蜜柑製城塞・中庭

自作の小説やら何やらについて、まったりと独り言をつぶやきます。

スプ*スプ、パラレルの話2

2005-04-22 00:59:24 | スプリング*スプリング
更新する気のないパラレルストーリーについての話。脱線ばっかり。

パラレルの話を始めとして、たまにパラレルストーリーに言及していることがあります。
基本的にこっ恥ずかしい+完結しているものがない+マジメに書く予定もない、のでサイトに掲載するつもりはありません。が、掲載できない最大の理由は「グロいから」なのかもしれません。

私には昔から、敵にやられて傷ついたりしたキャラに惚れてしまうという悪癖があります。何だかよくわかりませんが怪我したり痛がったりしてるキャラを見ると惚れてしまいます。
そのせいか、小学生の時から書いている小説でやたらとメインキャラが怪我をします。
小学生の頃はもっぱら推理小説を書いていたはずなのに(まあ名探偵コナンと金田一少年の事件簿を足して五で割ったような話です)、そこでも主人公の女の子が敵ボス(コナンで言う黒ずくめの組織みたいなものですかね。新興宗教の教祖だったあたりに時代を感じます)に撃たれたりしていました。好きだったらしいです。

というわけでスプ*スプの本編第十二話で山田が意味もなく怪我をしてるのは私の趣味です。
「台詞」「に」の岡田良昭は別に嫌いだからひどい目に遭わせてるわけではなく、大好きなんです。
怪我をしてなくても、「台詞」「う」の山下直樹みたいなのも好きです。
でも「台詞」「て」の佐藤は別に好きだとは思わないので、やっぱりちょっと苦しそうにしてるのが好きなのかもしれません。
なんかちょっと閲覧者の方に引かれた気もしますが、まあいいや。

というわけなので、油断するとどんどん話がグロくなります。
スプ*スプはギャグなのでできるだけグロ要素を排除しようと努力したのですが、だんだん面倒くさくなったのでたまにグロい話が残っています。
いやグロいと言っても多少の流血程度なんですけどね。
戦闘描写についてなんかでも悩んでますが、「残酷描写」って何ですか。ボーダーがわかりません。
私が持っている本の中でぱっと見グロそうなものと言えば「ハンター×ハンター」とか「レベルE」とかの冨樫作品がありますが、あれは普通に少年誌に載っているということはセーフなんでしょうか。でも痛そうといえば医者ものの「ブラックジャックによろしく」の外科編なんかは血も痛そうな描写もいっぱいですよ。うーん。もうわけが分かりません。

まあそれはともかくとして、パラレルワールドはギャグとは限らないので、ものによっては開き直ってたくさん痛そうな戦闘描写を入れてしまいます。
なぜかパラレルストーリーではよく戦う藤城とか、人間としては駄目人間ですが戦う時は戦う山下とか、二十年前のクロンとか、あの辺は特に激しいかもしれません。
ちなみに、そこで手っ取り早く「敵」として出すのが「ランケル帝国」or「シュリフィード王国ガラシア県」。ランケル帝国の方は「いろは」「台詞」で明らかに悪そうな気配を発しています。「台詞」の中でおそらく一番はっきりと山田に敵対している山下直樹がランケル出身であるせいか、はたまた単純に山田によって語られる帝国像が悪そうであるせいか。
ガラシア県の方は本編とかには出した記憶がありません。クロンの出身地で、シュリフィード王国からの独立を狙って過激派が色々やってたりします。ものすごく保守派である山田はそのガラシア過激派と思いっきり対立しているので、そこで色々と諍いが起こります。
その諍いに藤城育人がうっかり巻き込まれてしまう、というのが「裏スプリング*スプリング」の大ざっぱなあらすじです。ちなみにガラシア過激派に無理矢理引き込まれた藤城は山田を殺しに銃持ってやって来たりするんですよ。
クロンの二十年前の話もこのガラシアが舞台です。「台詞」の「し」で少しだけクロンが言ってますが、彼は十四歳まで県の持つ軍事施設(?)で育っています。やんちゃ坊主だったので内乱を扇動したり逃亡を図ったりしますが、わりと失敗しています。正直、ストーリー性を求めていないただの落書きなので、とりあえず彼が格好良く戦って死なない程度に怪我してくれると適度に好きになってしまうわけです。

まあパラレルストーリーは所詮自己満足なわけです。マトモなストーリーがないので上げられませんし、若干マトモなストーリーになったものはグロいです。
でも、まあ一応そういうストーリーがあって、そういうものもスプ*スプの世界を構成していく上で一つの重大な部分を担っているのかもしれません。

潜伏中……

2005-04-14 08:47:58 | 雑記
ちょっと色々あって、更新停滞中です。
修行の旅に出てきます。

父にお古のモバイル端末を借りました。昔は「モバイルギア」というワープロのMC-MKシリーズ(1996年発売、私が使っていたのもそのころ。父が出張に持っていくために買ってきたワープロで色々書いてました)を愛用していたので、久々の小さい端末です。
しかし昔はひょいひょい持ち歩いていたのですが、値段を見るとちょっと気軽に持ち運べないような気がしてきました。ノートパソコンとか持ち歩いている人を尊敬します。落としたり満員電車で潰されたりしそうで怖い。
まあとにかく、これできっと大学の空き時間とかにも色々書けたりするんじゃないかと思います。

先日書き上がってしまった駄作の駄作たるゆえんを探っています。
なんかつまらないんだけど、何故つまらないのか。この間の雑記に書いたことが理由なのか、だとしたらどうすれば良かったのか……課題は多いです。

で、上の長編は魔法学校ものなのですが、性懲りもなくまた魔法学校系の話を書いています。
スプ*スプもお題モノに出てくる一部の学校(シュリフィードの聖イサルバ高等学校とか)は魔法学校と言っても差し支えなさそうです。なので、どうして自分は魔法学校(しかも舞台が現代日本)が好きなのか、ちょっと考えてみました。

・高校生が好き。(熱血で青春してていいと思います)
・バトルやアクションがけっこう好き。
・上の二つが混ざった結果、「戦う男子高校生」がすごく好き。(男子限定。戦う女子高生も悪くないですが、男子高校生の方が好きです)
・頭のいい男の子が好き。
・なので、殴り合いよりは頭脳戦がいい。
・魔法使いってなんか頭よさそう。
・魔法使わせておけば、すごい作戦がなくても頭よさそうな戦闘ができそう。
・上の四つが混ざった結果、「魔法使いの男の子」がすごく好き。
・上から三番目と八番目を混ぜた結果、「戦う魔法使いの男子高校生」って最高じゃない?とか思った。

というわけで、どうやらスプ*スプの山田なんかは忠実に私の欲望を反映したキャラクターだったようです。
「魔法使い」と「高校生」を両立させるには、ハリー・ポッターのごとく現代社会に魔法学校を建てるのが一番手っ取り早そうです。
普段の高校生活とバトルのギャップが好きなのかもしれないので、行ったら簡単に帰れない「異世界召還」系はアウト。(神坂一の「日帰りクエスト」みたいな話だったらいいですけど)

というわけで二本(スプ*スプから数えると三本)続けて戦う魔法学校モノです。どちらかだけでも形になればいいと思います。
正直、別にヒロインは魔法使いじゃなくていい(たくましく肉弾戦する女子高生は好きです。なんだこの趣味)と思うんですが、設定上そうせざるを得ないようです。
「自分が楽しめなきゃ他人が楽しめるはずもない」と思いながら、引き続き理想のタイプを追い求めていきたいと思います。

ところで、書き終わってしばらく経った文章って、頭の中でほどよく美化されてやたら面白く感じられます。実際に読み返してみるとそこまで面白くもないのですが。
なので、何か書くたびに「前に書いたやつの方が面白かったんじゃ」「これ前のに比べてつまらん」と思うだろうしそう書くかもしれませんが、たぶんその「前の」の方にかなりのひいき目が入っているのだと思われるので、適当に「ああ、また言ってるよ」と読み流してください。
(「前の方が~」云々は、書き込んでる時は本当にそう思っていて、それを誰かに訴えたいと思っているところなので、できればなま暖かく見守ってやってください)

色々やってます

2005-04-09 18:45:19 | 雑記
一ヶ月ほど更新がなくてすみません。
一応カードワースはちょこちょこ更新しているのですが、何となくあのコンテンツだけは子サイト的扱いになっているので、こちらに更新履歴を書くのもどうかと思い省略しています。(単に面倒くさ以下略)

だらだらと長編を原稿用紙で259枚ほど書いていたのですが、悲しいほどつまらない話になってしまい、サイト掲載も本気でためらっています。
ギャグじゃないのがいけないのかもしれません。
アクションも微妙なのがいけないのかもしれません。
最大の問題点はキャラが立っていないことじゃないかと思います。
世界観もいい加減です。
ストーリーもぐだぐだです。
いや、ストーリーがぐだぐだなのは、時間がないと思って「ラスボス・主人公の正体などを一切決めずに執筆開始」→「流れに任せて最後まで書く」→「前半を修正して伏線を張ったつもりになる」というひどい手順を踏んだせいだと思います。
ごめんなさいもうしません。
あと、エピローグに困って安っぽい台詞をたくさん入れたのも良くなかった。

……そこそこに手直しして連載したいと思います。たぶん六月か七月には。掲載できない確率は割と低いかもしれません。そうでもないかもしれません。
「作品載せないでそんなことばっかり言われても意味わかんないしやめてくれよバーカバーカ」と言われそうな気もしますが、まあ、広い心で許してください。独り言を言いたいお年頃なんです。

ところで、ここにカードワースでの作品の話を書いてもいいんでしょうかねー。一応サイト内の作品ではあるけど。気が向いたらカテゴリ作ってみようかと思います。

スプ*スプ、時事ネタの話

2005-04-04 21:51:30 | スプリング*スプリング
一応、作品内時間は2002年~2005年で固定なので、時事ネタとかもやってみたりしたんですが。後半ちょっと脱線。

と言ってもまあ、気にしたのはCDの発売年月日とかが中心です。「いろは」の「せ 台詞忘れた!」で山田と秋本がカラオケに行っていますが、最初は「女子十二楽坊」を歌わせる予定でした。カラオケのくせに歌詞がないやつ。
でもよく見たらまだ発売していなかったので、急遽「日本国憲法前文」とかにしてみたという話。

そんな中、一つだけ怪しげな腐臭を放っているのが本編第一話。山田による王子についての解説の中で、「ミサイル発射して戦争が云々」という話が出ています。
これが何を意識したかと言えば、それはまあ前王妃の名前が「神田ハル」である辺りから想像していただければいいんですが、後になって「さすがにこれはヤバいんじゃない?」と思った次第。
しかし引っ込めるのもかえってまずいと思い、書いたのが「台詞」の「へ 変だよ、絶対変だ」。撃ち落とした国は最初、本編#5のヌルズンバ王国になる予定だったのですが、色々あってああなりました。
でも別にヌルズンバでもいいんですよ。あれも国の中心というか母艦はUFOですから、まあ戦艦といえば戦艦ですよね。(ヌルズンバ王国については脇役キャラについて1のクィーン・オトヒメの項あたりからどうぞ)

そういえば、「台詞」の「ろ 論点が違うー」には「LOVEマシーン」が出てきますが、あれも何年かしたら「何だこれは?」という状態になるんでしょうかね。
そう言えばその下の「は 春なんだよ、頭が」に出てくる「あおくびだいこん」(すいません、正式表記は「あおくび大根」だったみたいですね。まあいいや。詳細はこちら。もう本当に可愛いんですよー!)は、作品内時間である2003/4/5にはまだ発売していないんじゃという疑惑が。

……細かい事は気にしない。所詮はファンタジーですよファンタジー!


(以下、唐突な脱線)
ところで、私は何の疑いもなくこの物語を「現代ファンタジー」に分類していたのですが、よく考えたら一般的な現代ファンタジーの定義から大分外れてしまっているような気がします。
ある意味、「異世界迷い込み」系に近いのかもしれません。
最近「落ちモノ系」という言葉を知ったのですが(なんか定義は色々みたいですけど……)、じゃあスプ*スプは落ちモノなんですかね。空からなんか降ってきますからね。残念ながら降ってくるのは女の子じゃないですけどね。
まあ、冷静に考えると春月が拾ったのが姫じゃなくて王子で良かったねという気もしますが。もし女同士だったりしたら無駄にドロドロしそう。