松下啓一 自治・政策・まちづくり

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◇恵方巻

2022-02-04 | 5.同行二人
 横浜市を辞めて大阪国際大学に移り、関西で暮らし始めて、驚いたことがいくつかある。2000年の始めのころである。

(1)王将の餃子。当時は、まだ、関東にはほとんど出店していなかった。関西の人は、この餃子を2人前頼み、バクバク食べる。餃子は一皿という常識を破られた。ともかく安く、熱いとうまい。

(2)スシロー。これも関東にはなかった。回転ずしというのも新鮮だったし、しかも100円というのには驚いた。関西の人は、寿司を食べた後に、すうどんを食べることにも驚いた。連れ合いは、成分分析をするので、炭水化物三昧と驚いていた。枚方の国道のロードサイドにあったスシローにはよく行った。前に病院が見える場所にあったが、その後、なくなったので、地名は、思い出せない。

(3)日帰り温泉。枚方の工業団地のなかにあった。日帰り温泉自体が珍しかった。しかも、ここは、なぜか、お風呂屋さんの料金だった。夜行くと、大人も子供も、パジャマでやってきた。蕎麦屋が併設されていて、安くてうまかった。今でも、ここのそばは、我が家の語り草である。

(4)そして、恵方巻である。このときは、まだ関東には、来ていなかった。1,2年後に、コンビニが取り入れ、あっという間に関東にやってきた。研修で一緒だった枚方市役所の人に、恵方巻を教えてもらったのが最初だった。

 その時の話では、電気を暗くして、家族そろって話をせず、黙々と食べるものと教わったような気がした(何か不思議な感じがしたので、そう思い込んでいるのかもしれない)。
 この恵方巻の習慣も、面白いので、我が家ではすぐに採用され、節分の日は、豆まきと恵方巻になった。

 今年の恵方巻は、スーパーに買いに行った。いつからか、海鮮恵方巻が出てきて、二人家族では、買う方がいいからである。連れ合いが、そわそわし、いかにも買って来いといわんばかりで、節分の日といえば、恵方巻だの、今年の方向はなどと言い出したので、あわてて買いに行った。

 我が家は、電気は消さずに、話しながら、この行事をやっている。枚方の人が、このブログを見ていたら、注意されるかもしれない。

 考えてみたら、これらはみんな関西からやってきた。(5)協働提案制度も関西からやってきたので、これも付け加えて書かなければいけないかもしれないが、話が硬くなるのでやめておこう。

 そして、気がついたことの最大のことは、関西人は、意外とシャイなことである。大阪のおばちゃん的行動は、シャイさの裏返しではないかとひそかに思っている。
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