goo blog サービス終了のお知らせ 

織内将男の日 光 讃 歌 

世界遺産の二社一寺などの歴史、文化を育んだ、日光の自然や地域を訪ねます。

世界遺産・知床(14) 横断道路「知床峠」

2012年06月23日 14時22分40秒 | 世界遺産・知床
.




 世界遺産・知床(14) 横断道路「知床峠」 .




  
  知床峠から北方四島の「国後島」の眺め。(我が領土である)


  
  峠にある北方四島の説明碑


  
  知床峠より羅臼岳






日本一開通期間の短い峠、そして国道・・、

国道334号線(知床横断道路)のに戻って知床峠を目指す。
何時しか山の上方はガスが湧き上がっているようだ、幾つかのヘヤーピンカーブを経て峠へ達した。 
やはり、知床峠はガスのベールの中だった。
先程までアレだけ鮮明に晴れ上がっていたのに、山の天気は、やはり変わり易い。 

園地の隅に大きく「知床峠」と書かれた木製の名板が有って、羅臼岳をバックにした絶好の撮影ポイントだったはずであるが。 
大型観光バスで訪れた皆さんにはお気の毒に・・!。


峠中央に「北方領土はわが国固有の領土です」・・と絵柄と一緒に刻してある石造のレリーフもあった。
ここから羅臼の街と「北方四島」が見渡せたはず。 


道路際の其々に斜里町、羅臼町の道路標識もある、町の境界を指していてウトロ(斜里町)と羅臼の間にある峠であることが判る。


先刻、上さんと(妻)と訪れたときは、「青空、一点の雲なし」の状態で晴れ渡り、360度の大展望がえられたが、
峠頂上の展望台に立つと目の前に「羅臼岳」の円錐形が圧倒的迫力をもって迫り、尚且つその雄大さは格別な美しさでもある。 
又、羅臼側の遥か遠方海上には「国後島」(くなしり)を望むことができる。 



「知床峠」は、北海道の国道峠の中では最も急坂急カーブで構成される峠であるらしく、知床連山を越える峠でもあり、羅臼側と斜里側では天候ががらりと変わりやすく、四季を通じて季節風の影響で霧がかかりやすい。
北国の厳しい気候ゆえ峠の頂上付近はすでに森林限界を超えていて、沿道にはハイマツが生い茂っている。


峠は、未開通路線を除けば北海道内の国道で唯一冬季閉鎖される区間で、除雪が行われないため、 11~5月は通行止めとなり、「日本一開通期間の短い国道」としても知られている。

全長27kmの「知床横断道路」は、ウトロ側は直線も長く比較的カーブも緩やかだが、羅臼側はヘアピンカーブが続くので運転には充分気をつける必要があろう、ただ、道幅は広く快適なドライブを楽しむこと請け合いである。

又、野生動物の楽園でもあり、知床らしくエゾシカ等が飛び出してくるかもしれないので注意を要する。


世界遺産の峠として観光上重要なルートであるため、春に除雪が完了して開通する日には例年ニュースで報道されるという。 

盛夏の観光シーズンには観光バスも数多く訪れて大変な混雑をみせることだろう。


次回は、 「知床八景





【小生の主な旅のリンク集】

《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ)   FC2ブログ   C・掲示板   FC2 H・P   gooブログ   yahooブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)

【日本の世界遺産紀行】
北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観   奥州・平泉

東北紀行2010内陸部    ハワイ旅行2007   沖縄旅行2008   東北紀行2010   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002


【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   南ア・仙丈ヶ岳(1976年)   南アルプス・鳳凰三山   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   大菩薩峠紀行(1970年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   奥秩父・金峰山(1972年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「山旅の記」   「山の歌」   「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」






世界遺産・知床(13) 「カムイワッカの湯」(4)

2012年06月22日 09時10分57秒 | 世界遺産・知床
.



世界遺産・知床(13) 「カムイワッカの湯」(4) .




  
  危険を冒して、「四の滝」から更に上部の「五の滝壺」へ向かう若者



カムイワッカの湯」は、知床半島にある誰もが憧れるワイルドな滝壺の温泉でる。

温泉雑誌にも時折登場しているようで最近ではすっかり有名になってしまい、今ではすっかり観光地化しているが、「秘湯」としては今でも横綱の一級品であろう。

ただ山歩き経験もなく、観光だけで何の装備もしていない人は間違いなく上れないし危険な箇所もある。 
入り口には「沢歩き初級程度の経験が必要である」と記されてあり、毎年事故も起きているようで決して無理をしない方が賢明であろう。 

だが、とにもかくにも北海道に来たら一度は入っておきたい温泉であることは確かである。
小生、実は二回目の訪問となったが、いずれも忘れ得ない「カムイワッカの湯」の旅となった。



『カムイワッカ野天温泉・概要』 .

温泉名    カムイワッカ《神の水》湯の滝
泉  質    含硫黄-硫酸塩-硫化水素塩泉
pH値     強酸性(ph1.5)
所  見   薄緑色・硫化水素臭・強酸味
泉  温   38~42℃前後
露  天   混浴15~20人
施  設   ナシ
休  業   冬季間
料  金   無料
効  能   強酸性湯(硫黄泉)に準ずる
所在地   斜里町  TEL(01522)3-3131
問合せ   斜里町商工観光課  
        知床斜里町観光協会 TEL 01522-2-2125








「カムイワッカの湯」の後日談話 .

2005年、世界自然遺産に登録された「知床」であり、最後の秘境ともよばれている知床の中でも、カムイワッカは今、最も人気のある観光スポットといっても過言でない。 

活火山である知床・硫黄山の中腹から涌き出る源泉が滝に流れ込み、その滝全体が流れる温泉になっているからである。


アイヌ語で「神の水」という意味のカムイワッカは、きっと古来の人にとっても不思議な滝として映っていたに違いない。 
人の手が全く加えられていない野趣溢れる豪快な天然の露天風呂は、温泉ファンならずとも多くの人を魅了し、横綱級の秘湯と比喩されるのも頷けるのである。 


カムイワッカのお目当ては、林道から約30分ほどかけて滝の沢を登ると「四の滝」、「五の滝」と呼ばれる滝壷がある。、これらの滝壷は湯温も適温で、10数人ほど入れる天然の湯船となっているからである。

しかし、知床が世界遺産に登録されたことにより観光客が激増したため、転落や落石の危険が増しているという。 
その理由によって地元を管理する環境省・林野庁は、2005年には適温の滝壷のうち「四の滝」以外は立ち入り禁止となり、さらに2006年には林道から100メートルほどで登ったところにある、「一の滝」の滝壷より上流への立入が禁止されてしまつたという。 


毎年、滑落事故が発生しているということで、横綱級の秘湯を楽しみたくて入浴を計画した人達は、「二の滝」までさえも登ることが出来なくなってしまったのである。


林道の入り口から5分ほどで登ったところに「一の滝」はあるが、今では、そこから上流へは立ち入り禁止のロープが張られ、監視のおじさんが見張っているという。 
上流では浮いた岩もあり危険で自然のままを尊重するため、岩を爆破するなどということも出来ず、当分立ち入りが禁止されるだろういわれる。

車道から凡そ400メートル余り、ゆっくり行って30分の行程の上流にある「四の滝」は、今や5分ほどの「一の滝」までになってしまった・・!。


観光用パンフレット等でもお馴染みの、温泉ファンの極致と言われる北海道道東の秘湯中の秘湯温泉である「カムイワッカの湯滝」も今は幻となり、入浴できず単なる沢登りと湯滝見学だけとなった。 

神の水」で満たされた天然の湯船は、奥深く自然のままに残されることになったのであろうか・・??。





 
 環境庁提供資料(2枚)


次回、「知床峠





【小生の主な旅のリンク集】

《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ)   FC2ブログ   C・掲示板   FC2 H・P   gooブログ   yahooブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)

【日本の世界遺産紀行】
北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観   奥州・平泉

東北紀行2010内陸部    ハワイ旅行2007   沖縄旅行2008   東北紀行2010   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002


【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   南ア・仙丈ヶ岳(1976年)   南アルプス・鳳凰三山   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   大菩薩峠紀行(1970年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   奥秩父・金峰山(1972年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「山旅の記」   「山の歌」   「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」






世界遺産・知床(12) 「カムイワッカの湯」(3)

2012年06月21日 11時05分13秒 | 世界遺産・知床
.




世界遺産・知床(12) 「カムイワッカの湯」(3) .



  
  「カムイワッカの湯」、第4の露天滝壺(・・小生です)



  
  ワイワイ状態の「四の滝壺」、若者一人が危なっかしく「五の滝」へ向かう。


  
  写真:ハードな野天風呂に、艶かしい雰囲気も味わえる・・?、







徒歩時間にして凡そ25分程度であろうか・・、

若いカップルや女性もたくさん登ってきて、水着で温泉に入っている。 
観光客が大勢来るところだが、やはりこのような大自然にスッポリ収まった所は他にはないであろう、はるばると来た甲斐はあった。 

更に、若い剛の者は、急峻な湯滝を攀じ登り「四の滝」の上にある湯だまりに挑戦しているようである、・・! だが、そこは相当高温泉らしく、足をちょっと入れるだけで「アッチッチ」といって悲鳴を上げギブアップしているようである。


若い男女は水着を着けているが、小生、熟年無恥の悲しさ・・?スッポンポンでザブン!!

滝壺・湯壷は10畳くらいの広さであろうか、湯温は天候や季節によって若干変わるようであるが、今は計ったように調度よい湯加減である。 

底の方も自然のままで足場は決して良くはない。 しかし、これが天然自然でまたいいのである。 

腰ぐらいの深さかと思って奥に向かっていくとズボっと胸まで沈んでビックリ、いきなり深くなっているので気をつけたいが、でも大丈夫、大人が立てる深さなのである。


この日は天気も良く、青空に雲が流れるのを見ながらお湯に浸かれるのは実に爽快で、いい気分であった。
エメラルドグリーンの天然自然の完全掛け流しで、滝から落ちる湯を頭や肩に受けて、いわゆる打たせ湯も有る。 

自然にできた滝壺露天風呂、野天風呂であり、何か、自然が我々に、至れり、付くせりのサービスをしてくれているようで、全く都合良く出来ているのである。 


ただ、この温泉は硫黄泉特有の酸性度が非常に強く、傷や虫さされが有ると非常に痛い。 
滲みるを通り越し痛いのである。

浸かっていると身体の一寸したキズが判るほどで、顔を洗うと目も沁みる。
草津温泉の強酸性湯を思い起こさせる。


滅多に見ることの出来ない若き女性の着替えの姿も、やや恥ずかしげではあるが堂々としたもので、我々熟年の視線を楽しませてくれている。 

山中のビキニ姿は眩しく、目の滋養にも良い・・!!。



次頁、更に「カムイワッカの湯





【小生の主な旅のリンク集】

《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ)   FC2ブログ   C・掲示板   FC2 H・P   gooブログ   yahooブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)

【日本の世界遺産紀行】
北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観   奥州・平泉

東北紀行2010内陸部    ハワイ旅行2007   沖縄旅行2008   東北紀行2010   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002


【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   南ア・仙丈ヶ岳(1976年)   南アルプス・鳳凰三山   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   大菩薩峠紀行(1970年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   奥秩父・金峰山(1972年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「山旅の記」   「山の歌」   「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」







世界遺産・知床(11) 「カムイワッカの湯」(2)

2012年06月19日 14時44分16秒 | 世界遺産・知床
.





<IFRAME width="200" height="165" src="http://www.youtube.com/embed/Dtfj4eXUvfg" frameborder="0" allowfullscreen></IFRAME>
今は懐かしいドリフターズの「いい湯だな」   


 世界遺産・知床(11) 「カムイワッカの湯」(2) .




  
  穏やかに、平ナメ状に流れるカムイワッカの湯の川


  
  上部のこちらは、滝状に豪快に流れるカムイワッカの湯の川


  
  この上が、いよいよ目的の「四の滝壺」、噴煙も見える。






薄暗い沢筋へ入るといきなりナメ沢の遡行が始まる・・、

くるぶしからチョット上くらいの沢水・・?沢湯が一面に流れているが意外と歩き易い、流れているのは全部が既に温泉水である。


沢の湯は強酸性のためか、岩面にはコケも生えず滑らないのである。 
ナメ滝の斜度はそれほど大きくなく、途中、「二の滝」、「三の滝」といわれる様な数ヶ所、急で危険なところがあるが注意すれば子供でも登れる。 

このスリルがまた終着目的地への意欲をかき立てるのである。 


登るには若干のシブキで下半身は濡れる恐れもあろうが、途中の小さな滝壺をいくつか過ぎて、一段と大きな滝壺に着いた。 
ここが「四の滝」と言われる目的地で、カムイワッカ『神の水』の湯の滝であった。


次回、「カムイワッカ(3)」





【小生の主な旅のリンク集】

《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ)   FC2ブログ   C・掲示板   FC2 H・P   gooブログ   yahooブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)

【日本の世界遺産紀行】
北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観   奥州・平泉

東北紀行2010内陸部    ハワイ旅行2007   沖縄旅行2008   東北紀行2010   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002


【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   南ア・仙丈ヶ岳(1976年)   南アルプス・鳳凰三山   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   大菩薩峠紀行(1970年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   奥秩父・金峰山(1972年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「山旅の記」   「山の歌」   「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」






世界遺産・知床(10) 「カムイワッカの湯」

2012年06月18日 14時32分11秒 | 世界遺産・知床
.




 世界遺産・知床(10) 「カムイワッカの湯」 .



  
  カムイワッカへ通じる林道、山は知床連山の「硫黄岳」。この沢の途中に「カムイワッカの湯滝」がある。


  
  道路わきで草を啄ばむエゾジカ

 
 カムイワッカの湯の入口、湯滝登りのワラジを賃貸している


  
  「カムイワッカの湯滝」入り口





ウトロの街を離れると、道は大きくうねって山中を分け入るように高目を行く。 
このヘアーピンカーブの先端高所から真下に、ウトロの街とオホーツク海が一望できる、ここは一枚の絵になる絶景ポイントであろう。 

これから先は知床の深い森へ入る。 
やがて知床峠へ向かう国道334と分かれて道道93号線所謂、「知床公園線」を行くようになる。
「知床五湖」の入り口までは快適な舗装道路であり、更に、車はカムイワッカへ向かう。

この先の道程約15km全コースは無舗装・オフロードのコースである。 
前回、カミさんと来た時は、「これだけ往来が激しいのだから、サッサと舗装すればいいのに」などと、何気なく言い合っていたが、ガタガタ道を走りながら思ったことは。 


『 知床は環境保護の象徴でもあり、舗装道路にしないのは分断されてはいるが、道路の左右の自然環境を出来るだけ同一に保つようにし、大小動物が歩き易く往来し易いようにしてうぃる。そして何よりオフロードのためスピードは緩めになり、出会った動物に対しても安全なのである 』 このような理由からではないか、と勝手に想像するが。 


案の定、親子連れのエゾシカが道端で草を食んでいる、それも数箇所で見られ光景であった。
ジグザグの曲りくねった道を埃をたてながら、ヨウヨウ、「カムイワッカの滝」の入り口まで来た。

これからカムイワッカ川を遡行して、名物「カムイワッカの湯」へ向かうのであるが。
入り口には、沢を朔行するための滑り止めのワラジを500円でレンタルしている。 
小生は予備のズック靴でOK・・。 


次回は、更に「カムイワッカの湯






【小生の主な旅のリンク集】

《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ)   FC2ブログ   C・掲示板   FC2 H・P   gooブログ   yahooブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)

【日本の世界遺産紀行】
北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観   奥州・平泉

東北紀行2010内陸部    ハワイ旅行2007   沖縄旅行2008   東北紀行2010   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002


【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   南ア・仙丈ヶ岳(1976年)   南アルプス・鳳凰三山   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   大菩薩峠紀行(1970年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   奥秩父・金峰山(1972年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「山旅の記」   「山の歌」   「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」