佐渡オープンカー・オーナーズ倶楽部

佐渡は全国でもオープンの一番似合うところです。素晴らしい景勝地とライブな話題を提供します。

ちなみにブックマークのバンドは

2007-01-06 16:58:18 | Weblog
佐渡の真野出身のバンドで、佐渡高校のOBですよ。

いま、がんばってるみたいで、私の路線ではないのだけど、アイドルのバンドに彼らの起用なんてことも視点にはいってる。

「CRAP THE LADYBUG」です。聞いてみてください。中を覗けばいろいろ楽しめますよ。

ユーキャン通信

2007-01-06 16:21:32 | Weblog
生涯学習のユーキャンを知っていますか?

資格を取得する通信講座のメッカです。行政書士、社会保険労務士、宅地建物取引主任者、中小企業診断士などなど。

比較的安い費用で講座を始められますから面白いとおもいます。

私も過去、整体、ソムリエと資格に挑戦したわけですけど、これは得ることろが多い。

また、簡単に勉強をはじめられますが、目標を設定してその試験日に合わせて調整するのも楽しいものです。

私は整体から始めました。これは通信教育では無理です。といって、通学も無理です。宿やをしておりますと、「マッサージを頼めないか?」とお願いすることが多いですが、来てくださる方は少ない。

だから諦めてもらうことは多いのですが。

そこで月に一度、上京して学ぶコースのある整体の学校に通うことにしました。確かに費用はかかりますが、これしか今の私の環境では無理ですから。

以前から整体は興味がありましから、貪欲に勉強できました。帰れば実験台に家族をやってあげるわけです。

私の持ってる資格の中で、最大に役立つのは整体でした。友人、知人、家族、先輩、お客様、お年を召した方、女性など。

肩こりのない方はいないくらいですから。寝違えなんかもそうでしょうね。首の疲れ、背中のはり。腰の痛み。

私も時間を忘れてやりますから、ついつい1時間は楽にやってあげます。

おかげさまで3年目を迎えました。皆さんもお遊びにきてくださいね。

今、次の資格を考えて教材を取り揃えたのがあるんですよ。

まだ、内緒ですけど。資格で次の仕事を考えるのも楽しいものです。でも実際には宿屋主人のほうが合ってるようですけど。




今夜は

2007-01-06 15:05:36 | Weblog
金井へくり出します。

私を林君を乗せて金井でまずは軽く食事。

それからたけちゃん、「花音」で合流の予定となります。

ゼンスケさんもいるでしょうから、今夜は金井が熱いぜ!!

8時前には「駅馬車」で食べています。

正志君~~~!!金井へ行くぜ!!!

そうだ、高知に行ってから石倉君とアイドル向けの曲を考えます。

私達で作詞、作曲なんで。

バラバラに考えるより、二人でリフまで考えて進めたほうが早いしね。

さっき仕込みで考えたの。

やっぱ、正志君のストレートなタイコ、橘君のカッテイング、鈴木君のランニングベース。これにリードを入れて、「ナナ」バージョンで行きたいんだけどな。

「スパンキー」がバックってかっこよくないかな???

もう頭に描いてるんだけど。

そんな訳で高知へはリズムボックスは持って行こうと思います。石倉君も仕込みよろしくね。

キムタク

2007-01-06 09:20:29 | Weblog
私が「六本木田舎0」でお世話になったころ、20代のはじめなんだけど、このキムタク似の先輩がいた。

当時の私達の常識を超えた髪の長さ。これだけでも眉唾ものだったけれど、仕事は優れものだった。

あの店では面接後、すぐに調理場に入るのはほとんど稀であった。最低1年はホールで注文とりを済ませた後に、調理場にはいるのが通常だったけれど、私はいかつい顔だったのだろう??すぐに調理場にまわされた。

いろんな勉強をさせていただいたけれど、その方の影響は40代を過ぎてから自分を変える意味での基軸である。

ピアノ、ワイン。その人は話題によく持ち出した。

「ワインですか??味なんかまったくわかりません」
「赤ワインを飲むようにしたほうがいいよ。熟成されたワインはいつか君の料理人生に必要だから」
「???熟成ですか?・・・そうですかね」
そんなことより、煮物を教えていただけませんか??

そんな調子でワインなど触るなど思ってもみなかった。何故?ワインの勉強を始めたのか?自分の中で問いかけても明確な答えは出てこない。少しくらいのうんちくうを並べられたらそれでいい。そんな入りだったかも知れない。

よく「いろんな趣味を持っていていいですね」と、話のなかでそう言われることが多い。でも気分転換の趣味は私の中に持ち合わせてはいない。それを継続するのに、実に苦労を伴うのである。

ピアノは洒落な部門の入りだ。少しくらいピアノが弾けたら?「もしもピアノが弾けたなら」の唄は実に的を得ている。

海外のバーラウンジでは、ピアノを弾き語りする場面に遭遇すると自分がタイコ叩きが意味をなさないものであると痛感する。ある日から、日増しに弾きたい願望が強くなっていた。

ピアノもワインも料理単体からすればそれほどの直接的な関連は薄い。何故彼はそんな遠まわしの選択を私に話すのか理解ができなかった。
「ピアノ弾けるんですね!!かっこいいいじゃないですか」
店の飲み会を終えて、私は彼に赤坂の行きつけのバーに誘っていただいた。小さな店で飾りのようにアップライトのピアノが置いてあるだけのものだった。

おもむろに、聞いたことはあるが名前の知らないくクラッシックを弾き始めた。

「浅野君、いつか俺達って自分の人生で何か足らないなって思う時がくるはずだよ。ピアノとワインって、和食の俺達からすれば無縁の世界。でもね、それを触るか触らないかによって、感性、生き方に違いが出てる。

「美術や文学、音楽、文化。こんなことを学んだ人って何が得られるんだって考えたら、飯の種になるわけでもない。俺達は家業のため、また飯にありつけるからこの世界に飛び込んだ。それはそれでもいい。でもさ、何のために生きてきたんだ?自分の中に何が出きるんだって考えたらただ、それだけで毎日を消化するのは安易だと思わないか?」

私には理解の域を超えていた。音楽や見る映画、興味をもつ視点が彼と似てたからこのような話を切り出したのかもしれない。

料理さえ教えてくれたらそれでいいとする、部下と違い、私は何か異質なものを持ってると評価してくれたのかも知れないが。

「これからは僕にもいえることだけど、自分に何を持ってるかが大切なんじゃないかな。料理だって、後数年すれば大半はできてしまう。それで同じことを繰り返す毎日なんてもったい」

「いつか新しい自分に出会いたいと思う時期がきたら、この二つを勉強することを勧めるよ」

おそらくそんな心配は無縁ですよ。私には関係のない話しだと聞き流していた。しかし、40代を過ぎて自分の中で才能?が枯欠するのを感じた時、私は言い知れない不安に陥った。

私の中で何の意味もなさないものに取り組むのは勇気のいるものだ。それは何でもよかった。ただ、私が驚いたのは必要でないと思っていた芸術、美術、文化がこれからの「大人」と言える年代に差し掛かった時に、どれだけ持ち込んでいるかが、その人の資質に大きく問われることに気づいたのである。

まだ、道半ばである。これがよかったとも、悪かったともまだわからない。ただ、キムタクを見る度、その先輩を思い出す。不思議に彼の目を見ると「今は何をしてるの?」って問われているように思う。

いつか、会えるときが来たら、今度は私がお勧めのワインと、完全に弾ける「マイメモリー」を彼の前で披露する。これが私の夢である。