OrganFreak

ハモンドオルガンに魅せられたオッサンのブログ

B-3 Battle Midori Ono & Neo Yamada at le club jazz

2012年03月21日 | ライブ報告

昨夜の小野みどりと山田ネオの京都ルクラブジャズのオルガンバトルライブはこの春1番のジャズオルガンライブになり京都の底冷えを吹き飛ばす熱いライブになりました

2台のB-3によるオルガンバトルを4曲、それぞれがトリオで4曲そしてアンコールでもう1曲オルガンバトルを能勢英史(g)棟允嗣(ds)の好サポートで演奏しました

その中から2ndステージの初めに弾いたグルーヴ・ホームスのリヴィング・ソウルを2台のB-3でバトルする小野みどりと山田ネオです

Living Soul B-3 Battle Midori Ono & Neo Yamada

今のデジタルB-3クローンオルガンは誰が弾いても同じ音がするのですがオリジナルB-3は造られた年代によってさらに細かく言えば1台1台個性があり音が違いますこれが電気楽器ななのにアコステ一ク楽器と言われる所以です

上のB-3battleではネオ君が1974年製のB-3を小野さんが1960年前半のB-3を弾いていますが、弾き方も多少あるのですが明らかに音色が違います

ネオ君の弾いてるB-3はハイブローでボクシングに例えるなら顔面をアッパーカット1発でKOする歯切れの良さがあります小野さんの弾いてるB-3はローブローでボクシングに例えるなならボデイブローでじわじわ効いてくるタイプです

聴く人弾く人の好みの問題ですがどちらも素晴らしい音で、昨夜真近で聴いていて本当にB-3っていいオルガンだととくづく思いました

そして小野みどりと山田ネオと云う素晴らしいジャズオルガニストのオルガンバトルライブを企画できよかったです!15~6年前にルクラブジャズでオルガンデビューした小野さん当時からソウルフルな演奏をしていましたが、年と共に円熟味も加わりいい味を出していました

ルクラブ初デビューのネオ君ライブを重ねるごとに成長し初めて聴いた京都のオルガンフアンを驚かせていましたその中のひとりの方はこの子はきっとB-3から生まれたんやと呟いていました

この2人のライブもっともっと多くの方に聞いて欲しいし聞いた方は全員が賞賛するのでオルガンを志す方も増え、私の商売に好影響するので次回はネオ君の夏休みにルクラブジャズで第2弾の2人のB-3Battle Liveをしたいと思ってます昨夜来れなかった方は次回是非来て下さい