今回、前穂の重太郎新道は、”手を必要とする場所”でした。3点支持。
この経験を生かして、他にどこが歩けそうか? ということで、登山道の難易度は
傾斜で決まるものではないということは前提とした上で、急登と言われている道の
斜度を比較してみたいと思います。
★重太郎新道 標高差1570m 平均斜度17.5度
紀美子平 ~ 前穂 平均斜度 30度 ←手が必要でした!
カモシカの立場~紀美子平 平均斜度 28度 ←手が必要
岳沢小屋 ~カモシカの立場 平均斜度 21度 ←ストックあれば楽
登山口~岳沢小屋 平均斜度 12度
(山と渓谷 8月号より転記)
こちらの好日山荘のコラムには、地図上で等高線から大まかな斜度を割り出す方式がのっています。
こちらは斜度計算サイト:http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/slope.html
さて夫が提案してくれた奥穂白出沢コース。
★白出沢コース 標高差2036m 平均斜度 13.4度 距離8.5km
新穂高 ~ 白出小屋 平均斜度 6度
白出小屋 ~ 白出大滝 平均斜度 16.8度
白出小屋 ~ 穂高山荘 平均斜度 23.6度
★ブナ立尾根 標高差 1260m 平均斜度 23度
★甲斐駒黒戸尾根 標高差 2200m 平均斜度 14.7度
★燕岳合戦尾根 標高差 1260m 平均斜度 16.8度 ←ぜんぜん急じゃない
ちなみに 両俣小屋の野呂川越えの道は距離が0.6kmしかないが、標高差は269mもあり計算すると斜度は24.1度にもなる…
★野呂川越え 標高差269m 平均斜度 24.1度
北岳の草すべりコースはざっと計ると、距離1.2km標高差605mだから斜度は26.8度。やっぱり急ですね。
★北岳草すべりコース 標高差605m 平均斜度 26.8度
感覚的なものですが、20度を越えると急に感じる。30度を越えると梯子が欲しい。35度を越えるともう”壁”。
つまり一般登山者には斜度30度あたりが限界なのです。だって、実際の山は
段差の連続ですから計算上の30度ということは一段と一段の間の距離が長いってことで、一歩の幅がどーんと大きいってことになるのですから。 背が高くないと脚だって届かない…(^^;) ザックだって前向きで降りたらこすれてあたってしまう・・・
45度以上は不可能。そして60度になるとクライミングの世界のようですね。
この経験を生かして、他にどこが歩けそうか? ということで、登山道の難易度は
傾斜で決まるものではないということは前提とした上で、急登と言われている道の
斜度を比較してみたいと思います。
★重太郎新道 標高差1570m 平均斜度17.5度
紀美子平 ~ 前穂 平均斜度 30度 ←手が必要でした!
カモシカの立場~紀美子平 平均斜度 28度 ←手が必要
岳沢小屋 ~カモシカの立場 平均斜度 21度 ←ストックあれば楽
登山口~岳沢小屋 平均斜度 12度
(山と渓谷 8月号より転記)
こちらの好日山荘のコラムには、地図上で等高線から大まかな斜度を割り出す方式がのっています。
こちらは斜度計算サイト:http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/slope.html
さて夫が提案してくれた奥穂白出沢コース。
★白出沢コース 標高差2036m 平均斜度 13.4度 距離8.5km
新穂高 ~ 白出小屋 平均斜度 6度
白出小屋 ~ 白出大滝 平均斜度 16.8度
白出小屋 ~ 穂高山荘 平均斜度 23.6度
★ブナ立尾根 標高差 1260m 平均斜度 23度
★甲斐駒黒戸尾根 標高差 2200m 平均斜度 14.7度
★燕岳合戦尾根 標高差 1260m 平均斜度 16.8度 ←ぜんぜん急じゃない
ちなみに 両俣小屋の野呂川越えの道は距離が0.6kmしかないが、標高差は269mもあり計算すると斜度は24.1度にもなる…
★野呂川越え 標高差269m 平均斜度 24.1度
北岳の草すべりコースはざっと計ると、距離1.2km標高差605mだから斜度は26.8度。やっぱり急ですね。
★北岳草すべりコース 標高差605m 平均斜度 26.8度
感覚的なものですが、20度を越えると急に感じる。30度を越えると梯子が欲しい。35度を越えるともう”壁”。
つまり一般登山者には斜度30度あたりが限界なのです。だって、実際の山は
段差の連続ですから計算上の30度ということは一段と一段の間の距離が長いってことで、一歩の幅がどーんと大きいってことになるのですから。 背が高くないと脚だって届かない…(^^;) ザックだって前向きで降りたらこすれてあたってしまう・・・
45度以上は不可能。そして60度になるとクライミングの世界のようですね。