やまなかまへ

いい歳をした山好きから、お仲間への山行報告です。
次の山登りの参考になれば・・・

2017.10.5-6 大日三山と弥陀ヶ原

2017-10-10 | 北アルプス

弥陀ヶ原の秋の色づきを見に行きました。
コースタイム
4日 和歌山20時発=立山駅前駐車場26時 仮眠
5日 駐車場6:30→桂台ゲート6:45→称名滝駐車場7:05→7:25称名滝 7:30→7:40大日岳登山口→8:25猿が馬場→牛の首8:40→大日平→9:30大日平山荘9:50→12:35大日小屋12:50→13:10大日岳13:20→大日小屋
6日 大日小屋5:55→6:15七福園→7:45奥大日岳→9:35新室堂乗越→9:55称名川の橋→室堂バスターミナル11:20→11:35弥陀ヶ原BS→立山ヒュッテ11:45→弘法BS→13:15八郎坂下山口→14:10展望台→14:55飛竜橋→15:10称名滝駐車場=ホテル森の風・風呂=23:00和歌山
【メンバー】はちえもん・デナリ・サッチャン・ゆいさん
天気予報は5日快晴・6日降雪を予報していて、メンバーには防寒防風対策を指示していた。仕事の関係で出発は夜の八時。途中福井で高速道路の通行止めのあり、立山に着いたのは深夜2時ころ。テントを張って仮眠をとる
5日 室堂へ向かう観光客から励ましを受け称名滝へ車を走らせる。桂台のゲートは15分早く開扉してくれた。明日は天気が崩れるということなので、帰路立ち寄るつもりだった称名滝にまず立ち寄る。4段350㍍、日本一の落差にはやはり圧倒される。ハンノ木滝は水量が少なくほとんど消えていた。登山口からは急な登り猿が馬場を過ぎ尾根に出るまでの急な登りは厳しい。牛の首で尾根に出る。ザクロ谷と称名谷に挟まれたやせ尾根を登り、なだらかな湿原の大日平へ出る。右に弥陀ヶ原と高原バスの車道が眺められる。紅葉は少なく黄葉がほとんど。大日平山荘で一休みし、きつい傾斜の長い登りで大日小屋に到着。寝不足もあり疲労感がひどい。宿泊手続きをしてから空荷で大日岳に向かう。快晴の空の下、釜谷山・猫又山・赤谷山・劔岳の稜線や早月尾根、浄土山から立山・別山へと続く山並み、どこから見てもその大きさに胸躍る薬師岳と、三方にそびえたち、東に富山湾が広がる。この日はガスもわかず夜も一六夜の素晴らしい月の出を見ることができた。
6日 朝弁当で6時前に小屋を出発。よく寝たので今日は快調だ。あまりアップダウンの無い稜線は気持ちが良い。七福園からコルにいちど降りてから奥大日岳に登り返す。偽ピークに惑わされ、まだかまだかと足を運ぶうちにひょいと目の前に山頂が現れた。一服してから新室堂乗越へとのんびり下る。雷鳥沢を過ぎると観光客が増える。バスターミナルで弥陀ヶ原までの切符を買い、土産物屋で時間をつぶす。弥陀ヶ原からは湿原の中を木道が延々と続き、歩きやすい。黄葉の中にナナカマドの紅葉がより一段と冴え美しい。弘法方面へはハイカーもなく木道も傷んでいる。途中で雨が降り出したが、雪にはならなかった。最後の難所・八郎坂では岩が滑り、慎重に時間をかけて下る。駐車場には予定より2時間も早く着いた。
★「ランプの宿大日小屋」 学生の頃から、この言葉の響きにあこがれ、やっと泊まることができた。今はこれに「ギターの宿」がついていて、なんとギターの生演奏が聞ける。
★室堂乗越のあたりで雷鳥の親子を見つけた。腹部が白い冬毛になってきていた。
★このルートで出会ったほとんどの人は私たちと逆に、室堂に泊まり称名に降りる。
 登りをバス利用すれば楽だ。

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