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来週の株式展望 2016/01/22

2016-01-22 18:58:08 | 週間展望

来週の株式展望 2016/01/22

熊さんレポート

 ■□ 日経平均株価の動向と予想 □■

 本日の日経平均株価終値は+941円の16,958円と暴騰いたしました。TOPIXも+72.70の1,374.19ポイントと大幅反発いたしました。
 日経平均株価の中期基調は下向きを継続。短期基調は本日の大暴騰で下向きからフラットに変化いたしました。
 日経平均株価のサイコロは●●●●○●●●○●●○「3勝9敗」。日足は大陽線を形成しました。

 市場では「値幅、日柄共に昨年夏の下げと同様になり、底打ち機運が高まったことで買い戻しに拍車がかかった」「懸念された後場の大口売りが減少し、投機筋が買い戻しを急ぐ動きをみせた。ドラギECB総裁による追加緩和示唆で金融市場の空気が変わったようだ」などと指摘されております。
 昨日に、サブプライムローン問題からリーマンショックにつながった暴落と比較し「リーマンショック時は1月22日に安値を形成しました。同じ日にちが再現されるとなると明日となります。その後は2月27日の高値まで12.19%のリバウンドを演じました(細かく見ると2月4日の高値まで10.47%上昇、その後また少し下げて2月27日の14,105円まで上昇)」と書かせていただきました。
 本日、日経平均株価は暴騰し目先の底打ちとなりました。偶然にもリーマンショック時の暴落の「第一波」と同日で底入れとなりました。

 ここで気になることが、底入れ後の反発はどの程度期待できるかです。日経平均株価は12月18日の高値19,869円から前日安値の16,017円まで3,852円の下落となっております。まずは「三分の一戻し」の17,301円がターゲットとなります。それを上抜けてくると「半値戻し」の17,943円がターゲットとなります。
 気を付けなければいけないことがあります。それはこの「底入れ」は長期的な底入れではなく、長期下落トレンドのなかでの単なるリバウンドの可能性が高いということです。ですので、まずは「三分の一戻し」17,301円を反発目途と見て、来週前半更に上昇した場面では利益確定を行うことも良いと思われます。
 ・・・「マエストロ」からの転載。転載の許可をとっています。
 ** 注目は、リーマンショックのときと同じ、1月下旬の暴落で、奇しくも第一波の底入れが、同じ日だそうです。反発のプロセスを辿ってみるのも、何かを掴めるかもしれません。
 
 
勉くんレポート

◇相場を読む~希に見る急反発

22日の東京株式相場は3日ぶりの急反発です。日経平均株価は941円高と急騰し、昨年1343円高した9月9日以来の上げ幅を記録しました※。ECBドラギ総裁の追加緩和示唆で米国株はNYダウが115ドル高となり、ドル円相場も117円後半の円安となりました。
今朝の東京市場はこれらを好感し、300円以上値上がりして始まりました。日銀の追加緩和期待も息を吹き返し、前場の間は500円高の16500円処を挟むもみあいで推移しましたが、後場、一段高となりました。
連日、後場に売り込まれた警戒感も徐々に薄れ、118円乗せの円安や香港上海株高を好感し、買い戻しの動きが続きました。何より年初から前日までで3000円幅下げ、この日の急反発を見て「窮地を脱した」安心感が広がったようです。ほぼ全面高ですが、ここ売り込まれのきつかった不動産・金融・証券の上げが際立ちました。
来週は月末週、日米で中央銀行の金融政策決定会合があり、決算発表がラッシュを迎え、経済統計も数多くあります。今週の急落急騰で折り返した流れを継続し、17000円台で高度を上げて行けるかが焦点となりそうです。
※水木で1031円下げた分、金で941円取り戻しただけですが、きつい週でした。

執筆者: 山田 勉

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