薬膳食材選択フリーソフト

2009-08-11 07:02:50 | レシピ&備忘メモ
すっごいいいもの見つけました!
http://www.vector.co.jp/download/file/win95/home/fh333312.html

薬膳選択フリーソフト

小さい頃からアトピーだからなんですが、アトピーを治すのに
あれを食べてはいけない、コレを食べてはいけない、と除外するのを
色々言われるんですよね・・・。これ苦手。

私はどっちかというと、「体にいいから食べよう!」といわれるとヤル気が
沸くのです・・・。

例えば、代表的な悪玉は、食べちゃダメ!は、牛乳、卵、コーヒー、白砂糖、小麦です。
チョコや脂っこいもの、ポテチなど…アイスクリーム。
次は肉系…。

でも、食べ物である限り、人類はありがたくその恩恵を得てきたと思うんですよね。

中国古代の養生法を見ているとまるで『大草原の小さな家』のローラたちの生活を
見ているようです。

春は父さんは狩をあまりしない。生き物だって生まれる時期だからです。
で、ゆっくり魚でも食べてる。夏はギリギリまで働いて畑を耕し、
子供たちも外で元気一杯遊ぶ。ジンジャーウォーターでのどの渇きを癒す。
秋はみんなでワイルドベリーをつんだり、菜園の野菜を収穫し、家畜をつぶし、
冬に備えます。冬は家の中でほっこりと家畜の肉、穀類、保存食を中心に食べ
暖炉の周りで静かにすごす。

当時のレシピを再現したものを持っているのですが、脂肪分たっぷり。
昔の人は肉体労働でしたからカロリーが必要だったんでしょうね。

で、今では悪玉扱いの、白いお砂糖も白い小麦粉も出てきますが、年に
1回のクリスマスのご馳走で出てくるんですよね。

もし雪山で遭難したら、やっぱりお砂糖持っててよかったって思うと思うんですよ。いっくらエンプティカロリーでも。

多分、これらの食材は体質によらず常食に向かない、ということですよね。

アトピーでは卵も牛乳も除外することが多いのですが、私はアトピーでも
食べれる人もいるのではないかと…除外が必要なのは食品アレルギーの
人ではないですかね?でも、看護婦さんでも中途半端に私が牛乳アレルギーを
もっていなくても「牛乳はダメよ」といったりしますから… でも
やっぱり牛乳って栄養は満点に近いと思うんですよね。唯一ほかの動物に
消化されることを目的にした蛋白源ですから。

生クリームは悩ましいですが、年に数回なら許されるでしょう。

肉類はもちろん、良質な蛋白源。タンパク質しか体を作るもとはないんですよ?

チョコも昔は薬だったくらいだし。

小麦もローラたちが常食していたのは、白くないパン。ホールウィートなら
いいと思います。

ローラたちの時代からは考えられないことですが、アメリカでお料理というと
市販品を買ってきてそれにアレンジを加えることを言います。例えば
日本でカレーやグラタンを作るときにハウスのパッケージを買ってくるみたいな
ものです。

つまり、キャンペルスープのクラムチャウダーにブロッコリーを入れて
チーズかけてオーブンで焼いたのを”料理”と呼ぶのです。立派な主婦の
家に行ってもまじめにグラタンをホワイトソースから作っている人は
滅多にいません。

ダイエットの敵のホワイトソースだって、家で一から作れば、小麦粉と
バター、牛乳でできていますから、ヘルシーなんです。 でもキャンベルだと
何でできているか?缶の後ろを見れば分かりますが、よく言われるのはすでに
栄養として期待できるものは消失してしまっている、ということです。
ついでに加えるのが、アメリカの場合”冷凍の”ブロッコリーだったり
しますから…さらに栄養価は低く。

日本でもカレーはレトルトだとただの油っこい食品ですが、インド式に
まじめに作ると…しょうがとにんにく、ターメリックにクミン、たまねぎ、
と、まるで生薬のオンパレード。

つまりそういう市販品のプロセス(加工)が現代人の健康にとっては
良くないのであって、特定の食品が悪玉ではないのではないか?と思います。

例えば、小麦や米であれば、製粉・精米が良くないのであって、一物全体を
守ればすべて滋養ではと…

もちろん、消化吸収が弱い胃腸の弱い人には精製したものがいいですが…

みんながみんな、上等の肉に上等の砂糖、上等の小麦に、上等の米を
食べるようになった… そこが問題ですね。

問題は、飽食ではなく、上等食…。

でも現代は、白い砂糖、牛乳、卵、精製小麦、コーヒーが一番安い時代です。
全粒粉より白い小麦が安いんです。ローラの母さんが聞いたらびっくりするような
話ですね。

だから結局は、上等食 = 安い食事 = 栄養 がない食事。
市販の加工食品は、こうした食品よりさらに安い加工用食材を駆使して作られています。(例えば食肉加工で出たあまり肉からブイヨンなど)

結局、一番現代で何が大切な食の養生かというと、
・まずは新鮮なものを食べる、
・加工食品をとらない

ということではないかと思います。
要するに食品工場から出てきたものではなく青果市場から出てきた
ものを取ることですね。

今スーパーを見ると半分以上が加工食品で、食が多様になったとはいえ、
生鮮食品のコーナーはあまり広くはありません。

棚にならべてある食品、冷蔵の要らない食品は低級品、ということです。

そうおもうと家庭の主婦による、手をかけた一品、たとえ炒めただけで
あっても・・・が一番の現代の贅沢なのだと思います。

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