オレンジな生活のろくでもない生活

サッカーとかその他諸々に関する日々徒然の感想をダラダラと綴った日記、のはず。

機動警察パトレイバー TheMovie2

2004-12-21 22:34:39 | 雑録帳
以前のフェイバリットムービーベスト10で十位に「劇パト」を上げておいて何だけど、実は見てなかったのです。「劇パト2」で、テレビをひねるとちょうど始まりました。見ました。

見なかった理由というのは「多分必要以上に難解になってるだろうなー」という予感があったから。こと映画に関してはワタクシの予感はかなりの精度で当たりまして、以前「冷静と情熱のあいだ」を見に行こうと誘われたときワタクシの勘はこう告げておりました。「やめろっ!アレはデート用に作られたクソ映画だッ。アレがかかってるスクリーンには近づくなッ」

結局見に行って勘が当たっていることを確認することになったわけですが。(ちなみに私には一緒に劇場に行くと大体その映画ははずれ、という友人がいたりする)それはさておき。


パトレイバーは高校時代には当時順次リリースされていた新OVAシリーズを買ってたほどで。おかげで「踊る大捜査線」をはじめて見たとき、「あ、これパトだわ」というのが感想だったり。(だってパトだろ?あれ。本広克行監督もそう言ってるし)

まぁそれとして。

オトナになった特車2課の面々が画面に次々登場するのは昔の悪友に次々再会するみたいで嬉しかったり。

隅田川に架かる橋を次から次に破壊していくのは東京と千葉方面の連絡をぶった切るためで、次に通信設備を無力化していくってのは、効率的な東京の殺し方だなー、と感心したり。

はじめに現役引退したイングラムを見せる描写は後で登場させる為の伏線だろうなー、ということで思わずニヤリだったり。

榊班長が怒鳴りつけるシーンなんて、「インデペンデンス・デイ」 の大統領の演説シーンなみにキター!ってなもんです。

でも、一本のエンタテインメントとしては確実に前作の方が上。確かにテロが東京で起こったらどうなるか?というシミュレーションとしては秀逸だと思うけど。クライマックスで箱舟ぶっ壊すというカタルシスなシークェンスあったしね。前作は。

さて、BS2で見たわけだけど、明日は「WXIII 機動警察パトレイバー 」、明後日は今アニマックスでもStandaloneComprexが放送中の「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 」がやるみたいだ。要チェックや!(彦一にあらず)


追記:「逮捕しちゃうぞ the MOVIE」を見たときも思ったんだけど、日本でこのテの都会を舞台にしたクライムサスペンスアクション(すいません。いま適当にでっち上げますた)を作ろうとしたとき、本質的に絵としては偽物であるはずのアニメーションの方が実写よりもリアルに感じてしまうような気がする。「ピースメーカー」とか「シュリ」みたいなのがバリバリ作れるようになったら、日本の映画も世界に向けて「興行」を打ちやすい環境になるのになー、とか思ったり思わなかったり。そういうのがあればそうじゃない映画だって売り込みやすくなると思うのです。

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