将棋漬け

将棋オンリーで生きてるオジサンの戯言ばっかり

名人戦第三局解説会(連盟)(7)

2012年05月29日 | 将棋
長過ぎる、早く終わらせないと・・・第四局と将棋ペンクラブの交流会のことを忘れそうだ・・・
ってなことで寝る間も惜しんで書きます。(涙)

「あっ、銀打ってます」
「えっ、ホントに~!」
△64銀
打たないともたないってことか・・・
▲93角成
入玉確定の赤ランプ?・・・

「で、△73香じゃない手を指しましたけど」
「羽生さんがやると「何かある」と思わせる・・・恐ろしい」(笑)
△75歩
▲85銀、△56成桂
「執念の手・・・ソフトがやりそうな・・・」
秘かに51の馬を狙ってますぞ

▲52銀
狙いが・・・
△76香
▲87玉
いよいよ入玉へ・・・

△95歩
入玉は許さん!
▲76銀
ならばこっちから
△同歩
▲同玉
・・・ああ、入玉確定か・・・
「△74銀しかない、85に逃がしたらダメ」

△84歩
▲同馬左、△73銀打
「何ですか、これは?」こっちが聞きたい
▲85玉
「取らなかった、取っても何もないはずなのに・・・二人の世界ですね」(笑)

△84銀
「・・・(普通)ここまで指さないけどなあ」
「第三局ってそんなに重要なんだと」
「そ~」
▲同玉、△48角
「・・・凄い執念・・・」
「玉逃げると△66成桂とかね・・・ないか」

▲83玉、△66成桂
「ホントにやってる~!」(笑)
「これはね・・・二歩狙ってるんですよ、△37角成から△47馬とかやって」(笑)
確かに6・7筋に歩打ってるけど、まさかねえ
「でね、感想戦のコメントでは「最後まで難しかった」って言うんです」(笑)

▲41馬
「△32金引としたら、どうやって?」
△32金引
「これで▲51馬と逃げたら事件ですよ!」(笑)
▲81竜
「▲51馬じゃなかった・・・」(笑)
「馬逃げたらお客さん曝笑では?」(笑)

△41金
▲同銀不成
「これが詰めろになっているかと言うと微妙な・・・」
△77成桂
「下駄を預けましたね」

▲44金
「え~!?」
「ここで詰まさなければ変調・・・」
△51歩
「あらららっ・・・どうなっちゃってるんですか?」もしかして期待してもいいの?
「こんな将棋になるとは・・・」

▲32銀成、△同銀
「え~(詰み手順を)解説します・・・ん?、詰まないか?」(笑)
▲23歩、△同銀
「ああ、詰みですね、銀捨てて桂不成で」
▲31銀、△同玉
▲23桂不成、△32玉
▲31金、△22玉
▲21金、△同玉
▲22歩まで・・・(涙)

「さて、挑戦者の1-2となって、どっちが勝つと思いますか?」
で、挙手でお客さんの反応は・・・
「ねっ、1と2では1のほうが大きいのではないかと皆さんおっしゃるわけで」(笑)
「しかし、これ(▲44金)っていうのはね~・・・」
で解説会は終了。
次回の解説は屋敷さんと山田久美さんだそうですが、オジサンは静岡へGO!なのだよ。


やっと終わったぜい・・・ふぅ。

名人戦第三局解説会(連盟)(6)

2012年05月27日 | 将棋
▲22歩、△同玉
▲51馬
「△41香だと思いますね」受けないとねえ
「△32金引だと▲25歩が」
△41香
「▲52銀と打つでしょうね~」ジワリジワリかぁ
「(先手は)精神的には焦ってる状態」もっと焦れ~!

「8時半までもつのか?という状態が・・・徹夜とか」(笑)
「見応えのある将棋になってまいりました」
「▲52銀、△32銀打ならこう(▲63銀成)やりたいんですよ」・・・それだけは堪忍

▲75角
「△72香だと?」
「▲42角成、△同香、▲同馬、△72歩、▲23桂成、△同玉、▲31馬」それはアキマヘン
「その手順は名人戦に新たな一歩を」(笑)
「じゃあ、これ(△64銀)はどうすっか?」女性らしくねん(はあと)
「どうだ!(▲93角成)」えらそ~(笑)

「これ(△64歩)は?」
「これ(取れば△68竜で王手角取り)はあからさま過ぎるんじゃあ」(笑)
「これとって負けたら名人戦の行方は決まり!」(笑)

「△71香に▲93角成はするのはないと?」
「絶対ないとは言い切れないけど、ない!」(笑)
「名人が残り9分、羽生挑戦者が49分残ってます」残り時間に期待しよう

「これ詰ましたらエライことですよ」
「えっ、詰みあるんですか!?」
「いや、ないと思います」(笑)
「一応ヤバイ筋はあるんです」

「△71香、▲42角成、△同香、▲同馬、△72歩、▲23桂成、△同金、▲31馬、△同玉、▲43金で」それが一口なのね
「△68竜、▲87玉、△77竜で、▲同桂は△75桂、▲96玉だと、△95銀、▲同玉、△94金、▲96玉、△69角で合駒が悪く取られて詰み」ほほう
「でも、△77竜を▲同玉で詰まない」はぅ・・・

「羽生さんと対局してて、顔見られて「(そんな手で)大丈夫?」って言われたら」(笑)

「まあ、先手が余してるという」くぅぅ・・

「△64銀だと、▲93角成、△73香、▲87玉、△95歩だとどう指します?」
「▲85歩とか」
「熊倉さん強いじゃない」(笑)
「あの~、「逆転模様とか言う人も」って書いてありますが」
「誰が~!」(笑)
「今、「ない」って言ったばかりじゃないの」(笑)

「次はやはり角換わりになるのかなあ?」
「立会いはどなたですか?」
「正立会いは青野さん」静岡だからね
「副は私とえいちゃん、飯島君」

「名人戦だから時間攻めなんてしないですよね?」
「分かりませんよ~」(笑)
「普通の対局ではする人いるんですか?」
「例えば、熊倉さんの師匠の高橋さんが時間攻めしますね」
「汚いですよね~」・・・師匠でしょうが
「いやいや、そうじゃなくて」(笑)

「先手玉は寄らないんですよね?」
「寄りません!」断言されちゃった・・・
「・・・寄ったら大恥・・・」(笑)

名人戦第三局解説会(連盟)(5)

2012年05月27日 | 将棋
▲46香、△51歩
こうやって受けの土台作りするわけね
▲92竜
「遠慮したんですね」遠慮?
羽生さんはさっきから相手が「おかしくなれ」と」(笑)

△57桂成
▲43香成、△42歩
▲33成香
「何で取ります?」
「△同桂」
「それは▲44桂」
「△同銀は?」
「▲42桂」
「△33同金、▲23歩、△同金なら▲66角」

△同金
▲23歩
「後手は角を手に入れたい」そりゃまあね
「でも、ここ(駒台の上)にある角は絶対取れない」(笑)
「△71香、△72香打とかになると事件」なれ~!

「第四局の副立会いなんですよ」ほ~
「どこですか?」
「静岡」
「楽しみですねえ」オジサンも楽しみ~

△同玉
「上昇指向」そのまま入玉になれば・・・
「▲15桂、△14玉、▲57馬!」桂馬が落ちてたか
「△25香!」
「馬、取れますよ」
「いいもん!」(笑)
「(△25香は)絶対投げないもん宣言」
「ずえった~いなげないも~ん」(笑)
「桂先の玉詰み難し」
「以上、粘り方教室」(笑)

▲15桂、△12玉
粘り方教室不発、まあ当然ではありますが
▲23歩
「とくれば、熊倉さんが粘る手を指さないといけない」何故熊倉さんが?
「え~と・・・(汗)」
△同銀
「▲同桂成、△同玉で寄ります?」
「・・・」
「寄らないですね、なので取らないで」
「どうします?」
「あらっ、先に言われちゃった」(笑)

「(寄せを検討して)・・・とまあ、そういうわけで」何がそういうわけ?
「ま~、こんな杜撰な読みでは名人は取れないと」(笑)
「なんか、これで(先手が)負けたら寝込むでしょう」(笑)

名人戦第三局解説会(連盟)(4)

2012年05月24日 | 将棋
△57歩
▲同香、△29竜
▲77金、△49金
「狙いは?」
「△48金で銀がタダ」シンプル イズ ベスト
「受けるとしたら?」
「▲39桂?」
「他には?」
「▲78玉、▲58玉、反撃するなら▲24歩」
ここで次の一手となりまして、オジサンは銀を見捨てての▲78玉であります。

で、隣の人がなにやら話しかけてきました、オジサンは人見知りなので避けてたんですが・・・
その怪しげな人物がぐーちゃんだとは・・・
「さっきも話しかけたのに~」すまん、うちでは”知らない人に話しかけられても喋っちゃいけません”と育てられたもんだから・・・(長屋生まれが何を言う)

さて再開
「え~、最初にお詫びしておきます」はいっ?
「実は2手抜けてまして」ええっ!、木村の一基ちゃんともあろうお方が・・・
「なので、全員正解ということに」オジサンの渾身の一手を~!(はい、オーバーですね、うん)
「正しい手順は、△57歩、▲同香、△19竜、▲71飛、△29竜、▲77金、△49金でした」
「幻の正解は▲78玉でした」幻・・・オジサン”だけ”の正解だったのに・・・ブツブツ・・・

「では熊倉さんに抽選してもらいましょう、責任重大です!」(笑)
自分で抽選しないのに責任重大とはねえ
まあ、当然外れましたけどね。(悲)

「これ(▲78玉)間違ってたら」(笑)
▲78玉、△59金
▲同銀、△同竜
「(先手玉は)まだ寄りそうでもない」むぅ
「でも入玉するという感じでもない」入玉は困るぞ
「なので攻めると」
▲24歩、△同歩
▲23歩、△同金
「こう取るもんですね」そうなのか
「△12玉は▲54桂とか▲45桂で周りを崩す」ふ~む、参考になるなあ

▲31金
「筋が悪いですね」(笑)
「でも、これが最善」そうなの?
「▲15桂、△41香、▲23桂成、△同玉で悪いということではない」でも最善じゃないわけ?
「△32銀と受けるとどうするんですか?」
「それは▲54桂」なるほど、為になるなあ・・・でもすぐ忘れるけど・・・

△41香
▲同金、△同金
▲同飛成、△31金
「相手の体力を奪っていく」・・・
▲52竜
「王手する人上手くない人」(笑)
△32銀
「使いたくない」攻めが薄くなるからね~
「受けるということは精神面が強いということです」すると、オジサンなんか相当に強いはずなんだが・・・

▲84馬
「これはね~」鉄板?
「この局面でこれ(57の香車)がそんなに大切なの~?」(笑)
「(熊倉さんに)ケチな男性は好きですか?」(笑)
「谷川先生は”絶対”指しません」うむ
「まあ、「投げろ」のサイン」うむむ
△45桂
「おかしいでしょ、何でこの駒(57の香)が焦点になるの?」(笑)
「▲67金とかやらないですよね?」それは・・・
「私ならやりかねない」(笑)

名人戦第三局解説会(連盟)(3)

2012年05月24日 | 将棋
「▲58香で▲59玉ですと?」
「△67角成、▲同歩、△76銀、▲同銀、△同飛、▲77銀、△56飛、▲58香、勝った!」(笑)
「今「勝った!」って言ったような?」(笑)
「私も八段だから・・・でも、△39銀、▲同銀、△57歩・・・結構大変か・・・」

△76銀
「えっ、行ったの!?」
▲同金、△同飛
「どうして金なんですか?」
「えっと・・・何かあるから」(笑)
▲同銀
「いくら羽生さんの手でも”悪い手は悪い手”」・・・
「別の人がやったらすぐ「悪手!」」(笑)

「△38金、▲18飛、△29金、▲38銀、△26桂、▲49銀、△18桂成・・・」
「△38金に▲59玉もあるかな、△28金、▲49玉」そんな手あるのん?
△27金
「27!?、▲49玉を心配したのか?」
「これは取りますね」取るのがいいわけ?

▲同飛、△同角成
「これで(先手が)銀香得、しかし、58の香車は取られるだけ、単なる石、銀得」
石、路傍の石より悪いのか?
▲39金
受けるのか、そうかあ。
「76での清算の金で取った意味はコレ」なるほどねえ

△77歩
「不思議な手、意味分かります?」
「え~と・・・」
「78に逃がしたくない!だけ」
「せんせ・・・」(笑)

「黙ってると」うん?
「次に何やります?」
「さぁ?」
「△49飛、飛車もらえる~!と飛び付くと(▲同金)、△同馬、▲銀取られる~!と逃げると(▲59銀)、△78金で終了」(笑)

▲79歩
「震えてる」そうかなあ?
「▲78歩もあった、△同歩成、▲同玉、△65桂、▲同銀、△71飛(王手馬取り)と打たせても、▲74歩、△91飛、▲73歩成」角取らせても飛車が蟄居か

△26飛
「これは何ぞや?という手」そんな言い方は・・・
「これは桂馬取りますね、▲73馬と」
▲73馬、△28馬
馬の押し売りですな
▲同金
「普通、取ります?」
「▲84馬もあったと言われてます」
「△39馬、▲同銀、△29飛成、▲77金に△57歩から△45桂とか」
「多少損でも勝負手を与えないように指してる」

△同飛成
▲59銀打
「次の一手指そうとしてたんだけど言っちゃった」(笑)