オレンジな生活のろくでもない生活

サッカーとかその他諸々に関する日々徒然の感想をダラダラと綴った日記、のはず。

神様と愉快な仲間たち 欧州漫遊記

2004-04-29 12:29:33 | 雑録帳
チェコ代表vs日本代表


久保のゴールはファインゴールだったし、ディフェンスの集中力は素晴らしかったし、坪井は恒例のポカミスやらかさなかったし、楢崎はゴッドハンドだったし、西やら本山やら茶野やら新戦力は試せたしで、収穫がまったく無いわけではないと思うけど、それでも不満だらけの一戦。原因はチェコ。律儀で丁寧なショートパスをつないでいくスタイルのチェコは昔から好感を持っていただけに個人的に非常に楽しみな一戦でした。けど、なんていうか見終わってムカツクだけなんですが。とにかくチェコの「やる気のなさ」が目に付いてしまうわけで。


ワールドカップの韓国vsイタリア戦でも感じた「フットボールにおける欧州の優越感とそこから来るアジアへの侮蔑」みたいなものを感じてしまいました。(あの試合は果てしなく審判買収のイカサマくせーワケでしたが、そういう侮蔑意識がほの見えたおかげで韓国の勝利もそれなりに納得できてしまうほどだった。)まぁチェコの主力組は同時にヨーロッパの強豪クラブの主力な訳で、リーグ戦が佳境に入るこの時期、「親善試合風情で全力なんて出せねーよ」という空気バリバリ。

で、後半に入るなり七人交代ってどうよ。それでもロシツキーとネドベドを残しておいて伝説巨神コレルに代えて大巨人ロクベンツを出すあたり「やることは変えずに二軍メンバーでどこまでできるのかためすんかいな?」とか思いましたけどあっという間にロシツキーも交代。この時点でロシツキー激萌えなワタクシといたしましてはもう激しく萎える。いや、ロシツキーもやる気無かったし。


なんでチェコが好きかといえば日本と対戦して解りました。「スタイルが日本と似てるから」律儀で丁寧なショートパスなんて、まさに日本。体格がでかいわけでまさに「でかい日本」でも今日のチェコには悪いイメージしかないですねぇ。欧州選手権はポルトガルとチェコを贔屓に見ようかと思っていたけど、うーん、どうしよ。

つーか阿呆なマスコミは「金星」とか騒ぐんだろうけど、あんな手抜きチェコに勝てなけりゃ逆に恥ずかしい。こんなの普通の白星だ。後半の後半あたりから尻に火がついて攻勢に出てくるわけですけどアレを前半のフルメンバーで始めっから見せてたら、多分三点、四点、五点と取られていたと思うし、そういうゲーム見たかった。

状況としては四年前のハッサン二世国王杯のフランス戦に相当するわけでもうその時点ですでに「手を抜いた強豪」とは互角以上に戦えることは解っていたこと。問題はいかに「ガチモードの強豪」を相手にして互角近くまで持っていけるか?であって、やっぱジーコ監督で退歩したんじゃねーの?日本代表。


最後に、日テレの中継であるという時点で、90分のアホ実況に耐えなきゃいけないことは解ってたけど、ペナルティエリアを「ぺナ」と略すのはどうよ?英国風に「ペナルティボックス」を「ボックス」と略すのはまぁ頷けるとして、「ぺナ」。すいません。勘弁してください。

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