蜜柑製城塞・中庭

自作の小説やら何やらについて、まったりと独り言をつぶやきます。

スプ*スプ、脇役キャラについて2

2005-01-14 22:34:33 | スプリング*スプリング
本編およびお題モノに出てくる、どうでもいい脇役の話その2です。
前回はこちら

☆秋本ジェイコブ芳晴
「いろは」の「せ 台詞忘れた!」が初登場。「ゑ エスケープの合図を送れ」で山田が電話している相手も彼です。実際に書かれた文章はほとんどないくせに、やたらとこのブログ内で名前が出まくっている、山田の幼なじみです。
一時期、なぜか彼にまつわる話が色々思い浮かぶ時期があったりして、私の中ではそれなりに重要な位置を占めています。設定によっては、なぜか山田比奈子とえらく親密だったりもします。
紫乃という妹がいて、秋本紫乃と山田比奈子は友達です。
私立聖イサルバ高等学校魔法科の生徒です。シュリフィード王国に、私立の高等学校というのは数えるほどしかないので、かなり珍しい選択をした方だと言えます。ちなみに魔法科は理系です。文系ではありません。
「音」にまつわる魔法に関しては、とてつもない才能の持ち主です。それに関連してか、音に敏感で、歌うのが好きです。楽器は色々触ってはみるものの、今ひとつ、これといったものがない様子。ただし、何を弾かせても、割と習得は早いです。

☆リリアン・シャビィ
リリアンが名前でシャビィが苗字。設定段階で、シャビィ、シャビィと呼んでいたら、今更リリアンと書けなくなってしまい、女の子+カタカナ名前なのに、珍しく地の文で苗字を表記されています。
秋本、山田とは幼なじみで、「香り」にまつわる魔法が得意な女の子です。将来の夢はアロマテラピストなのかもしれません。
視覚系や聴覚系の魔法に比べ、嗅覚系の魔法はいまひとつぱっとしないことを、結構気にしている様子。とはいえ、どんな魔法も使い方次第なので、なんとか生かす方法を考えているみたいです。
ちなみに、視覚系の魔法が得意な山田は幻覚魔法が大好きですし、聴覚系の秋本は音を「出す」より「消す」魔法に価値を見いだした様子。もう一人、「台詞。」の「ね 寝相悪ぃんだこのバカ」に名前が出てきたガロン少年はどちらかというと味覚系ですが、彼はシンプルに、「究極の塩ラーメン」を求めて日々魔法を使っています。といっても、「美味くなれ!」というだけでは魔法は発動しないので、結局は微妙な味の調整のために、調味料の代わりに魔法を使っているというだけです。彼はちょっと微調整が得意というだけです。所詮、魔法は万能ではないのです。

☆神田ハル
「いろは」の「に 二枚目と三枚目」「う うるさい人形」あたりに出てくる、前王妃です。#7で王子が言っている「当時の正妻」もこの人。
この名前を見て分かるとおり、もちろん「カンダハル」と引っかけたわけですが、さすがに#1を書いた前後に名前を決めてしまっただけあって、いくら何でも賞味期限が切れた名前であるような気がします。
名前から分かるとおり、日系シュリフィード人です。かなり裕福だった(最近はすっかり落ちぶれているらしい)家の娘です。箱入り娘系というか、世間知らずのお嬢様系というか、そんな感じに見える人です。雑草のような生命力と、オバタリアン的な図々しさ(#7や女性の話にあるとおり、これはシュリフィードでは美徳とされます)を持つうめ現王妃との争いに敗れたのは、ある意味当然なのかもしれません。
全然関係ないですが、胸はうめ王妃よりもハルさんの方が大きいです。どうでもいい情報でした。

とりあえず今日はこの辺で。