松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★22年度・市民協働を考える(渋谷・NOMA)

2010-08-11 | 2.講演会・研修会
 22年度の日本経営協会(NOMA)の市民協働研修は、お盆の前になった。
 今回の参加者は20名。大きな教室がないNOMAでは、ちょうどいい人数になった。参加者は、北は弘前から南は長崎、佐世保まで、全国にわたる。2日間の研修となった。
 繰り返し強調したのは、協働の意義。協働とは、市民を公共主体として位置づけるということであり、地域を元気にするのが協働である(行政を身軽にするのはアウトソーシング)。そう位置づけないと、行政も市民もなぜ、協働をするのかがあいまいになる。実際、やるきにならない。
 その上で、協働を推進する仕組みを考えた。限られた時間なので、協働事業提案制度(市民提案型)を考えてみた。事例を示して、各自が審査員になったつもりで考えてもらったが、意見が分かれたのが興味深かった。同じことでも、地域事情によって、協働事業になったり、ならなかったりする。
 この研修では、参加者に2分間プチ自慢をお願いしているが、市民協働型の政策づくりが弱いと考えたので、夜、準備して、パワーポイントを見てもらった。米子のケースを中心に、公募型市民参加について、ゆっくりと紹介した。ついでにメグちゃんの話までしたのは余計。
 さて、明日から夏休み。じっくりと『はやわかり地方自治』の原稿にかかるとしよう(これで夏休み?。私にとっては十分夏休みである。ゆっくりと本を書くのは至福のときである。いずれにしても、この仕事は、けじめがつけにくい)。
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2 コメント

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ありがとうございしまた (阿部(新潟市))
2010-08-22 21:25:26
この度、研修を受講させてもらいました。地域を元気にするのが協働であるという言葉がとても印象に残りました。今後もブログや本を楽しみに読ませてもらいます。
本当に参考になった研修でした。ありがとうございました。
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ごくろうさまでした (マロン教授)
2010-08-22 22:58:40
 参考になったとのこと、何よりです。面白い研修になりましたね。
 実は、参考になる話は、時々思い出します。ブログにも、その一端が出ることがありますので、時々、覗いて見てください。
 『自治体政策づくりの道具箱』(学陽書房)という本があります。自分的には、とてもいい本です(自画自賛)。ただし、アマゾンで100円くらいですので、読んでみてください。
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