３時のおやつ（名人戦第５局）

名人戦第５局は、にわかに激しくなって来ましたが、
15時になりましたので、対局者には、３時のおやつが出されます。

両対局者ともフルーツの盛り合わせに、山下名人はコーヒー。
羽根挑戦者は紅茶が出されました。
対局者はホッと一息ε-(´∀｀*)ホッ ...とはいかないでしょうねぇ。

有馬温泉銘菓 炭酸煎餅

名人戦第5局は「御所坊」で行われていますが、「御所坊」がある
兵庫県神戸市北区有馬町は「有馬温泉」で有名です。
その有馬温泉ご当地銘菓の一つが「炭酸煎餅」です。

小麦粉や砂糖、でんぷん、食塩、重曹等に温泉の炭酸泉水を加えて型を用いて焼き上げている
薄焼きのせんべいです。
たくさん種類は出ていて、クリームを挟んだものなどバリエーションもいくつかあるみたいです。



成分表など


こちら。


おいしいですよ～

封じ手の封筒

名人戦は2日制ですので、1日目の終了後封じ手が行われます。
手番の人が、次の一手を封じて、専用の封筒にいれ厳重に保管。
次の日、封じ手前までを並べかえし、立会人が開封して、次の一手を
読み上げた後、着手して対局再開です。

封筒



裏側



封じ手が記入された棋譜。



封じ手の所に丸印が付けてあります。

石の碁盤

名人戦第5局が行われている「御所坊」から、
山の方へ500mほど歩いた所に、「瑞宝寺公園」という広場があります。


名前、雰囲気からもわかるように、元は瑞宝寺というお寺が、明治初期に廃寺となり
その後公園として整備されたそうです。









紅葉が綺麗な場所としては、昔から有名な場所でもあったようで、
有馬に度々訪れていた豊臣秀吉が、瑞宝寺の紅葉がお気に入りだったという話もあるそうです。
今は紅葉には、まだ時期が早いです。





そんな公園内にあるのが石の碁盤。


由来


石の碁盤


豊臣秀吉が愛用していたとの話があります。

また豊臣秀吉がここでお茶会を行なっていた事に由来して、
今でもお茶会が開かれているそうです。
詳しくは→「瑞宝寺公園もみじ茶会」