松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★政策形成・合同研修(八千代市)

2013-02-07 | 2.講演会・研修会
 八千代市、習志野市、鎌ケ谷市の3市合同研修に参加した。
 3市が集まって、合同で研修するというのは、ずいぶんと長く続いているようであるが、私が担当するようになって、今年で3回目である。今回の当番は八千代市であった。
 関東以外の人にとっては、千葉県八千代市といっても、なかなかイメージしにくいだろう。千葉県の北西部の市ということであるが、千葉県を絵にかくこと自体が難しい。房総半島は書けるが、北西部のほうは、茨城県と埼玉県に深く入り込む地形となっていて、このあたりまで正確に書けるようだと、地理はAであろう。
 八千代市へは、三浦半島から行くと、横浜に出て、横須賀線で市川へ、総武線に乗り換えて西船橋、そこで東葉高速鉄道で八千代中央駅が一番早いルートである。それでも、ドアtoドアでたっぷり二時間はかかる。
 由来によると、八千代市は、首都30キロ圏ということで、早くから首都圏のベッドタウンとして発展し、市内の八千代台団地(昭和.32年完成)は、「日本の大規模住宅団地の発祥の地」とのことである。
 ならば高齢化が顕著で、人口減少が進んでいるかと思うとそうではなく、東葉高速鉄道の開通で、人口は、いまでものびていて、もうすぐで20万人になるということである。知らなかった。たしかに行ってみると便利で、中野や三鷹までの直行運転もやっている。帰りは、2日間とも、八千代中央駅から、浦安を経由して、日本橋乗り換えで、京浜急行直行で帰ってきたが、これならば座って帰れる。ただ、東葉高速鉄道の弱点は、運賃が高いことだそうである(Suicaなので額は不明)。
 さて合同研修であるが、最近は、こうした研修を頼まれることが多くなった。財政的に一市では大変という事情もあるだろうが、政策形成のようなテーマでは、いくつかの自治体で切磋琢磨したほうがいいからである。私も、次から次へ、いろんなテーマを出してみて、受講生の「まだやりますか」つぶやきを受けた(演習よりも体験談のほうをもっとやってほしいという声あり)。
 合同研修というやり方は、職員のコミュニケーション能力向上にもいいのだろう。最近は、公務員試験が難しいので、職員は勉強ができるが、協力して目的を達成するという能力が不足しているといわれる。コミュニケーション能力を向上させるための研修というのはどうやるのか知らないが、知らない人が集まって、協力して、目標に向かって政策課題を解決するという研修は、コミュニケーション能力の向上にも役立つだろう。
 今回もあちこちで、いいチームができていたように思う。
 私の研修では、スマホの持ち込み、活用ありという、事務局想定外の研修になるが、これは法令検索システムを見てもらうためである。ただ、今回も、勢い余って、魚河岸シャツのRisaちゃんとSa・Ga・Jyo!6を見てもらうという暴走となってしまった。暴走講師という評価がついているのかもしれない。
 来年の依頼も受けたが、当番は鎌ケ谷市ということで、訳あって、引きうけることにした。
 
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