松下啓一 自治・政策・まちづくり

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○自治基本条例(流山市)

2008-05-24 | 3.プロジェクト
 たしかなことは、10年後、20年後の自治の姿は、非常に厳しいということである(税収は大きく減少し、高齢化で支出は大きく増加する)。このまま手をこまねいていると、今日レベルの暮らしは、到底維持できない。だから、今から、少しずつ自治の仕組みを変えていって、安心して暮らせるまちをつくっていこうというのが、自治基本条例づくりである。
 流山市の自治基本条例は、そのPI方式が特筆すべき特徴であるが、本日、終わった策定調整会議も、10年後、20年後の暮らしに直接つながる取り組みだと思う。
 大きく乖離する市民案と行政案を出発点に、双方が、互いの言い分を聞いて、主張し、妥協し、そして妥結点に至るという作業は、相手を批判するだけの活動(これは結局は相手への依存・甘えである)よりもずっと難易度は高いが、しかし、これができないと、結局、10年後、20年後には、私たちはみじめな生活を送ることになる。
 調整会議の議長として、多くの時間を使ったが、学ぶことも多かった。今後は、これを普遍化し、より使いやすい仕組みづくりに取り組んでいきたいと思う。
 今日は、久しぶりにジムに行き、温泉につかってきた。
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