松下啓一 自治・政策・まちづくり

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◇みなとみらいで大道芸をみる(横浜)

2012-10-06 | 5.同行二人
みなとみらいが、形になり、そこでさまざまなイベントができるようになった。
 この連休は、「横濱ジャズプロムナード2012」があり、寄ってみた。このイベントは、すでに、1993年に始まったということで、今年で20年になる。みなとみらい地区をはじめ、横浜市内のあちこと(52カ所)で開かれ、プロ、アマ約3200人の演奏家がホールやジャズクラブ、街角で競演するという大イベントである。
 私が、都市計画に異動したのが、1994年であるが、このジャズプロムナードを熱心にやっていた何人かを思い出す。基本的にジャズが好きな人たちだった。
 そのころは、みなとみらいはランドマークから国際会議場までのラインだけができていて、あちこちにビルが、ぽつぽつと立っているという状況だった。桜木町駅前のコレットマーレ(Colette・Mare)などは、まだ草ぼうぼうだった。
 ジャズを聴きに行ったのは、娘がでるからで、会場のドックヤードガーデンの階段席に腰かけて、ゆっくりと演奏を聴いた。ここはやはり音がいい。
 終わった後で、お茶でも飲もうと、上にあがったら、幸運にも、川原彰さんが大道芸を始めるところだった。横浜ではおなじみの川原さんのジャグリングの技は無論であるが、人集め、観客との掛け合い、一体感づくり、実に見事である。日本では、お金を集めるところが難しいが、小声で「なんとなくわかっていただけると思うが・・・」とか、「お賽銭ではないので」と言って、1000円札が印刷されているバスタオルで汗を拭くと行ったやり方で、最後のまとめをやっていた。連れ合いと二人で、たっぷり笑って1000円は実に安い。
 観覧車にネオンがともり、落ち着きを取り戻した街角のオープンカフェで、ゆっくりお茶を飲みながら、休日の余韻を楽しむことができた。
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