goo blog サービス終了のお知らせ 

【点線県道】兵庫県道xトxジテンシャ / ダイジェスト版@阪神・神戸地域

2021年03月15日 | 兵庫県道
【点線県道】兵庫県道xトxジテンシャ

地形図上の県道破線区間を、自転車と共に通過した記録。
ダイジェスト版@阪神・神戸地域

r16, 65, 73, 327, 507, 605
【注意】地図上の赤・紫の破線は、地形図の県道破線、県道を結ぶと予想される破線の区間をマニュアルでなぞったものです。正確なルートや、実際に通行したルートを示している訳では有りません。通行される際には、事前にご自分でよく調べて、適した装備で自己責任で楽しんでください。また、峠や地名等に間違いが有りましたら御指摘ください。


【r16】
兵庫県道16号 明石神戸宝塚線
神戸市須磨区白川~北区山田町藍那の分断区間。


県道の分断・破線区間を示す


伊川沿いの道

白川の石抱きカヤから、伊川沿いの県道を"しあわせの村"に向って進みました。県道は一旦、川から離れて集落中に入り、畑とため池沿いのシングルトラックに成りますが、再び川沿いの車道幅の砂利道と合流しました。合流手前の山側には、何かの道標が有りました。
川沿いに続いていた車道は、"立入禁止 ここからしあわせの村へは行けません行き止まり"の看板の所から、右斜め上へと山の斜面を登って行ってしまいます。左手にコンクリの小さな橋が見えますが、此方がしあわせの村へ続く県道です。橋を渡ると、左手には石垣が見られました。川沿いの道は一部崩壊し、川は少し濁って清流という感じでは無いです。
何やら立て看板があり、"ここからは、しあわせの村外になります、、、"とあり、直ぐにキャンプ場最奥の駐車場に至りました。そのまま、しあわせの村の中の坂道を登って行き、”しあわせの村交差点”でr16に合流しました。しあわせの村内のr16分断区間がどのような経路で接続する予定だったのかは、良く判りません。古い地形図を見ると、白川からの道はしあわせの村の東側を北上しており、現在のr16の交差点に繋がる様な感じでは有りません。しあわせの村からの眺めは中々よく、明石海峡大橋の主塔も見えました。

藍那古道徳川道のついでに寄りましたが、完全に消化試合です。特に見どころは有りませんが、伊川の上流には神戸層群という地層が有り、植物の化石が見られる様です。
●元レポ: 無し


【r65】
兵庫県道65号 神戸加古川姫路線
神戸市須磨区多井畑~垂水区つつじが丘の破線区間。


県道の分断・破線区間を示す


トトロは居ませんでした。


終点(姫路)から起点(須磨)へと、r65を走行しました。滑(なめら)交差点手前で、地形図の黄色い県道表示が少しだけ途切れています。適当に道を選び、ゴルフ用品店横の階段道を下りました。100mほど先の福田川にかかる滑橋から、再び県道表示に戻ります。地形に高低のある谷間の住宅街を抜けると、そこは緑多き多井畑の地です。破線区間入口は草が盛大に繁茂していました。しかし、突っ込めば藪の中にトンネルの様な道が有りました。問題は出口の方で、笹と蔦が入り組んだ薮を無理やり進むと、薮がどんどん圧縮されて強固な壁を形成してしまいます。そこを更に強引に突破して、数メートル進むといきなり薮が無くなり畑の端っこに飛び出ました。小川を鉄板で渡り、まともな道に復帰すれば短い破線区間は終了です。後は、松風村雨の墓、義経腰掛の松、池の奥上交差点(多井畑峠)などを巡り、r65起点(天神橋東詰)でフィニッシュです。

県道を東へ進むほど都市化していくわけですが、多井畑西地区に入るといきなり田舎に逆戻り。里山が保たれており、正に都会の中のオアシスです(テキトー)。
●元レポ: 兵庫県道65号xトxジテンシャ


【r73】
兵庫県道73号 山田三田線
神戸市北区山田町~八多町の破線区間。



県道の分断・破線区間を示す


大日如来の広場

北勝交差点(起点)からr73に入りました。急な坂道を登り、ため池(鰻ノ手池)を過ぎると、舗装路はゴルフ場へと伸びていますが、県道は道を外れて荒地を通過しています。やがて谷沿いの道となり、地形図上では破線となります。
荒地周辺はオフロードバイクが入って来ますが、谷沿いの道まではバイクも入ってこなくなり、静かで気持ちの良い道と成ります。谷側を見ると、道は石垣で補強されており昔から利用されていた事が判ります。基本的に歩き易いのですが、道が崩れて高巻きが必要な箇所も有りました。やがて地形図では道は表示されなくなります。しかし明確な道が続いており、掘割を抜けると谷底まで道が降ります。この辺りが屏風谷出合いでしょうか?谷底から緩やかな登り坂を進んで行くと、小さな広場に大日如来の石像がおわしました。ここで小休止し、パンとコーヒーでおやつタイムです。小さな峠を越える辺りから、再び地形図上で道が復活します。車道幅のガレた道を下り、ビクニ池(手箱池)や砂防ダムを過ぎると舗装路と成り八多町深谷に至り、北区縦走ハイキングコースは終了と成ります。

後で知りましたが、神戸市のHPによると、”コース12「深谷~黒甲越」のコース上で崩落があり崩落箇所から折り返すことになりますので、ご注意ください。なお、復旧については未定です。”との事なので、ご注意ください。
●元レポ: 兵庫県道 r73xトxジテンシャ


【r327】
兵庫県道327号 切畑道場線
宝塚市玉瀬~神戸市北区道場町の破線区間。


県道の分断・破線区間を示す


水辺の岩場から、高架橋の福知山線


まずは前座の廃線跡を散策しようと、名塩から入りました。もうすぐ午後4時、人はほとんど居ませんでした。そのまま北上すれば、目的の県道に合流です。武田尾駅の先に有るトンネルを、中で左折して赤い橋を渡りました。更に進むと舗装が無くなりますが、草は刈り払われており整備されている様です。目前にガードレールが現れ、道はそこで終わっているように見えましたが、右手に細い道が続いていました。破線区間に入ったようで、真打の登場です。崖沿いの道を進み、崖を降りると川岸の岩場に着きました。すでに周囲は真っ暗闇の中、自転車を担ぎ、ライトを口にくわえて岩場を照らしつつ進みました。時折、電車が高架橋を通過して行きます。岩場を過ぎ、川下川を渡渉して高架橋下から舗装路に合流しました。

特に昔からの道と言う訳でも無さそうです。岩場より先、道は無くなりますが、本気で繋げるつもりだったのでしょうか?
訪問したのは何年も前なので特に規制は有りませんでしたが、現在では廃線跡をランニングしたり自転車で通過する事はご遠慮してくださいとの事なので、ご遠慮してください。
●元レポ: 兵庫県道327号xトxジテンシャ


【r507】
兵庫県道507号 島川原線
川辺郡猪名川町柏原~三田市川原に分断区間あり。


県道の分断・破線区間を示す


杉坂峠

三田側、r37との交点からr507へ入りました(終点)。走り出して直ぐ、左手に茅葺の立派な門(観福寺仁王門)のお寺が有りました。末吉の緩いカーブ辺りには、道標と石仏が有りました。道はゴルフ場横をずんずんと登って行きます。途中、ゴルフ場へ下る細道の手前には"県道島川原線 ここまで"の青看が有りました。杉坂峠のほんの手前まで舗装路でした。こじんまりとした峠で、軽く周囲を見渡しましたが、石仏などは見当たりませんでした(台座跡っぽい石積は有りました)。峠から猪名川町側は地道の下り坂でした。下り始めはガレた急な道ですが、幅は結構あります。少し進むと炭焼き窯の跡があり、道沿いには台木クヌギが所々生えていました。沢沿いの道を下って行けば、左手に段々畑か何かの跡があり、柏原川を鉄板で渡って畑の縁に出ました。r507の舗装路からr12と合流したら、そのまま猪名川沿いを北上し、篭の坊峠を越えて籠坊温泉を経由して、ついでなので城東トンネル北側から古坂峠の旧道(昭和道)に寄りました。

杉坂峠までの舗装路の上りはしんどいだけの道ですが、猪名川町側は雰囲気の良い古道でした。小学生の頃愛読していた"クワガタ大百科(山口進 著)"で見たオオクワガタが住むという台場クヌギが見れてちょっと感動しました。古坂峠の旧道は元々車道だった事もあり、特に通行に支障も無くさらっと処理しました。
●元レポ: 無し


【r605】
兵庫県道・大阪府道605号 国崎野間口線
川西市黒川にある破線区間。


県道の分断・破線区間を示す


なんちゃら龍王の石碑群

国崎側、r604との交点から入りました(起点)。妙見の森ケーブル・黒川駅の横から谷沿いの道を進むと、鳥居と妙見大菩薩という大きな石標がありました。此処からは下車し、押しで登る事にしました。谷沿いの道は傾斜が強いですが、コンクリ舗装されており問題なく進めました。道沿いには廃屋が何軒か見られました。途中、谷の向こうに巨大な白い壁の様な砂防ダムが現れました。ダムの傍には白瀧稲荷神社が有り、道中の安全を祈りました。すこし先には雄滝行場があり、そこを過ぎると舗装が無くなり砂利道になります。道沿いに"●●龍王"と刻まれた石碑が並んでいましたが、何なのでしょうか。道は階段になったり、コンクリになったり、また地道に戻ったりと変化しつつ登って行きます。坂道を登り切ると再び鳥居が現れ、最後に階段を上ると車道に合流しました。能勢妙見山の境内へ入り、山門を通過して展望台からの眺めを楽しんだら、山頂にある三角点まで行きました。
最初はr605車道を通って下山する積りでしたが、其れでは芸が無いので、地形図で調べて大堂越経由で野間中へ降りました(見出し画像)。野間の大けやきを見学したら知明湖まで走り、龍化隧道と圓山隧道の間で少しバス釣りをしてから帰りました。

麓から山上へと登るこの道は旧参道で、現在は新滝道コースと言うハイキングコースらしいです。道沿いに並んでいる廃屋が、往時の賑わいを偲ばせます。
●元レポ: 無し


最新の画像もっと見る

コメントを投稿