OrganFreak

ハモンドオルガンに魅せられたオッサンのブログ

1986年

2011年10月31日 | ライブ日程

に独立しワイエスコーポレーションを立ち上げ今年で創立25周年を迎え12月21日に新大阪のwazzで創立25周年記念ライブをします。

独立した1986年と言うより80年代はオルガン(ジャズもロックも)が不毛の時代で(画期的なシンセサイザーが出来ると惑わされていた時代)ライブや音楽シーンでオルガン演奏を聴くことは滅多になかった!?

そんな時に私のジャズオルガンのアイドルの一人だったドクター・ロニー・スミスが来日し京都のラグでライブがあったので沢山のハモンド講師やオルガンファンを引き連れ聴きに行きましたその時の動画です↓

Dr. Lonnie Smith Great Organ Solo

この頃のロニーさんもオルガン不毛の状態はアメリカでも同じ状況でハーレムで細々と演奏している状態でした(今は超売れっ子で世界中を飛び回っています)が、動画を見たら解るように演奏はレコードで聞いていた演奏と違いジミー・スミスの呪縛から抜け出した独特のジャズオルガン奏法で観客を操り会場は興奮の坩堝と化していました(この動画を後に見た橋本有津子や小野みどりは今もバイブルにしています)

この後アシッド・ジャズブームが興り御大ジミー・スミスも復活し、ジョーイ・デフランセスコやラリー・ゴールディングス等の有能な若手も出現しジャズオルガン・ルネッサンスになり、各楽器メーカーもB-3をサンプリングしたクローンオルガンをこぞって作るようになりオルガンブームは今も続いています。今日の動画はオルガン不毛時代とオルガンルネッサンスの端境期の頃のドクター・ロニー・スミスの演奏でした!今見ても凄いです

12月21日のYS創立25周年記念ライブでも名器HammondB-3とデジタルオルガンのHammondNewB-3Pの2台を使いライブをします皆んな聴きに来てね