久々の舞台鑑賞です。
今日は瓢箪会のDさんとSさんをお誘いして。
開演は午後からで午前中はワークショップもあったみたい。
少し早めについて席につくとワークショップの続きで、見所のお客さんみんなで笛の唱歌を唄い、小鼓はウケと打放を掛け声と一緒に膝を打ってみたりしました。
「はーい!正面の人は笛、中と脇正面の人は小鼓」
私も参加 ( ̄∀ ̄)
楽しかったです。
笛の唱歌も小鼓の掛け声も腹からしっかり声を出して発声します。
気持ち良いです!
葵上。
前回は家元の六ちゃんでした。
ねっとりと不気味で最高の生き霊でした笑
思います。
生き霊って、生きてる者でもなく また 死んでる者でもなく。
どちらでもないモノ。
そんだけで気味が悪いです。
家元の六ちゃんはほんと不気味でした。
物着からのゆらり…と現れたモノ、これぞ生きてもない死んでもないモノの塊、妄執体!(゚д゚lll)
源氏物語はあさきゆめみしの漫画で見ただけですが、六条御息所って、すごく大人で教養も高く聡明で、高貴な女性。
そしてプライドも正しく高い、ってイメージです( ̄∀ ̄)
クールに見えるけど、気持ちは熱く真っ直ぐで、誠実な女性。
想いも真っ直ぐで。
その想いが強ければ強いほど、抑え込もうとする意志や理性も強いのであって。
いっそ、その想いを愛する人の前で解放できたならよかったのでしょうけど、高いプライドがそれすらさせなかったんではないだろうか。
愛人として身を任せてしまったのにそれを許させない自分、さらに相手の気持ちが離れていく屈辱と、本当は泣き叫びたいくらいに辛いくせに、それら全てを理性が取り繕う。
しかーし!閉ざしたはずの心の奥のそれらは嫉妬という、きっと六ちゃんには耐えられないほどの屈辱的感情になって自身を責め立てるんじゃらなかろうか?
耐えられなくなっても理性は絶対ぶれないから。
となると、あとは
うらめしやぁ、、、シャアーーーーー!!!!(般若)
でてもーた ! イキスダマ( ̄∀ ̄;
ちょうど、少し前にひめさんのブログ記事で紹介されてた、本の一文。
「火宅の門」の体言止めの余韻のなか 御息所は生と死の狭間の領域で 老い続ける。
野宮の話でしたけど、この解釈がストンときました。
ああ、六ちゃんは死んだ後も狭間をさまよい、さらに老い続ける、老い続ける、
でもその先に終わり(死)はないのだ。
辛すぎる(T_T)
と、六ちゃんの気持ちを思いながら観た今回の葵上。
おシテが女性、だったからでしょうか。
しっかり生きてる六ちゃんだった気がします。
不確かなモノ生き霊、というより確かに生きてるヒト ストーカー?的な( ̄∀ ̄
般若の面に不気味さはなく怒りを感じ思っていた悲しみは伝わってきませんでした。
あ、ツレの照日ちゃんも女性の方でしたが高くスーっと上に登っていくような声は神懸かってる感じで良かったなぁ。
そして能楽ホール、、、
能を観るならやっぱり能楽堂が良いなぁと思われました(´ω`)
今日は瓢箪会のDさんとSさんをお誘いして。
開演は午後からで午前中はワークショップもあったみたい。
少し早めについて席につくとワークショップの続きで、見所のお客さんみんなで笛の唱歌を唄い、小鼓はウケと打放を掛け声と一緒に膝を打ってみたりしました。
「はーい!正面の人は笛、中と脇正面の人は小鼓」
私も参加 ( ̄∀ ̄)
楽しかったです。
笛の唱歌も小鼓の掛け声も腹からしっかり声を出して発声します。
気持ち良いです!
葵上。
前回は家元の六ちゃんでした。
ねっとりと不気味で最高の生き霊でした笑
思います。
生き霊って、生きてる者でもなく また 死んでる者でもなく。
どちらでもないモノ。
そんだけで気味が悪いです。
家元の六ちゃんはほんと不気味でした。
物着からのゆらり…と現れたモノ、これぞ生きてもない死んでもないモノの塊、妄執体!(゚д゚lll)
源氏物語はあさきゆめみしの漫画で見ただけですが、六条御息所って、すごく大人で教養も高く聡明で、高貴な女性。
そしてプライドも正しく高い、ってイメージです( ̄∀ ̄)
クールに見えるけど、気持ちは熱く真っ直ぐで、誠実な女性。
想いも真っ直ぐで。
その想いが強ければ強いほど、抑え込もうとする意志や理性も強いのであって。
いっそ、その想いを愛する人の前で解放できたならよかったのでしょうけど、高いプライドがそれすらさせなかったんではないだろうか。
愛人として身を任せてしまったのにそれを許させない自分、さらに相手の気持ちが離れていく屈辱と、本当は泣き叫びたいくらいに辛いくせに、それら全てを理性が取り繕う。
しかーし!閉ざしたはずの心の奥のそれらは嫉妬という、きっと六ちゃんには耐えられないほどの屈辱的感情になって自身を責め立てるんじゃらなかろうか?
耐えられなくなっても理性は絶対ぶれないから。
となると、あとは
うらめしやぁ、、、シャアーーーーー!!!!(般若)
でてもーた ! イキスダマ( ̄∀ ̄;
ちょうど、少し前にひめさんのブログ記事で紹介されてた、本の一文。
「火宅の門」の体言止めの余韻のなか 御息所は生と死の狭間の領域で 老い続ける。
野宮の話でしたけど、この解釈がストンときました。
ああ、六ちゃんは死んだ後も狭間をさまよい、さらに老い続ける、老い続ける、
でもその先に終わり(死)はないのだ。
辛すぎる(T_T)
と、六ちゃんの気持ちを思いながら観た今回の葵上。
おシテが女性、だったからでしょうか。
しっかり生きてる六ちゃんだった気がします。
不確かなモノ生き霊、というより確かに生きてるヒト ストーカー?的な( ̄∀ ̄
般若の面に不気味さはなく怒りを感じ思っていた悲しみは伝わってきませんでした。
あ、ツレの照日ちゃんも女性の方でしたが高くスーっと上に登っていくような声は神懸かってる感じで良かったなぁ。
そして能楽ホール、、、
能を観るならやっぱり能楽堂が良いなぁと思われました(´ω`)
げに、恐ろしきはおんなの怒り
目にもの見せて 呪ってやる~
だったんですね
六ちゃんの深い教養とプライドと恥の心に裏打ちされた哀しみを垣間見せるのは
なかなかに難しいんでしょうね
そうそう、今日興福寺から葉書が着ました
最近ちゃんとしたプロの能楽見てないので
楽しみです🎵
はい、実体感を感じる生々しい六ちゃんでしたので、まるで不倫物のドラマを見るような^_^;
あ!来ましたか?
私のところにも来ました!
今回入金が遅れて席番がいつもよりも下がってしまいましたが。
でも、仏さん達と一緒に楽しむ舞台はどこのお席でも素晴らしい空間ですよ〜✨
楽しみですね(´∀`*)