虚業で多額のお金を稼げる一方で、真面目に働いても自分の住む家も買えない。本当におかしいことなのに、みんなそれに熱狂している。おかしいことだらけだった。
今の経済の状況もそうです。日本の企業の利益はリーマン・ショック前の水準には届いていない。それにもかかわらず株価はどんどん上がっている。ある週刊誌には「株価は6万円を超える」と書いてありました。
「なんであなた方は懲りないんですか」と。バブルは結局、崩壊した。それによって多くの人が運命を狂わされ、国民は非常に大きなツケを払わされた。「それにもかかわらず、またやるんですか」と聞きたいのです。
バブルの原因はー戦時期に作られた統制的な金融体制、私はそれを「1940年体制」と言っていますが、それが不要になってきたにもかかわらず、生き延びようとしたために起こった--と思っています。
日本の復興と高度成長に非常に大きな役割を果たした日本興業銀行、日本長期信用銀行などいわゆる興長銀などが80年代になって不要になった。お金は集まってくるが、投資先がない。特に企業の設備投資に回らない。
本来ならそこで40年体制が変わり、長期信用銀行はアメリカの投資銀行的なものに変わって直接金融の仕組みを担っていくべきだったのにできなかった。このため、手軽に利益を稼げる不動産投資にのめり込んだ。一方で、金利の自由化が中途半端な形で進んでいき、金融の緩和が行われた。
バブル自体はそれがなくてもできます。現在の経済状況がそうです。今は、日本の産業が世界に冠たるものだとは誰も思っていないでしょう。でも株価は上がっている。だから、もっと変な状態だと思いますね。
私は当時、ある政治家に「バブルが壊れたら大変です。不動産の価格が下がったら特に金融が大変なことになります」と言ったことがあります。自民党の政治家の中で最も賢明とされている人です
穏やかにつぶすべきだったのではという意見もあります。
どうやってやるんですか?人々の期待が崩壊するんだから、それをコントロールすることはできない。上がると思い、転売利益があると思うから高く買った。それが限界になったところでバブルの崩壊は非常に急激に起こります。
投機ゲームに参加していなかった人にまでバブル崩壊による影響は及びました。
金融緩和を行えばマネタリーベースが増えて、それでマネーストックが増えて金利が下がると、教科書に書いてありますが、マネーストックは増えていない。お金がジャブジャブ供給されているかというと、そうはなっていない。銀行が持っている国債を日銀が買って、代金は銀行が日銀に持っている当座預金に
今の円安は誰も負担していないのではなく、損失は将来、国民が負担することになる。かつてバブルの後始末の不良債権処理では大きな国民負担が発生したが、それと同じようなことが今起きている。
日本企業は強くなっていない。新しい技術を開発したわけでもないし、生産の効率性を上げたわけでもない。単に、円安によって円表示の輸出売り上げが増えただけのことです。
一番残念なのは、円高をよしとする政治勢力が存在しないということ。労働者の立場を代弁する政治勢力がない。円安というのは労働力、賃金を安くするという意味で労働者の敵ですから。
--バブルはまたはじけるとすれば時期はいつですか。それは分からない。金融市場で非常に不自然な状況を起こして進んでいる円安バブルは長期的に安定均衡ではいられない。ずっとはもたないことは明らか。ただし、それがいつ壊れるかは、分からないものなのです。引用終わり
次回の更新日、4月11日はぜひぜひ公式サイトをのぞいてみて下さい。盛りだくさんの発表があるようです! 「K」2期オフィシャルサイトが正式オープンする模様で、サブタイトルも発表になり、各種お知らせもある予定です! お楽しみになさっていて下さい! それではまた!(ピンク)
【ARIA5月号3/28発売!】花粉症の皆さん、一緒に頑張りましょう!ということで5月号掲載の「K-カウントダウン-」第4話からのチラ見せです。今回は《白銀の王》シロが語る、温かい思い出と未来への決意。少し切ないお話です。 pic.twitter.com/nCctsOgIrq
キャストのコメント見てるだけで、涙がにじむ。いい作品だった。すべてのキャラが立っていた...!
息子さんの成長が早すぎて、おかあさんがついていけてないwww