蜜柑製城塞・中庭

自作の小説やら何やらについて、まったりと独り言をつぶやきます。

物語の中の矛盾について

2005-01-31 02:20:35 | 雑記
サイト内の作品全体について、文章中の矛盾についての話。

普通に読んでいて、「あれ、ここの記述とここの記述が互いに矛盾してるぞー」という雰囲気になった時、そこにはいくつかの理由が考えられます。
(1)やたら混み合った設定のために、矛盾っぽく見えている
(2)実はその矛盾が後々への伏線になっている
(3)単に私が間違えている
一つ目はスプ*スプでたまに生じている現象です。特にお題モノは量が多い+ストーリーが混み合っているのでなんか色々とめちゃくちゃです(e.g.スプ*スプ山田の微妙な幼少時代とか。あと王子や山田の一人称、うめ王妃の口調なんかはTPOに応じて変わります)。また、スプ*スプの場合は「単に間違えた」設定を何とか無理矢理こじつけていたりするので、何とも言えません。
二つ目はスピソでたまにある現象です。スプ*スプなんかだと、矛盾になるような明らかな伏線はあまり張っていません。事実を積んでいるだけです。でもスピソの方はぽこぽこと矛盾を作って、キャラが真実に気付くように、そしてその理由を納得してもらえるようにしている……つもりです(e.g.「なんでこの人が○○を知ってるんだろうor知らないんだろう」「なんでこの人がここにいるんだろう」etc.)。
三つ目はあっちこっちにあります。短編でキャラの性格や取るべき行動を把握しきれてないために変な行動を取っているキャラがいたり(e.g.「ダンピール」のディックはジェイラを恨んだりしないんですかー?/「月のしずく」のテリィって実はただのゲイなんじゃないですかー?)、長い話だとどこかとどこかで違う記述をしていたり(e.g.この人の肩書きがさっきと違う!)。うっかり口調が変わっていたり、人称代名詞が変わっていることもあります。(人称代名詞および口調のミスは見つけ次第直しちゃったりすることもあります。他の話で敬語で話してる相手にいきなり常態を使ってたり(e.g.スプ*スプのお題モノで、山田→クロン、山田→山下直樹の口調はごくたまに間違っている)、普段は「俺」である一人称が「僕」になっていたり(e.g.スプ*スプ山田比奈子の一人称は「あたし」がデフォのはずが、たまに「私」になっている)というやつです。特に登場人物の多いスプ*スプのお題モノでよくやってしまう)

で、問題は、「3がたくさんあると、2が生きない」ということです。そりゃそうですよね。「あ、矛盾がある」と思った時に、「どうせまたいつものように間違えてるんだろーな」とか思われてしまったら意味がないです。長い文章でも、矛盾のないような話を書きたいものです。
というわけで、ぜひ矛盾や変な点を見つけたら、メルフォ辺りからご一報ください。後日こっそり直っていれば単なる間違い、いつまでも直っていなかったら(1)か(2)、なんじゃないかと思います。

スプ*スプ、魔法の話 7

2005-01-29 23:59:59 | スプリング*スプリング
「魔法で戦う」ということについて。お題モノの話が多いかも+若干ネタバレ有り。ここまでこのタイトルでやってきたような世界観の話よりは、ちょっと気楽なお話です。

基本的にお題モノと本編はパラレルなんですが、明確に設定が違うのは佐藤浩(とゆかいな仲間達)・藤城育人・樫原輝美の3名+αの立ち位置くらいなので、まあ、世界観については違いはあまり気にしなくても良いでしょう。
というわけで、魔法での戦いのお話です。

「魔法で戦う」と言っても、スプ*スプの世界で、魔法を使って戦闘をするキャラはほとんどいません。CRPG的な、「攻撃魔法で戦う魔法使い」に一番近いのは、山田か、「いろは」の山下直樹か、クロンか、どこかその辺だと思いますが、今の所、たぶん「ファイアーボール」みたいな魔法をバンバン使うようなキャラはいません。
だからといって作品内に戦闘シーンが無いわけではないですよね。本編の王子or姫vs山田とか、お題モノのクロンvs山田とか、ドッペルゲンガーvs佐藤兄とか、大臣様vs山田とか、微妙に魔法の混じった戦闘はあちこちにあります。
とはいえ、それぞれの戦闘は、割と魔法なしでも成り立つような気もします。魔法で相手に攻撃を加えているシーンは実は少なく、「いろは」の「ゆ」でクロンが山田を殴ったくらいです。あとは大抵、勇者なら剣だったり、魔王側なら魔物に引っ掻いてもらったり、直接殴ったり蹴ったり、そうでない人はキムチを投げつけてみたりと、割と白兵戦的です。

ところでこの世界、魔法の発動には「意思の力」がそれなりに関わります。「この魔法を使おう!」という思いが強いほど成功しやすいし、「あんまり使いたくないなあ」と(無意識にでも)思った魔法は失敗しやすいです。
つまり、例えば「いろは」の「ゆ」でクロンが山田をブッ飛ばした時、クロンは「絶対この魔法使いを殴る」という確固たる考えを持っていたはずです(その前の行動など参照)。もし彼が魔法使いでなかったとしても、おそらくグーで殴っていたでしょう。
たとえば「いろは」の「て」で、あの店主が山田を襲った時も、彼女は「このガキ、絶対ぎゃふんと言わせてやる」という思いを持っていたはずです。もし彼女が魔法使いでなかったとしても、テキーラの瓶で殴りかかったりしたことでしょう。

それに対して、「いろは」の「ゆ」で、山田はクロンに反撃をしそこねています。これは損得勘定が働いたのもありますが、単純に、彼がクロンを殴る気になれなかったから、というのもあります。彼が魔法使いでなければ、おそらくクロンを殴り返したりはしなかったでしょう。(無意識にでも)そういう思いでいる時には、魔法は使おうと思っても使えません(使えても不完全です)。
また、「いろは」の「て」の店主さんも、よほどのことがない限り、普段(素面で)はあの魔法を使うことはできません。少々の酒ならともかく、アルコール度数の高い酒を無理に飲ませたら良くない、ということは、無意識にでも分かっているでしょう。というわけで、水やビールならともかく、テキーラやその他飲んだら危ないものについては、彼女の理性が働いている限り、相手に飲ませることはできません。(「て」では、彼女が酔っぱらって+パニックになって、理性が吹っ飛んでいます)

無意識で「殴るのは良くないなあ」と思っていても、いざ必要となれば割とよく動けるのが肉体。
無意識で「殴るのは良くないなあ」と思っていると、よほどのことがない限り発動してくれないのが魔法。
意識ももちろん関係しますが、無意識の力は強いです。

で、その無意識のストッパーを自分の意志で外せるように訓練して、どんな状況でも、倫理的に良くないなあと自分で思っている魔法でも、出来るだけ使えるようにしているのが、山田のような悪の魔法使いさんです。(と言っても、心の準備が出来ていなかったり、別のこと(自分の怪我など)に気を取られていたりすると、彼らでも上手くいかないかと)
クロンは若い頃に色々あったりして、何だかんだであまり抵抗なく攻撃魔法を使います。(設定はなんか気恥ずかしいので、大ざっぱに言うと、まあ、軍隊に取られて訓練してたようなものです)
山下直樹(とゆかいな背後霊達)は、その時出てる人によっては、ためらいなく攻撃魔法を使うことができます。

ところで、攻撃魔法にも色々あります。グーで殴るくらいの威力の魔法と、ナイフで刺すくらいの威力の魔法はやはり別物で、それに大して無意識がかける制限の強さも違います。
また、無意識が拒否した魔法なら、攻撃魔法以外でも、失敗することはあります。

何だかごちゃごちゃしてきた。そのうち、またもう少しマシな解説が来るかもしれません。

スピソ、国の話5

2005-01-23 22:36:46 | Spiritual Sword
スピソの世界にある大陸のひとつ、サマリア大陸の国の話、第五弾。

ちなみに前回までの国は以下の通り。
第一回
F=ペルディウス帝国(月の帝国)/ガッサリー共和国
第二回
ワインハルト保護公園地区/ヒースメイアン王国
第三回
フルーレア国/スカビナ国
第四回
ケセナ・グリアン自治領/アランクゥ王国

というわけで、今回の話に入ります。

★ラズール共和国
元ヴァイノス帝国領。帝国が崩壊した際、混乱に乗じて攻め込んできたテールラント三国連合軍(第三回参照)に制圧され、その後ガッサリー共和国領に。しかしそのわずか十年後、テールラント三国が内部分裂し、スカビナとガッサリーが戦争を始めました。その影響か、さらに六年後、特に混乱もなく、あっさりとガッサリーからの独立が承認されてしまいます。
大した国土があるわけでもありませんが、その後700年、特に何事もなく独立を保っています。ちなみに、攻め込んでもメリットが感じられないから攻め込まれない、というのが主な理由です。
政治は共和制。大統領が最高権力者です。隣国である月の帝国とは、そこそこに交易などをさせてもらっています。

★カージェラ共和国
ラズールや月の帝国と国境を接していますが、元はヴァイノス帝国ではなく、北のシズルカイン連邦領でした。
そのせいか、月の帝国寄りのラズールとは、あまり頻繁に貿易をしているわけではありません。
というか、カージェラと月の帝国は仲が悪いです。国境を巡っていろいろもめています。
(ちなみに、もめている国境線はラズールからは遠いので、ラズールはあまり気にしていません)
ワインハルトやヒースメイアンとも、若干国境を接していますが、そちらとは可もなく不可もない、ごく普通のおつき合いをしている様子。

★シズルカイン連邦
ついでにここも書いちゃえ。
ミサ大陸とサマリア大陸の境界に位置します。国土は両大陸にまたがっていて、二大陸を分ける運河、カーラ運河を擁します。カーラ運河は交通の要所なので、ここの通行税だけで、国は結構潤っています。
ちなみにカーラ運河の西側には、しばらく内海が広がっています。内海は比較的穏やかなため、ミサとサマリアの間では、船を使って活発な交易が行われています。陸路を通すとシズルカインを通るしかないので、その微妙に高い税金を嫌う商人も多いのです。ただし、サマリア大陸側で内海に接する他の国はイリア教国が多いので、宗教的な理由から、あくまでシズルカインを通じての交易にこだわる人々もいます。
地理的にだけでなく、文化的にも二大陸の境界にあたるため、この国は独自の雰囲気を持っています。祭り、宗教、習俗その他について、それぞれの大陸の文化が混じり合ったものが作り出されていることもあります。
ちなみに軍隊も結構強いです。攻めに行こうなどとは思わない方が賢明です。現在の最高権力者は、制限選挙によって選ばれる首相です。

スプ*スプ、脇役キャラについて3

2005-01-20 21:30:18 | スプリング*スプリング
初登場が早い割に、最近名前が決まった、「いろは」等の脇役な人達について。
前回はこちら

☆西原夫妻
「いろは」の「は パラボラアンテナ危機一髪」に出てきた主婦と、その旦那さん。次回更新予定の、「台詞」の「ら ラジオで流れてたんだけど」で地味に再出演します。
家は勇戸高校裏のマンションです。生徒の声が微妙にうるさいらしいです。
旦那の勝巳さんは日系シュリフィード人で、奥さんの木綿子さんはごく普通の日本人です。木綿子さんとお姑さんの仲は割と険悪ですが、どうやらそろそろ子供が産まれるようなので、そうなるとお姑さんの態度も少しは軟化……しないかも。

☆田中利也
「台詞」の「む 無理があるってば、その設定」で初登場?のお兄ちゃんです。色々書いてて、どうして早央里が利也の顔を見て本人特定できたのが疑問に思えてきました。三年前の彼は痩せぎすで長髪で笑顔がキモくて眼鏡が脂っぽいダメオタクでしたが、息子の現状を知った親に泣かれたりして、現在は中肉中背で標準程度の容姿のお兄ちゃんにまで回復できたらしいです。未だにオタクには違いないんですが、周囲の空気を読むという技能をやっと身につけたらしいですよ。現在25歳。

☆加藤早央里
同じく「む」で初登場。苗字だけなら「いろは」の「る ルパートさん出番です」で出てきてましたね。でも下の名前は最近やっと決めました。堅実なOLさんです。でもちょっと直情型です。口より先に手が出るタイプです。間違っても、利也と仲良くなったりはしません。現在24歳。

☆和喜賀カオル
「いろは」の「よ 夜を盗みにくる男」で初登場の、女店主さん。地の文では「店主」、自分の設定メモではずっと「大阪の風」と呼び続けていたのですが、せっかくなので名前をつけようと思い立ち、こんな適当な名前がついてしまいました。ちょっと臭そうな名前なのは仕様です。
初登場の2003年時点で30歳です。三十路です。

そういえば、ほとんどの登場人物は名前と読みと年齢とその他の情報を一覧にしています。年齢はいらないんじゃないかと思いきや、メインキャラは軒並み春月と同い年だから良いんですが、親世代の年齢がそれなりに効いてくることが発覚。うめ王妃さんとか王様とか山田の師匠さんとか元王妃さんとかが、本編開始の十五年前に色々バタバタする(で、若干今に関係してくる)ので、一応書かないと自分で忘れてしまうという話でした。ついでにクロンなんかも一応「親世代」側に入る人間です。彼はうめ王妃のひとつ年上。前回名前が出てきた神田ハル元王妃に、当時高校生のクロンが「胸のでっかい人だなあ」と一目惚れ、みたいなどうでもいい落書きがあったりします。
で、ややこしいので年齢は「2002/4/2時点での年齢」に統一してるんですが、そうするとカオルさんは29歳。ちょっと違和感があります。まあ誰に見せるわけでもないからどうでもいいんですけどね。
ちなみにその一覧は本名でソートしてるので、名前を決めてない人はまだ載ってなかったりします。何度も出てきたくせに名前が決まってない人というと、あと山田の両親とかがいますねー。佐藤浩ですら両親の名前が決まってるのに……。

ただの備忘録&ネタ探し用にしか使われていない名簿について語られても困ると思うので、とりあえず今日はこの辺で。

ちょっと更新頻度落ちます

2005-01-17 23:57:57 | 雑記
ちょっとしたリアルの都合(試験など)のため、2/7ごろまで更新頻度落とします。
突然、鬼のように更新し始めたら、ああ、現実逃避し始めたんだな、と思ってください。

あと、スプリング*スプリングの完結予告は変わりません。本編残り5話+お題モノ残り33話、そこそこに書いていきたいと思います。

何かサイト内の作品に、矛盾・質問・間違いなどありましたら、小説ページ最下部のメールフォームや、このブログのコメント欄あたりでおっしゃって頂ければ、それをネタに更新してみるかもしれません。なお、ご指摘が的確すぎて言い訳のしようもなかったりすると、心の中でごめんなさいを言って流すかもしれません。

まあそんな感じで、適度にまったり更新して行きたいと思いますー。

スプ*スプ、脇役キャラについて2

2005-01-14 22:34:33 | スプリング*スプリング
本編およびお題モノに出てくる、どうでもいい脇役の話その2です。
前回はこちら

☆秋本ジェイコブ芳晴
「いろは」の「せ 台詞忘れた!」が初登場。「ゑ エスケープの合図を送れ」で山田が電話している相手も彼です。実際に書かれた文章はほとんどないくせに、やたらとこのブログ内で名前が出まくっている、山田の幼なじみです。
一時期、なぜか彼にまつわる話が色々思い浮かぶ時期があったりして、私の中ではそれなりに重要な位置を占めています。設定によっては、なぜか山田比奈子とえらく親密だったりもします。
紫乃という妹がいて、秋本紫乃と山田比奈子は友達です。
私立聖イサルバ高等学校魔法科の生徒です。シュリフィード王国に、私立の高等学校というのは数えるほどしかないので、かなり珍しい選択をした方だと言えます。ちなみに魔法科は理系です。文系ではありません。
「音」にまつわる魔法に関しては、とてつもない才能の持ち主です。それに関連してか、音に敏感で、歌うのが好きです。楽器は色々触ってはみるものの、今ひとつ、これといったものがない様子。ただし、何を弾かせても、割と習得は早いです。

☆リリアン・シャビィ
リリアンが名前でシャビィが苗字。設定段階で、シャビィ、シャビィと呼んでいたら、今更リリアンと書けなくなってしまい、女の子+カタカナ名前なのに、珍しく地の文で苗字を表記されています。
秋本、山田とは幼なじみで、「香り」にまつわる魔法が得意な女の子です。将来の夢はアロマテラピストなのかもしれません。
視覚系や聴覚系の魔法に比べ、嗅覚系の魔法はいまひとつぱっとしないことを、結構気にしている様子。とはいえ、どんな魔法も使い方次第なので、なんとか生かす方法を考えているみたいです。
ちなみに、視覚系の魔法が得意な山田は幻覚魔法が大好きですし、聴覚系の秋本は音を「出す」より「消す」魔法に価値を見いだした様子。もう一人、「台詞。」の「ね 寝相悪ぃんだこのバカ」に名前が出てきたガロン少年はどちらかというと味覚系ですが、彼はシンプルに、「究極の塩ラーメン」を求めて日々魔法を使っています。といっても、「美味くなれ!」というだけでは魔法は発動しないので、結局は微妙な味の調整のために、調味料の代わりに魔法を使っているというだけです。彼はちょっと微調整が得意というだけです。所詮、魔法は万能ではないのです。

☆神田ハル
「いろは」の「に 二枚目と三枚目」「う うるさい人形」あたりに出てくる、前王妃です。#7で王子が言っている「当時の正妻」もこの人。
この名前を見て分かるとおり、もちろん「カンダハル」と引っかけたわけですが、さすがに#1を書いた前後に名前を決めてしまっただけあって、いくら何でも賞味期限が切れた名前であるような気がします。
名前から分かるとおり、日系シュリフィード人です。かなり裕福だった(最近はすっかり落ちぶれているらしい)家の娘です。箱入り娘系というか、世間知らずのお嬢様系というか、そんな感じに見える人です。雑草のような生命力と、オバタリアン的な図々しさ(#7や女性の話にあるとおり、これはシュリフィードでは美徳とされます)を持つうめ現王妃との争いに敗れたのは、ある意味当然なのかもしれません。
全然関係ないですが、胸はうめ王妃よりもハルさんの方が大きいです。どうでもいい情報でした。

とりあえず今日はこの辺で。

スプ*スプ、更新予告っぽいもの

2005-01-12 22:56:26 | スプリング*スプリング
というか、撤回されるかもしれないお知らせについて。

書きでもしないと守らないと思うので、思い切って書いてしまうことにします。
スプリング*スプリング#12の作品内時間である、2005/3/7(8日かも……)あたりを目標に、お題モノを含めて、完結させるための最大限の努力をしようと思います。
「完結させます!」と言い切れてないのは笑うところかもしれません。

#10や#12がしっかりタイトルも決まりプロットも立っているのに対し、#11はシリアス路線なのかギャグ路線なのかも決まっていなかったり、#9は最後のオチしか決まっていなかったり、#8は最後のオチだけが決まっていなかったり、微妙に前途多難なのかもしれません。
「台詞。」の方はもっと先が長いです。ネタ出しをしていたら、「へ 変だよ、絶対変だ」のオチが「いろは」の「へ 変人は誰だ」と被ってしまって凹んだり、ストーリー部分が本当に完結するのか不安で仕方なかったりしています。とりあえず、確実にストーリー部分を終わらせないと泥沼化するというか既に自分でもこんがらがってきているというか。
今のところ、最後はギャグでオチる予定なんですが、失敗したら痛いなあと思います。
適当に無難な終わり方をしていたら、「ああ、逃げたんだな」と思ってやってください。

でもその前にとりあえず勉強してきます。このままでは、点数が足りずに希望の学科に行き損ねるような予感。

スプ*スプ、設定の話

2005-01-10 00:55:31 | スプリング*スプリング
本編および「いろは」「台詞」の話です。

思い切って本編をたくさん更新してみたのですが、いかがでしょうか……?
やっつけ仕事になっていないか、心配でなりません。

それはそうと、本編#7では山田が自分の生まれについて微妙な台詞を吐いています。ギャグにすらつながらないのですがまあ気にしない。この設定が一番生きているのは公開していない外伝なのですが、暴走しすぎて恥ずかしすぎて表に出せません。書き始めた時は、シリアスな描写をするたびに耐えきれずに笑っていた山田太郎という名前も、だんだん余裕でシリアスに出来るようになってきました。もう余裕です。むしろ山田太郎という名前が格好良く見えます。アホか。

いや、そういう話をしたいんじゃなくて……#7には、山田の出自の話と、うめ王妃様の過去の話が出てきます。しかしながら、一応両方とも、多少は「いろは」で既出の設定だったりしないこともありません。(山田については「いろは」の「ひ 暇を下さい三分ばかり」というのがあります。ぱっと見たら本編#7と矛盾してるようなことは書いてますが、まあ、別に矛盾ではないので気にしないでください。納得できなかったら「お題モノはパラレル設定です」と言い張っておきます。王妃様については、「いろは」の「に 二枚目と三枚目」「う うるさい人形」あたりでしょうか。そういえば、「う」で名前が出てくるY氏については、#10~12で登場予定です)
で、これらの設定を「いろは」で済ませずに本編に持ってきたのは、本編だけを読んでも意味がわかる話にしようと思ったのと、何も考えずに書いていた#1との間の矛盾を埋めようと思ったからです。既に矛盾出まくりでどうしようもないような気がしますが。

「本編だけを読んでも意味がわかるように」はかなり重視している問題です。ただ、「いろは」との兼ね合いがかなり難しいような気はします。たとえば本編に山田比奈子を出そうと思った時、いろはの「れ レタスとキャベツとマヨネーズ」で既に春月と比奈子が知り合っているので、本編で再び「はじめまして」をやるわけにも行きません。かといって、本編だけ読んできて、いきなり春月が比奈子と「久しぶり」ってやりはじめたら、「ん?」と思うような気がします。
そんなわけで、山田比奈子は本編には出てこないような気がしてきました。しまった。

ちなみに、「いろは」で春月と出会っていないキャサリン梅吉や秋本芳晴は、一応出そうと思えば出せるんだと思います。しかし秋本なんかはかなりキャラが濃いので、本編では持て余されそうな気がします。
……ままならないなあ。

スピソ、日程の話

2005-01-08 01:22:48 | Spiritual Sword
もう「凍結中」って明記しちゃった話について、こんなに語られても困るのかもしれませんが。

で、申し訳ないのですがいきなり脱線開始。

いや、いつか絶対続きは書くつもりです。全面書き直しだけは避けたかったのですが、現状では「どう見ても、一番いらないのが第一話」というひどい状態なので、やるしかなさそうです。キャラ設定や起こる事実は変わりませんが、尺がおかしいんです。
まあ早い話が、いらん戦闘が多すぎるんです。第二章と第三章はまとめて一章でもいいくらいですし、四章と五章もまとめてしまっていい気がしますし、ぶっちゃけ第六章は、ここで必要なエピソードを各章に分配してもなんの問題もなさそうですし、第七章と第八章もダラダラやってないでまとめて一章でもいいくらいです。
あと、文章が古すぎて泣きそうなので。節ごとのタイトル(「予感」とか)がもう、見ているだけでこそばゆくなってくるし(いや、節タイトルが要らないというわけでもないんですが)、節ごとの背景色&文字色替えも、正直なんか読んでて疲れてきますし、センタリング・太字・♪や☆などの記号も見てて悲しくなってきます(場をわきまえたイタリックくらいはOK)。あと口調でキャラの区別をつけようと必要以上に頑張ったせいで、一部のキャラの口調が恥ずかしいことになってます。一体どんな喋りをしてるんだ、ラーディ。別に台詞だけで全員の区別なんかつけなくていいよ。状況に応じて誰が喋ってるのかわかればいいじゃないか……! 一応、世界の命運を担ったりした(そして失敗したりした)天才科学者のコピー、とかいう設定なんですが、ただのアホにしか見えませんよラーディ。
困った。

以上脱線でした。

さて、本題。年末の話でちょっと暦の話なんかが出てきたりはしたんですが、実際に文中に出てきたのは4章4くらいだと思います。ちなみにアクラシェが第六月、ルファが第七月です。

ちなみに各月の名前は、天使の別名や名前をそのまま拝借したりもじったりしたものです。一応全部書いておくと、第一月からカルデア、ギボル、ラビエ、ファヌエ、メタトル、アクラシェ、ルファ、ゼラキエ、ラミエ、アネル。それぞれ、ミカエルとかガブリエルとかラファエルとかの名前を、よく意味もわからずに使っています。罰当たりな。

それはそうと、アクラシェとかルファとかゼラキエとか言ってても、はっきり言って自分でもよく分からなくなるので、実際の日付については思いっきり現代暦でメモしています。キャラの誕生日も全部現代暦でメモしてあります。
ちなみに一章1が7/4、二章1が7/7、三章3が7/20、四章1が7/31、五章1が8/11、六章1が8/24、七章1が8/26。八章1は8/27ですね。第一話は全八章です。
第二話に入って、「幕間」が入り(8月末)、そこから少し時間が巻き戻って、二話一章(九章)1は8/16。二章に入ってすぐ8/26~27になり、三章からはまた「幕間」以降の時間に戻ります。
長いのでカットされた、「第三話だったもの」は10/13スタートでした。全八章の話を、現第三話の冒頭にある「幕間」の中の一節にまとめられてしまった不遇な回です。よって、「青龍、朱雀、白虎、玄武」の四神の剣とか言ってますが、「白虎」だけは扱いがやっつけ仕事になります。

そういえば、第一版ではここにもう一つ、闇精霊の剣「孔雀」が入るんですよ。せめて四神と同じグループにある「黄龍」にしておけばいいのに、と言ってやりたくて仕方ありません>中一の頃の自分

あれ、本題はどこにあったんだろう……。

スプ*スプ、脇役キャラについて1

2005-01-06 02:22:59 | スプリング*スプリング
本編および「いろは」「台詞」の、どうでもいい脇役さん達についてです。

これまで文中に出てきたキャラは、名前だけのキャラを含めて50人くらい居ます。もちろん、一回しか出てこないボンジュール貞子とか松沢エリコとかまで全部カウントした人数なんですが、ちょっと自分で数えてみてどうしようかと思いました。
しかしながら、一応名前を設定したり、設定があったりしても文中に出てきそうにない人達も増えてきたので、ちょこっとだけキャラ紹介をさせてください。
つまらないと思いますが、まあ、このブログ自体が自己満足の塊なので、勘弁してください。

☆榛名先生
本編#5で初登場。春月たち国際科クラスの担任の先生です。英語教師。29歳、既婚。ちなみに下の名前は「はる奈」。わりと普段からハイテンションです。お祭り好き。球技大会やら文化祭やらのイベントの後には、割と気前よくジュースなどをおごってくれたりします。生徒の評判は決して悪くないです。大人気、というわけでもないですけど。

☆倶知安先生
「台詞」の「ろ 論点が違うー」あたりで名前が出てきた、世界史の先生。最近出てきた下腹が気になる40代。娘にパンツを箸でつままれてたりするイメージ。下の名前は「正臣」。
普段の小テストと授業態度と宿題への配点が非常に高く、定期試験はほとんどオマケ状態。それを良いことに調子に乗り、いつも微妙すぎる試験問題を作ってくる。ファンも多いがアンチも多い、何とも言えない名物先生です。ちなみに授業は分かりやすいと評判。

☆朝日昇(風来のジョー)
本編#3、および「台詞」の「か 彼女は、お前の手には負えないよ」で出てきた忍者(?)。近所の私立高校に通う、カナ子や紗恵子よりひとつ年上の高校生です。
忍者やってない時は、一見するとごく普通の少年です。カナ子も制服姿の時は一見普通なんですが、彼女が口を開くだけですぐにボロが出るのに対し、朝日は忍者な時とそうでない時で完全にスイッチが切り替わるので、普通にしている時は喋っても普通の人です。たぶん。
紗恵子との関係やカナ子との出会いについては、文中で語られるような気がするので割愛します。

☆クイーン・オトヒメ
本編#5で名前が出てきた、ヌルズンバ王国の女王。
正直にぶっちゃけると、たぶんヌルズンバ人は宇宙人ではありません。普段からUFOに住んでいて、地上の征服をたくらんでいるだけの、地球人の魔法使い達です。……と私は勝手に思っていますが、別に宇宙人でもいいです。謎は謎のままの方が美しいこともあります。
オトヒメ女王のフルネームは、オトヒメ・ヌルズンバ・アサショウリュウ。いったい今何歳なのか、誰も知りません。禁呪を使い、不老長寿を実現した、恐るべき魔女です。
ヌルズンバ王国は、三陸沖あたりにルー・グー城と呼ばれる海底城を持っていたりします。海岸に住む地上人を言葉巧みに城に連れてきては、その若さを奪い、自分のものにするのが、女王の日課だったりするのかもしれません。その際には、タマテバコ、と呼ばれる呪いの道具が使われるらしいですよ。


なんか、オトヒメ女王とその他3人を並べたのは、すごく間違っていたような気がしてきました。