オレンジな生活のろくでもない生活

サッカーとかその他諸々に関する日々徒然の感想をダラダラと綴った日記、のはず。

啓太君の思い出。

2004-12-19 21:54:09 | 雑録帳
まえのエントリーでユーベvsミランを今日深夜と書いてしまいましたがよく確認したらユベントスとミランは土曜日のゲームですねぇ......。すいません。ごめんなさい。で、天皇杯の浦和と東京のゲームをBSで見てたら、鈴木啓太が出ていた。あたりまえだ。レッズのゲームなんだから。


で、鈴木啓太、個人的に思い出のある選手である。


もう三年くらい前になるだろうか。当時千葉の市川に住んでいた私は突然取れた休日にたまたま静岡の富士宮に帰省しており、ふらりと日本平スタジアムに行ったワケですよ。対戦は清水と浦和。で、ほんとーにふらりだったわけです。地元の街を歩いてたら、良く財布を見るとけっこー余裕有り。ではいってみよーか、といったノリで。どれくらい「ふらり」かというと、普通ならエスパルスの試合を見に行くときはプラクティス・シャツを着込んでいくんですが(冬ならゲームシャツのレプリカ、夏はプラクティス・シャツというのが自分の観戦スタイルなわけです。)その日はあろう事か
赤いTシャツ を着て清水駅を降りました。よーするに普段着のまま電車乗って清水まで行ったわけです。そのままいつも通りに清水駅のバス停前で往復のバスのチケットとマッチディプログラムを購入。(このあたりの呼吸は電車で日本平に行くヒトには解っていただけると思います。)見る人が見れば
埼玉方面から遠征してきた赤いヒトに見えたはずです。イタイですね。

で、バスの席でプログラムを読みふけっていると、なんか隣のおじいちゃんがニコニコしてるわけですよ。(ちなみに車中はオレンジのヒトと赤いヒト満載。)

おじいちゃん「ウチの孫もサッカーやってるんだよ」
ヲレ「はぁ、そうなんですか(さすが「サッカーの町清水」である)」
おじいちゃん「今はレギュラーなんだけど、前の監督の時は使ってもらえなくってさぁ」
ヲレ「良かったですねぇ」
おじいちゃん「ウチの孫はケイタって言うんだよ」
ヲレ「じゃあケイタ君は今レギュラーなんですね。ポジションは何処なんですか?」
おじいちゃん「中盤だよ」
ヲレ「へーっ」
おじいちゃん「今日の試合でも出るんだよ」
ヲレ「前座の試合に出るんですか?(日本平では前座に子供の試合を見せたりするんで、てっきりそれにでるコなのかと思っているマヌケなヲレ)
おじいちゃん「ちがうちがう。(ヲレが見てたプログラムのフォーメーション表を見て)これ、ウチのケイタ」
ヲレ「え........鈴木啓太のおじいちゃん?(思わず大声をだすヲレ。一斉にヲレとおじいちゃんの方を向く赤いヒトタチ)

どうもおじいちゃんヲレを赤いヒトだと思ったらしい。それからひとしきりはなしましたさぁ。啓太君のことを。恐らく清水という町にはこういう人がいっぱいいるんでしょう。
さすがはサッカーのまち、清水である。

ダイラのバス停で降りると、レッズサポの一団に歓迎され、誇らしげなおじいちゃんと手を振ってお別れしました。

で。ヲレは当日券で入場すると、速攻で売店に行ってプラクティスシャツをもう一着購入。

以降、鈴木啓太がテレビで映るたびにこのことを思い出すオレンジな生活でありました。どっとはらい。

※ユーベとミランに関しては情報シャットアウトしてるんでコメントとかしないで頂ければありがたいデス。

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