★新たな参画の手法（防府市）

　研修では新たな参加の手法を考えた。
　参加の手法は、日進月歩である。１０年ほど前、輝きがあったワークショップは、もう一般的になった。私は、法務研修でもワークショップをやっている。
　これからはプラーヌンクスツェレだろう。それもドイツ方式のＰＺではなく、無作為抽出に力点を置いたものになるだろう。大いに使われることになるが、ＰＺは、使われ方によっては、危ういことにもなる。いわば御用市民的な使われ方であるが、この点についても、十分注意しながた、使っていこうと思う。
　研修では、新しい参加の手法を考えてもらった。いろいろな案が出たが、ヒントになったのは、
　①出前的な参加手法。出前講座というよりも、御用聞き的な参加手法である。
　②回覧板的な情報提供手法。繋がりなども加味すると、面白い手法になるだろう。
　いずれも、現時点では、発想のヒントレベルの話であるが、時間をかけて発展させると、面白いものになるような気がする。　
　今回の研修の対象者は、課長級の人たちであった。私も課長職が長かったので、親近感が持てる。気楽な研修となって、ついつい油断するとゼミ生の話になってしまう。まるで親ばかのようである。今回も焼津の魚河岸シャツのファッションショーの話をしただけでなく、あまつさえ、その写真まで見せるという所業に及ぶことになった。
　これを見た多くの課長さんは、この魚河岸シャツは、まちおこしのひとつであることを理解してくれたが、中には、怪しい発言をした課長さんもいたことを記録しておこう。
　いずれにしても、気楽な、かつ真剣な研修となったと思う。
　来年もと声がかかったので、行きがかり上、お邪魔することにしよう。今度は、もう少しゆっくりとした日程で行こう。