、そやけど、そやけど
ぐわぁ~ん(┬┬_┬┬)
悲しみは深くてしばらく立ち直れない、愚かな我が身を呪詛り続けてました。

が、美しく色付く紅葉に救われて門前のお嬢をパパラッチしまくるうちに復活(立ち直りは早いのだ)









ミュージアムのゆかいな仲間達にも会えました。
肢体のやわらかな表現、花びらのような雲の流れる様、綺麗~こんなお迎えなら乗ってみたい(笑)

ハープのような楽器、これが「クゴ」
「しょう(簫)ちゃく(笛)きん(琴)(箜篌)くご弧雲の外に充ち満ちて」羽衣の謡にもあるコレや!
分からなかった「クゴ」とはこの事やったんやね(゜▽゜)スッキリ!
そして一体一体が思っていたよりかなりデカい(笑)
あーやっぱり鳳凰堂見たかったなぁ~。

壁画の復元も素晴らしかったよ。
実際みると圧倒される。
どっかの金持ちが、実物大で当時のビッグな寺を復元してくれないかな!
(テレビ番組の中でCG見た時も思ったな)




鳳凰が翼を広げたような優雅な姿を見られるのは二十六年の三月。

朱印帳がつまりました。
次は、このこ♪
確か橘寺で買った記憶が…
小さな鼓の根付け、小鼓の舞台の時に身につけるのを楽しみに日々精進いたしまする。








二日目、帰りによった醍醐寺。






まだ二時過ぎにも拘わらず暗いそら、暗いこころ、私のきもち…ああ、高野山(苦笑)

とか思わないように、一人ぼっちだったけど(ミ夫は車で仮眠、お嬢も留守番)ゆっくり紅葉を楽しみながら歩いてきた。

重い空のせいか、きもちのせいか、人も疎らで五重塔が寂しそうに見える。
烏がカアカア鳴く声も更に心重くして、更には雨まで降り出すしまつ。トホホ…
昨日の優しく色付いた山並みをるんるん気分で眺めて走った大和路が恋し過ぎて半泣きどす(←変な京都弁。そしてどんだけ奈良好きなのだ?苦笑)



醍醐寺に行ったらぜひと団子さんにススメてもらった立木仏も分からず雨に降られて、身も心もすっかり湿っぽくなってしまった京都なのだった。

でも醍醐寺は桜の季節にもう一度来てみたいかも。
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