テーマ別幸福の科学の教え

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【正しき心の探究】 正しき心の探求の道 第二は「心の平静」

2016-03-24 | 【正しき心の探究】
悟りに到るための道、
すなわち己の真なる心を知る道、
正しき心の探求の道について、
大きく三つに分けて述べてゆきたいと思います。

第一は「心の発見」、第二は「心の平静」、第三は「心の発展」という内容です。



『心の平静』

心の平静とは、心が波立っていないことです。
イライラしたり、いろいろな悪い思いが心のなかを駆け巡ったりということがなくなるわけです。

心が穏やかであるときに、幸せな感覚、幸福感というものが降ってくる
穏やかな光が入ってきて、心がまあるくなって、
自分が生かされていることの感謝のようなものが、ふつふつと込み上げてきます。

心の平静を維持するために、どうしても必要なことは二つです。



「反省」

心が波立つにはその理由が必ずあります。
なぜ自分の心がいま揺れているのか、これを追求します。
そして原因がわかれば、これを取り去ることは可能です。

一日のうちに起きたこと、思ったことのどの部分が、今の自分をこんなに苦しめているのだろうか
それは自分のまちがいによって起きたことなのだろうか

自分にまちがいがあったと思うならば、
「これは自分のまちがいであった。直接、間接は問わず、自分のまちがいであった。
以後こういうことをしないようにしよう」と思っただけで、その心の波立ちは穏やかになって、治まってくる

自分の責任によって起きたわけではなくても、
「このなかで、自分にとって学べるものがあったら学んでおこう。
 そして教訓の部分を取り去った後は、あまりクヨクヨしないで、心の平らかさをとってゆこう」
という思いが大事です。

反省というものは、何に裏打ちされているかと言うと、「謙虚さ」です。



「不動心」

大きな役割や使命を担っているとき
不可抗力とも言えるような避けがたい大きな厄災、災害、こういうものがくることがあります。
もはや一日を振り返って反省をするということだけでは、不十分になってきます。

こうしたときに必要なものは、不動心と言うべきものです。
不動心の基礎になるものが「信念」なのです。
信念とは、自分の心の正しき発見ができているという自信からくるものです。



謙虚さに裏打ちされて反省ができ、信念に裏打ちされて不動心というものができあがる。
この「反省する心」と「不動心」の二つを持っていれば、
いかなる事態が起きようとも、心の平静というものを保つことができます。
幸福への道の一つであるわけです。


●悟りに到る道● より

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