ナチュラル志向と山

2012-08-26 00:22:46 | 山のアレコレ
今日も甲府は残暑?というより、遅れてきた夏、と言う感じ。今日は夫と平和な週末を過ごしました。

手作り本棚でも作ろうかしら?と出かけたホームセンターでは、一番涼しいのはトイレでした…暑い…

結局のところ、一番安いパイン材の板を買って手作りするよりも、アマゾンでフラッシュの安物を買ったほうが安いということが分かり…結局そっちに(笑)そうした家具は余り好きではありませんが、手に入るもので妥協しないといけないときもあります。選択と集中です。

ちょっとした棚なら作ってしまう私たちですが…本棚は敷居が高いです。本が重いから。さらに、私は季節の変化に合わせて、模様替えをしょっちゅうするので、レイアウトの自由度が高いのは小さめの家具なので、小さめが良いとなると、結局、自由にサイズを設計し作りつけにしてしまえるという手作りのメリットがあまりないのです。

■ 山とアロマ

今年はダニが発生する時期が遅かったみたいで、今頃です。ダニとなれば私はとても感度が良いので、一番癒されるのは洗濯です(笑) 洗濯そのものが癒し… 気に入っているのはカドリーコアラランドリーリキッドです。 もう素晴らしいユーカリの香り。日本のメーカーが作ってくれないかと思うのですが、これより良い洗濯石鹸にはいまだあっていません…。合成洗剤は使いたくないし、粉石けんは冬は問題ないですが、夏だとにおいやすいので…。ユーカリオイルは掃除のときにも使います。

ユーカリで洗濯しておくとしばらくダニの心配がない。のがいいところです。

前回の山は素晴らしかったのですが、一つだけ失敗したのはウエアリングでした。モンベルのキャミにノースのTシャツが暑く、あせもになりそうで、最終的には脱いでしまいました。キャミで歩いている人は私くらいでみんな長袖なのに… しかし…日焼けには耐性があるけど、あせもには・・・汗、ほんと私には不快です・・・何がだめって乾かないのがつらい。

同じ理由で結局、帽子もむしろ蒸れて不快だったので…汗を適宜ぬぐうのに適したものといえば、手ぬぐいということで、手ぬぐいを頭にかけて歩くのが一番快適でした…。あのスタイルは汗かきで蒸れに弱く、日焼けと蒸れのどっちを取るかでは蒸れを避ける人のスタイルだったんですね・・・。

そんな蒸れ蒸れの不快感を今回和らげてくれたのは・・・ハッカオイルでした。これをおなかや背中にシュッとすると、すごく爽快! 間違って首などの皮膚が薄いところにつけると爽快の反対になりますので要注意。

虫除けもナチュラルなのがありますが…ぜんぜん効果なし。虫除けにはシトロネラか、レモンユーカリのスプレーを自作していくのがいいのかもしれません。

ちなみに私の日焼け止めはシトロネラのオイル入りで、SPFはあまり高くないのですが、虫除け効果があるような気がします。

■ 山と自然派

山は自然そのものなので…もともと合成の洗剤や合成着色料などの食品添加物は避けている私なので、できれば山でこそ、オールナチュラル志向があっていると思うのですが・・・残念なことに、山ウエアや山食、山用品は人工物のオンパレードです。

まずウエアが化繊。それが気に入りません。

そして食事が工業生産物。例えばインスタントラーメンなど自然の対極にありそうです…(汗)気に入らない(笑)

という訳で、できるだけ自然に近い形の衣食住を目差すというのは、今の山のあり方とはまったく別の方向性…

山にいるからこそ、ナチュラル志向でありたいのに…そこには深くて容易には埋まらない溝があるようです。

このナチュラルを目差すという要素は…エコ意識が高いインテリ層に強い傾向ですが…昔風の山屋さんにも、
山の麓に巨大な別荘を構えて、BMWを乗り回している別荘居住者にもない志向性だと思います。

けれども…今の若い人はみーんなナチュラル大好きです。山をやるまでは私だって、コットンしか持っていませんでした。

山を始めてからは新参者、初心者としては自分のスタイルを追い求めるより、むしろ、すべてを真似して定石を学ぶ
べきでしたから、私のワードローブにも食にも、”人工物”が増えているのですが…

できるところから、山が非ナチュラルになってしまった、その溝を埋めるべく発想して行きたい…と思います。

だから、朝はオートミールなんですけどね☆


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